キプロスの銀行はどんだけヤバいのか

昨今ギリシャにひきつづきお茶の間の話題を絶賛独占中のキプロス。
そのキプロスの銀行では、大口の預金者の預金は６０％くらいお上に巻き上げられるだとかどうだとかいっている。

こいつはヤバい！
・・・とは、預金封鎖の話を聞けば誰だってわかる。

では！
そのキプロスの銀行はどんだけヤバいのか！？

それを見てみようではないか。



ライキ銀行ＨＰ
http://www.laiki.com/EN/Pages/Home.aspx

サンプルとして用意したのはこのライキ銀行の決算書。
いろいろ見方はあるんだが、とりあえずそこの”Total equity”と書いてあるところを見てみる。

2010年末。
純資産総額4700億円。

ほう。
いい銀行じゃねぇか。

2011年末。
純資産総額770億円。

おい。
その次の年は越せるのかこれ…？

2012年末。
資料存在せず。

おいおいおいおい。



この銀行には預けられんわ。
預金封鎖がおきそうだとウワサされるかどうかにかかわらずさっさと逃げ出すべきだというレベルでヤバい。

何かが倒産するときには、注意して見ていれば誰でもわかるレベルの予兆はあるんだな。