バットの握り方

2019年06月22日 06時16分00秒 | 少年野球

今回は、意外と思っていたより難しいバットの握り方です。
これ、ほとんど選手が意外とできていません。
恐らく、意識しないで中学→高校と治っていくもんなのでしょうか?
今回、このバットの握り方について話させて頂きます。
 
まずは引き手(右打者なら左手)から握ります。バットのグリップ下からです。
バットを握る位置は小指・薬指・中指で包み込むように握り手のひらで握る感覚ではなく、指の根本から握るように意識してください。
人差し指と親指は、ほとんど力を入れていなくてもOKです。
だからといって、人差し指を立てて構える選手もいますが、あれはいざという時(例えばデッドボールや顔付近にボールが来た際)に咄嗟に動きにくいからです。
軽く握る程度で大丈夫だと思います。
 
次は押し手(右打者なら右手)ですが、バットの握り方としての押し手の握りは引き手より手のひらでしっかり握るようにします。
先程の引手まではいきませんが、若干 指の付け根の辺りです。
 
実際にバットを握ってみて、バットとボールが当たるぐらいの位置までスイングし、その位置で誰かにバットの芯あたりを押さえてもらい一番力の入る場所(押し込める場所)を探してください。
握り方などでバットにボール当たってからの押し込む力が変わってきますので、握り方によっては飛距離にかなりの差がつきます。
しっかりと自分に合った握り方を確認してください。
 
バットの握り方(握る位置)ですが、基本的にはグリップエンドに当たっている方が良いです。
特に学童野球の選手は握力が弱いうちはグリップエンドに小指を当てて
外に逃げる力をできるだけ少なくするほうがスイングスピードがアップします。
バットを購入するときには、一番長く持って振れる長さと重さのバットを選ぶようにした方が良いかと思います。
 
あと、バッティンググローブを付けるどうかで、迷われている人もいるのではないでしょうか?
バットの感覚が肌感でわかるまでは、練習では使用しない方が良いです。
決してマメができるからバッティンググローブを付けるなどとは考えないで下さい。
試合ではどちらでもかまわないので、打ちやすい方を選べば良いです。
手袋を付けた方が握力が上がるのであれば、試合では積極的に使用するべきです。
 
また、体が小さい間はバットが重たく感じます。
その為、バットを短く持つ方が良いのですが、あまり短く持ちすぎるとグリップエンドが手首にあたってしまいます。
だから一番短く持っても、グリップエンドから指1本から2本分くらいを空けて持つといいと思います。
体が大きくなり、力が付いてきたら間を空ける必要もなくなりますが、初めはこのように間を空けて持つ方がいいと思います。




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