クイック

2017年11月09日 04時40分00秒 | 少年野球
我がチームは、キャッチボールの最後にクイックスローの練習を取り入れてます。
このクイックスロー、どのような時に使うのでしょうか。

①バックホームの時
②ゲッツーをとる時

主にはこの2種類でクイックを使います。私もこのクイックを行う際に選手に伝えていることがあります。
まず投球側の一つ目、必ず相手の右耳付近(相手が右投げの場合)に向かって投げる事。理由としては取ってすぐに投げるためです。二つ目、投げる側はクイックといっても、必ず相手に向かってまっすぐステップする事。送球の基本です。
次に捕球側の一つ目、グローブと投球側の手(右投げは右手)は近づけて捕球する事。捕球したグローブからすぐにボールを取り出すためです。二つ目、捕球する際は右足(右投げの場合)を前に出して捕る事。右足が前で捕ると2ステップで投げれます。ちなみに左足が前に撮ると3ステップになります。やってみてください。

以上を投球側·捕球側で行えば、最高のクイック(キャッチボール)になるでしょう。

しかし、なかなかそうはいきません。投球側がミス送球をして、左耳付近(相手が右投げ)に送球してしまった場合、どのように捕球側は対応すればよいでしょうか?そうです、捕球側が動けばいい話です。自分の右耳付近で取れるとこまで動けばいい話です。そのためには、常に捕球側は足を動かし、どんなボールにも対応できる準備をしておきましょう。それができれば、最短で投げることができます。

このクイックは、あまり試合中使うことはないですが、以上のことをできるか、できないかで、今後の守備位置がかなり変わってきます。内野手を目指すのであれば、絶対にマスターしたい技です。

是非、お試しください。