強いチームと弱いチーム

2019年06月30日 06時42分00秒 | 少年野球

強いチームと弱いチームの違いとはなんでしょう?
今回は”強いチームと弱いチーム”について書いてみたいと思います。
 
強い弱いというか…学童野球の勝敗に技術的な上手・下手は、大きな要素ではないような気がします。(勿論そこも重要)
少年野球で大事なのは…気持ちです。
 
弱小チームのコーチが言っていることなんで、ほとんど説得力がないですが…。
 
私が審判で色々なチームを見てきましたが、強いチーム=技術的に優れている事もありますが、全チームがそうではありません。
体格的に劣っていたり、ピッチャーの球速があまり速く無かったりしているが、試合では主導権を握っている。なぜ?
 
そのようなチームは
キャッチボールでも雰囲気がピリッとしてる(メリハリがある)
スタメンだけでなく控えの選手も声が出ている
・しかも、その声の出し方やタイミングが絶妙
・常に笑顔が出ている
・監督やスタッフと選手がフレンドリー

など
 
こんな感じのチームは試合前から笑顔。更に試合ができる事を喜んで、試合が始まる事にワクワクしている感じがある。(緊張もしていないのでは?)
まだ試合も始まってないのにゲーム主導権掴みつつあります。どれも技術的な事じゃありません。
試合に向けてテンションを上げていくことができているチームはやっぱり強いです。
 
しかし、試合が始まって、常にいい流れだけではありません。
ピッチャーが四球を出したり、エラーもしたりします。
負けムードが強いチームは、この負の連鎖を止められないんですよね。
さっきまで調子よくゲームを進めていたのに、たった一つのエラーからダダーッと点取られてそのまま終了。
ヤバいと解っているから父母たちも励ましたり、応援したりするんですが、流れはなかなか変わりません。
なぜならば選手達で乗り越えなければならない局面だからです。
選手同士で声を掛けて流れを変えられない時は、やっぱり負けてしまいます。

また、監督やコーチが口を出しすぎてしまい、これが逆に選手のプレッシャーとなり、負の連鎖につながります。
これに関しては完全にスタッフのせいですね、改めなければならないと思います。
主役は選手達ですから、落ち着かせることが先決です。(ベンチの自分自身が一番イライラしてるかも?!)
失敗したら励ます、良いプレイしたら全力で褒める、このような事を子供もスタッフもやって盛り上げていかないと、なかなか勝ちムードにはなりません。
 
では、この強いチームはどうでしょうか?
 
1.雰囲気作りが上手い
やっぱり一番簡単で手っ取り早いのは、声を出して盛り上げることでしょう。
大きな声を出してイキイキと野球をやっていると、「なんかコイツら上手そうだな」と思うから不思議です。
なんか奇声に近い感じの声出しで気合入りまくってる子もいますが、やっぱり圧倒されてしまいますからね。
 
2.ベンチのスタッフの接し方が上手い
大人たちの接し方については色んな意見があるかとは思いますが、個人的には怒ると褒めるのバランスがいいチームは強い気がします。
・さっき怒鳴ってたと思ったら、良いプレイに対しては精一杯褒めている。
・失敗して落ち込んでいる子供に、ベンチ裏でこっそり励ましてモチベーションを上げている。
・流れに乗ってきたら選手だけでなく、監督・コーチ、保護者、全員で盛り上げて応援する。
こんなチームはやっぱり強いです。

あと最近は”絶対に怒ってはいけない”という風潮もありますが、ミスしても何しても大人たちが笑って

「いいよいいよー楽しんでー!笑顔忘れずにー!」

というチームは実際には勝ててないです。やっぱりバランスが大事だと思います。
 
我がチームも、技術的な事はさておき(諦めた訳ではありません!)、まずは大きな声を出せるような雰囲気になって欲しいです。



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