野球の厳しさ

2024年07月07日 06時37分52秒 | 少年野球

野球始めたころ、低学年の時は野球を楽しそうにやっていたのに、

高学年になると、なんかあの頃に比べて、笑顔が減ったような…

そんな気がすることが、たまーにあるかと思います。今回、そこに焦点を合わせてみます。

 

ある、保護者の方は

入部したての頃は、本当に野球が楽しくて仕方ない感じが見られました。

ワクワクしているのが、こっちも伝わってくるくらい、目が輝いていました。

でも、だんだん年数が経過する度に、笑顔の回数が減っていく気がするのですが…気のせいでしょうか?

 

野球が好きで、いろいろ教えて上手くなっていき、結果がどんどん出る頃は自分自身でも楽しいと思います。

また、低学年で丁寧に教えてもらっていることも、そういった理由だと思われます。

更に、まだ競争原理がはたらかないので、自分自身のペースで何のプレッシャーもない状態です。

チーム事情にもよりますが、低学年は野球を楽しむ、高学年は勝敗を楽しむ野球にシフトチェンジする事もあると思っています。

勝負事の常で、勝敗は今後のモチベーションに大きく影響されます。

勿論、結果が伴えば、何の問題もなく行えますが。

しかし、うまくいかないと…

監督やコーチから「さっき教えた動きを忘れたか?」「だから違うだろ!」「みなできているぞ。お前だけだぞ!」

だんだん、プレッシャーになり、ほかの人と比較してチャンスの機会が少なくなります。

その唯一のチャンスも残念な結果になり、どうしようもなくなります。

そういった状況が、好きな野球なのに、少しずつ嫌いになり、週末が憂鬱になります。

これの根本的な解決策はあるのでしょうか?

以下は私なりの意見です。参考までに読み流して頂ければ幸いです。

 

仰るように、低学年と高学年の野球の質は大きく変わります。

投げる→投球(送球) 打つ→打撃 走る→走塁 守る→守備 といった風に1プレイがレベルアップしてしていきます。

また、低学年は楽しい野球=『楽』を保護者の方が勘違いしていることも事実です。

高学年でも楽しい野球は間違いではない、しかしそれに勝敗というキーワードが複雑に絡んでくるのです。

・チーム内ライバルの存在

・結果が出ないもどかしさ

・同学年との接し方

それは学年が上になればなるほど変わってくるわけです。

そして大切なことは…

保護者の方も、その考えについて行かなければならないはずです。

悩んで知る、笑顔がない、叱られる場面が多いという事実だけで、あたふたしていませんか?

結果から言わせて頂くと、低学年の時と高学年の時の野球の楽しさは違います。

更に、今後野球人生を歩んでいく中で、中学野球→高校野球とさらに段違いで異なります。

選手は、その大きな壁を上手く乗り越えないといけません。

しかし、その大きな壁を前にして頓挫する選手いれば、はなからあきらめて挑戦しない選手もいます。

それは人それぞれなので、全然大丈夫だと私は思っています。

でも、ある選手は必死にその壁を越えようと挑戦しています。

指導者も、その壁を乗り越えるために最大限のサポートはさせていただきます。

(いろいろな道具を駆使したり、手法を提案したり)

保護者の方はどうでしょうか。心の綱でしっかりと選手を繋ぎ留めて、あたたかく見守ってあげてください。

けっして、その心の綱は放してはいけません。

 

楽しい野球楽な野球をはき違えていては、根本的な解決になりません。

その先にもっと大きな壁として立ちはだかります。

低学年と高学年の野球の楽しさの違いを親も理解して、楽しい野球人生を親も子供も楽しんでくださいね。



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