教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

リアルワールドがリアルさを失うとき

2008-12-20 20:49:50 | オタネタ全般
たいしてオタでもない人でも、映画を見てそれに熱中してしまい、エンディングのスタッフロールや映画館のライト点灯でふと我にかえるというような経験をしたことはあるだろう。
じつは我にかえる(というかリアルワールド(現実)に帰るというか)のではなく、心が半分くらい向こうに行きっぱなしになる方法がある。

まず用意するものは大量の小説かマンガかアニメ。これは雑多に集めるのではなく、必ず同系統のものばかり集める。そしてサスペンスドラマや推理小説みたいな現実世界に近い舞台のものは除く。あと、わたしの場合はゲームではなかなかうまくいかなかったから、たぶんゲームではないほうがよい。
おすすめのものをあげるなら、小説ならクトゥルー神話ばかり集めるとか、アニメなら蒼穹のファフナーと宇宙のステルヴィアと機動戦艦ナデシコとか。

そして家族や友達にも会わずバイトや会社にもいかなくていい自由にできる時間を1週間くらい用意する。まあ大学生くらいしかできないかもしれん。

覚悟をきめたあと、起きている時間の2/3をつぎこんで家にこもって用意した小説なりマンガなりアニメなりを消費しつづける。
もちろん慣れてないと1日10時間コースになるのでかなりつらく、初日の5時間目くらいでねをあげてしまうと思う。
ある意味でオタとしての体力が必要だ(笑)。

これを幾日もくり返そう。

そうすると、あらフシギ、4~5日目くらいからだんだんリアルワールドに現実感がなくなってくるのだ。

そうなったらしめたものだ。
リアルワールドに現実感がないから、まるで自分だけ現実を超越した視点にいるように感じ、そしてリアルワールドでの悲喜こもごもが急にしょうもないことのように思えてくる。

ぜひ一度おためしあれ。
なお、普段の生活にもどしたら急激にもとの精神状態にもどるので帰路の心配は不要(笑)。

ギャルゲーシューティング考

2008-12-20 01:31:35 | シューティング
わたしはギャルゲーも好きだがシューティングも大好きだ。
ゲーセンに行っても、ひところの格ゲーやら音ゲーやらネトゲは完全スルーを決め込み、ひたすらシューティングにしかコインを入れないほど好きだ。
しかし、シューティングが少ないのはしかたないにしても、ギャルゲーシューティングにいたってはほとんど無いのはなぜだ・・・

ギャルゲーシューティングの始祖はなんなのかまでは知らないが、わたしがギャルゲーではじめて萌え、そして燃えたのはコナミのXEXEX、そしてイレーネ姫だった。
発売前にゲーメストやベーマガで特集が組まれるほど前人気が高く、当時にしてはイレーネ姫の挿入アニメーションや機体のCGがやたら凝っており、もちろんシューティングとしても熱中するに値するおもしろさ。

たった一人で世界を相手に戦うというシューティング世界共通のストイックさに、イレーネ姫のストイックさが妙にマッチしていて、グラフィックもいい感じにそれに同調していて、当時まだ若かったわたしの魂を鷲掴みにされてしまった。
17年がすぎたいま、XEXEXは商業的にはけっして成功したとは言い難いにもかかわらず、わたしのなかではギャルゲーシューティングでこれを超えるものは出ていない。

おそらく、アニメやビジュアルノベルにくらべてキャラを出す時間が全然少ないし、格ゲーのようにキャラそのものが常にでるわけでもないし、きっとシューティングはキャラに魅力を持たせるのはかなり難しいにちがいない。
そういう事情で、結論は"ある程度しかたがない"ということになりそうだ(笑)。

ケイブの怒首領蜂シリーズや虫姫さまシリーズもシューティングとしては大好きでしょっちゅうプレイしているんだけど、もうちょいキャラをたててほしいなあ・・・。
怒首領蜂大往生のエレメントドールとか、鋳薔薇のローズガーデンとかけっこう好きなんだけどなあ・・・。
オトメディウスはイマイチだしなあ・・・。