教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

魔法少女アイ参をムリヤリほめてみる

2008-12-28 00:04:19 | オタネタ全般
まずは↓ここを見て魔法少女アイ参について知ってもらいたい。はなしはそれからだ。
http://blog.livedoor.jp/geek/archives/50781152.html



すでにエロゲ界で話題を独り占めしている魔法少女アイ参について、ここでムリヤリほめてみようと思う。

魔法少女アイは2001年の魔法少女アイ(アイ1)、2002年の魔法少女アイ弐とともにコアな人気を誇るシリーズ作品だった。
だれしもその後すぐに魔法少女アイ参がでると思われた。オフィシャルにも告知が行われた。しかしそうはならなかった。

かつて自分が死ぬほど遊んだゲームの製作元が倒産し、二度と続編が作られなくなったことを悟り絶望を味わった経験はあるだろうか。アイ参はほとんどそれに近いような事が起きていたのだ。

われわれは待った。アイ弐から6年待った。我が春を謳歌する少年からすれば青春の半生ともいえる6年待った。アイ参は会社を変え、6年の沈黙をやぶり、不死鳥のようによみがえったのだった。

アイ参にはCGが14枚のみ用意されている。2000~3000円のエロゲでさえ100枚単位ものCGを用意するのに対し、定価9240円のアイ参は1枚あたり660円と、CGの1枚あたりの存在価値は極めて高い。凡百のエロゲとは一線をひく、少数精鋭の孤高の存在だ。ボール100機よりもガンダム1機に価値を見出すそれと同じ設計思想といわざるを得ない。

アイ参の最大の特徴はエロシーンのエロ絵が1枚もないことだ。
わたしはそれを知って偉大なる先人ブルースリーの言葉を思い出した。
「考えるな! 感じるんだ!」
と。

とりあえずエロ絵を用意し、とりあえずエロければ許される、そんな堕落したエロゲ業界に対する強烈なアンチテーゼである。
絵がエロければ許されるのか、いやそれは違う。しかしどうすれば・・・。その答えは人類は持っていない。しかし、その疑問に気づき、われわれ全員にはじめて提言したのはアイ参を置いてほかにはない。後世、アイ参は生まれるのが早すぎた未完の問題作として悠久の時を語り継がれるのはまちがいない。

アイ参はパッケージによるとハードディスクに1.5Gを要求するのに対し、実際にいれてみると500Mしか使わない。これは何を意味するだろうか。
アイ参の発売と同時にユーザーからすさまじい反響があった。アイ参ほどの問題作となれば当然だ。
そして発売元からは直ちにユーザーのさらなる希望へと昇華させる発表がなされた。
アペンドディスクの発表だった。

わたしはかつて同じ興奮をあじわった事を思い出した。
最古参のパソゲーユーザーなら知っていよう、ソーサリアンだ。ソーサリアンは本体ソフトを購入した後、わずかな出費をともなうだけで戦国ソーサリアンやピラミッドソーサリアンなど追加シナリオを遊ぶことができた。わたしはアイ参の1Gにおよぶと推測されるアペンドディスクに伝説の名作ソーサリアンを見たのである。しかもアイ参のアペンドディスクは無料だ!
あらかじめアペンドディスクを入れる分だけハードディスクを空けておく旨の親切な注意書きに胸を熱くするのはわたしだけではないだろう。

すでにアイ参は秋葉原の店頭でも話題となっている。
アイ参のあまりにも前衛的すぎるその解釈ゆえ、秋葉原でも買いとりに値段がつかないという現象まで発生した。アイ参は単なるゲームという枠組みを超え、値段をつけるという人間のあさましい行為を超越した存在となったのだ。

ゲームを好む人口は昔にくらべ遥かに増えた。しかし、自分の鑑定眼を信じ、あえて誰も知らない名作を発掘するという冒険心あふれる行為をするものはめっきり減った。
かつていにしえのファミコン時代、わたしたちは子供には高額すぎる大金をはらってファミコンカセットを買い、時には昼夜を問わず熱中して名作を遊び、ときにはくそゲーだと気づいてこの世の終わりが来たかと思うほど絶望し、しかし絶望に屈せずくそゲーをやりこんだ。ときがたち大人になり、仲間とともに「むかし○○ってくそゲーがあってよ、まあ俺クリアしたけどさ、・・・」と話しながら良き思い出に昇華するのである。

わたしはこう言いたい。
だれでも知っている評判のよいエロゲだけを買い、アイ参を買わない男はチキンだ!
男なら、そしてゲームを愛するならアイ参を買うべきだ!

わたしはプロデューサーを降りアシスタントとなってからもアイ参への協力を惜しまない魚住芳樹氏の動向に注目している。アペンドディスクの公開日である2009年2月28日が幸福な日となることを願う。

さいごにパッケージ裏の名言を引用して締めるとしよう。
「ごらんの有様だよ!!!」



【blog読者のみなさまへお詫び】

「アイ参を買わない男はチキンだ」と申しましたが、わたしも買う気になれないチキン野郎ですのでお許しを(笑)。