久しぶりの投稿となります。
横浜市鶴見区の春季大会が、2024年3月24日に寛政中学校にて開幕します。
その開催前に、審判部にて今年度から変更のあるルールの共有を行わせて頂きました。
ジュニア(低学年の1年生~4年生)とレギュラ(6年生以下)でそれぞれ説明します。
①ジュニア
ジュニア予選会のみ、打者一巡で攻撃終了は昨年同様で変更はありません。
異なった点は、打者一巡で最後の打者時の塁上ランナーの得点を認める事です。
例えば、最後の打者(9人目)時にランナー 3塁2塁の際、最後の打者が内野ゴロで1塁アウトになった際には、
塁上の2人=2点が認められます。仮に1塁がセーフの際には3点が認められるという事です。
要は、攻撃側が不利にならないような対応策です。これはあまり難しくないと思われます。
②レギュラ その1
バットの使用制限を行います。
以前からも議題となっている「複合バット」いわゆるコンポジットバット使用禁止です。
鶴見リーグでは2023年大会から「大人用の複合バット」は使用禁止としてまいた。(大人用でも複合バット以外ならOK)
理由としては、複合バット(ビヨンド、ブラックキャノンなど)での打球は非常に早く、投手に対して危険な打球となるからです。
近年の道具進歩の技術はすさまじく、数年前まで神之木球場の認定ホームランなんて1年通じて1~3試合程度でしたが、ここ最近は
1ヶ月で2本くらい出てもおかしくないペースです。勿論、選手の体力も向上しているかとは思いますが、バットの技術介入があった事も否定できません。
ですので、少年野球用であっても「コンポジットバット」の仕様は不可です。
バット本体に「COMPOSITE」と記載しているようですので、指導者の方は今一度ご確認下さい。
②レギュラ その2
指名打者(いわゆるDH制)制度の導入です。但し、結構補足があるので、簡潔に記載します。
A.チームは投手のみ指名打者を設定することができる
B.DH打者は必ず1打席は完了しなくてはいけない
C.試合途中でDH制を採用することは不可(途中のイニングでDHはダメ 使うなら試合開始から)
D.指名打者の代打(代走)はOK ただしその者が守備につく際には、DHは解除となる
E.二刀流は不可(いわゆる大谷ルール ピッチャーも大谷 DHも大谷はダメ)
要は、 指名打者(DH)の役割が無くなる場合を頭に入れておけば、混乱しないと思われます。
・投手が他の守備位置についた場合
・代打者または代走者が試合に出場し、そのまま投手となった場合
・投手が指名打者の代打者または代走者になった場合
・指名打者が守備位置についた場合
・他の守備位置についていた選手が投手になった場合
今年度から大きく変わる点は以上です。
DH制はかなり審判泣かせで、最初はベンチも審判(事務局側)も混乱する場面も出てきそうです。
しかし、ルールはルールですのでしっかり判断してジャッジしていきたいです。
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