いやはや、忙しさにかまけてすっかり更新遅くなってしまったのだが、5/5の祭日は久方ぶりに中森親方の「がれおんⅢ」に便乗させていただき、南房総は布良沖へ「掛かれば万歳の」ビッグな青物を求めて遠征して来ましたよ。
33フィートのボート・・・最高です
この日の狙いは、東京湾の遠征ジギング船が血眼になって追い求めるブリ級の青物。
どうやらここ最近群れが固まってきた様で、その情報を聞いた中森親方、いても立ってもいられなくなり木更津から片道1時間45分かけて、大物一発狙いの遠征勝負に出たのでありました。
さてはさて、その一発大物狙いの戦果やいかに?
遠いぞ、布良沖はよ。
今回のターゲットは青物なのですが、その獲り方は・・・引き釣りですつまり弓角を沈めボートでゆっくり「ひっぱる」と魚が喰いつくと言うわけですな。
釣りをすると言うよりも、これは漁の範疇に入るであろうよ。
親方はね、この「引き釣り」が大好きでありまして・・・そう今回私は、その漁の助手Aとして「がれおんⅢ」に乗り組んだのでありますよ。
しかしこの遠く何処までも広がる碧い海・・・良いですな~。普段は東京湾で「航路逆走していないかしら?」などと、海上保〇〇や千葉県〇の目を気にしながら、せせこましい釣りをしているこの空気頭からしてみれば、全くもって気分爽快な「海」でありますね。
助手であろうが魚が釣れなかろうが、この大洋に浮かんでいられるだけでも良い・・・良いったら良いほんと、俺の小さな碧丸では、まずもってここまで来れまいよ。
しばらく、そう1時間半ほどか?後半はこの私の操船で「引き釣り」やったのですが、どうやらこの日は青物の気配無し。
魚探にベイトの反応はあるのですが、みな底付近で固まっていて、引き釣りで狙うのはちとキツイ。いくらラインに重りを足したグミ引きでも、せいぜい上から20mぐらいまでしか引っぱれないからね。
ここに至り親方は「引っぱり」をあきらめ、通常の「釣り」スタイルにて青物狙うことを宣言。
うははは、ようやっと私の出番でありますな、ぶふっ!一度外海で、すなわち太平洋側でタイラバやってみたかったのだよ。
どうだどうだ
写真左は対大型青物用の「ソルティガ・ラバージグ」タックル。そして右は通常のタイラバ仕様でこの布良沖を攻めようと。
通常ではメタルジグにて狙うのであろうが、最近体力がめっきり落ちたこの私には、あのジギングと言うやつがどうにもキツくてね・・・。
それでは布良沖タイラバ、いざ勝負!
タングステンcandyにて。
がれおんⅢ、二流し目にて魚のアタリ、そしてヒット。
いったいどんな魚が掛ったかと、しかしこの叩き方はマダイなのだが?と、いぶかしみながら巻き上げてみれば。
うははは、真鯛でしたよ。いるのですね~こんな潮がぶつかって、三角波立つような布良瀬でも。
しかしここ布良沖で魚の顔見られたのはコイツが最初で最後・・・。潮が早いのと底が根と言うか、そこら中岩礁地帯の様で、ラバージグのロスト甚だしく、全くもって釣りになりませなんだ。
手に入れたばかりのタングステン「candy drop」も、このマダイを掛けた後、嗚呼・・・無念のロスト。うぎゃー、お気に入りだったのに。
nonky遊動魔弾も、なんとなんと6個も根掛りしてしまい、合計7個のラバージグを失ってしまうと言う体たらく。
一回の釣行でこれほどロストしたことは、この日この時まで経験した事無し。しかもPEラインとリーダーの結束部分から切れてしまって、また最初からラインシステム組み直すので、時間はかかるは船酔いはするは。俺・・・船長なのに船酔いだぞ
こんな滅多に来ること出来ない、貴重な遠征便なのに、今回は良いトコ無しの空気頭だったのでありました。
・・・・青です。
帰りがけ勝山沖で「ナブラ」立ったので、ちょいとラバージグ落としてみればこれが「マサバ」の群れ。
親方と「いいんだ・・・コイツだって青物だ」と、ココロザシ低いこと言いつつ、二人して貧果の無聊を晴らしたのでありました・・・お粗末。
本日の教訓 布良瀬でタイラバは止めたがよろしい・・・ぶふっ!
本当はハタ科の魚が喰いつかないかと粘ったのだが、そう旨くはいきませんでした。親方、今回は狙い外れて青物かかりませんでしたが、次回の遠征便釣果・・・いや漁獲高?期待しておりますまた声掛けてもらえれば、こんな嬉しいコトありません。
またよろしく連れて行ってくださいね、ありがとうございました。
さてさて今週末は潮良く、私もボート出したいところなのですが、オフィシャルな釣り大会に出なければならないので、ちと気が重いです。
釣果報告はまた後ほど・・・それでは、さらばさらば!