皆さん、プロでも学童野球でも左投げの捕手を見た事ありますか?
私は学童親球を約20年程度見てきましたが、”0”ではありません。数名見た事があります。
じゃあ、なぜ左投げの捕手はいないのでしょうか?
・絶対数が少ないので、捕手の数も少ない?!
・左投げ用のキャッチャーミットが世間一般に販売していないから少ない?!
色々あるようですが、私なりの「左投げ」が捕手に適していない理由をあげます、。
『左投げのキャッチャーは右投げと比較してにハンデが多い』
主に送球面と、本塁上のプレーのし辛さから左投げの捕手は不利です。
アマチュアレベル(学童野球)ではそこまでハンデが表面化することはないでしょうが、レベルの上がった試合になると微差が大差になります。
●本塁から二塁への送球がしにくい
右打打者時に二塁へ送球しにくいです。ただし、現在は左打者も増えているので必ずしも不利と断定では出来ません。
●本塁から三塁への送球がしにくい
本塁から三塁への送球時に一度、身体を反転させる必要があるためロスが生じます。この一瞬の遅れがプロ野球の世界では致命傷になります。
●本塁上のでクロスプレー時に利き手を痛めやすい
左方向からランナーが本塁へ突入してくるため、交錯して利き腕を痛める危険性が高いです。
●本塁のスライディングに対して、全て追いタッチになる
本塁上でのランナーとのクロスプレー時、タッチするのミットをはめた右手になるため追いタッチとなってしまいます。
一点を守り切らなくてはならないような状況では、致命傷になる可能性が非常に高いです。
●捕手をやれる才能がある左利きは投手をまかされる
上記で示した欠点を全てカバーできるのほどの身体能力がある選手ならば、ますます投手をまかされるでしょう。
野球では左投げの投手は絶対数が少なく、非常に貴重な存在です。
仮に左投げの不利をカバーできるほどの身体能力があるならば、投手起用すれば際立ったパフォーマンスを発揮することが想像されますね。
また仮に投手の道が断念されてしまったとしても一塁手、外野手への転向が優先されますので。
ここまで左投げの捕手の不利な点を解説しましたが、実は左利きの捕手がNPBに存在することをご存知でしょうか?
読売ジャイアンツの炭谷銀仁朗選手は「右投げ右打ちで」すが、じつは左利です。
Wikiの人物欄にも「右投げ右打ちであるが、筆記は左手で行っている。」と記載されてきます。意外ですね。
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