ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

ベコの福島紀行4 大内宿でタイムトリップだべこ!

2017年10月22日 | ベコの福島紀行2017

裏磐梯滞在3日目を迎えました。

さすがに今日こそは晴れてほしいところです。

まずは朝ご飯をいただきましょう。

ベコ 「今朝はおかゆだべこ」

さらさらとおかゆを食べて外に出てみると…、

ベコ 「今日もぶ厚い雲だべこ~」

うーん、一向に晴れる気配がしません。

今日も雄国沼湿原のトレッキングは断念です!

やむを得ませんが、ちょっと足を伸ばして南会津を訪れることにしました。

まずやってきたのは裏磐梯から車でおよそ1時間半の大内宿

ベコ 「タイムトリップだべこ!」

かつて宿場町として栄えた町並みが残る観光スポットです。

若干、雲も切れてきたようです。

まるで時代劇のセットの中にいるようです。

そして、なんと!

ぽっかり雲が切れて晴れ間が広がってきました!

おー、大内宿にお日様登場です!

いやー、福島紀行3日目にしてようやく晴れてきました。

やっぱ、夏休みはこうでなくてはなりませんね!

けど、日が差すとやはり蒸し暑くなります。

ちなみに、立ち並ぶ茅葺き屋根の家屋はお土産屋さんか食事処ばかり。

 

店先を覗くと、いろいろな品が並んでいます。

完全に観光地です。

それでも、山深い村に堂々たる町並みは感動ものです。

あ、のっぽのヒマワリです。

ところで、

食事処とお土産屋さんばかりの大内宿のなかで、一軒だけ資料展示館がありました。

ベコ 「展示館発見だべこ」

ちょっと中に入ってみましょう。

なかは江戸時代そのもの。

ベコ 「ほー、昔のままだべこ」

いろりを囲む居間もあります。

ベコ 「一家団らんだべこ」

なかなか興味深い展示館ですね。

さて、さらにぶらぶら歩いていくと、一番奥まった場所に到着。

ここから、小高い山に登ると大内宿の全体を見渡すことができるのです。

おーっ、なるほどいい眺めです。

こうして見ると、おもちゃのジオラマのようです。

人々はまるで人形ですね。

いやー、なかなか楽しい場所でした。

それでは、次のスポットへ進みましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

大内宿

会津から日光・今市まで続く下野街道にある宿場町です。江戸時代は参勤交代でも使われたそうです。本当に山深い一帯で、よくこのような場所を歩いたものだと今更ながら驚きます。

ちなみに、通常大内宿へは国道118号から湯野上温泉付近で329号に入ると思います。しかし、当日は混雑が予想されたため、131号を走って裏手から大内宿に到着することにしました。

このルートはほとんど車も走っておらずスイスイ進んで渋滞知らず。ところどころ山道のカーブがありますが、予定通り大内宿に到着です。また、131号経由だと、裏側の駐車場に車を停められるのでこちらも混雑知らずで駐車待ちもありません。

目的の大内宿に着くと、まるで時代劇のセットのような光景が広がっていました。これだけの規模で昔の村を再現しているところはそう多くないため、けっこう感動します。

端から端まで歩くとおおよそ10〜15分程度ですが、その間にたくさんの家屋が立ち並んでおり往時の面影を楽しめます。建物のほとんどはお土産屋さんかお食事処で、完全に観光地化されているのはちょっと残念かも。

そうした中に一軒だけ町並み展示館があり、往時の生活の様子を垣間見れたのはラッキーでした。

なお、大内宿のもっとも奥まったところは小高い山があり、そこに登ると大内宿の全景が眺めることができ感動します。



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ベコの福島紀行3 御薬園で薬草を煎じるべこ!

2017年10月15日 | ベコの福島紀行2017

会津若松を訪問中のベコ。

続いてやってきたのは鶴ヶ城からほど近い御薬園

ベコ 「ここも7年ぶりの再訪だべこ」

回遊式の大名庭園ですが、様々な薬草も育てているのです。

会津藩の藩主や家老たちが、民衆を疫病から救うために設置したのだとか。

今でも薬草が栽培されています。

ベコ 「これは蓮の花だべこ」

蓮の花は薬草ではなさそうです。

こちらはバラでしょうか。

バラも薬草とは異なりますね。

一方、これは黄色い線香花火のようです。

何かの薬草かもしれませんが、きれいですね。

そしてこちらは南国ぽい花びらです。

こちらはユリの一種でしょうか。

結局、どれが薬草かよく分かりませんでしたね。

さて、薬草園側から庭園側に出てみると、そこは立派な庭園でした。

ベコ 「大名庭園だべこ!」

池の周りに遊歩道が作られており、のんびり歩きながら味わい深い庭園を楽しめます。

これは池の上に立つ楽寿亭。

なんと戊辰戦争の時の刀の傷痕もあるそうです。

ひゃー、生々しい傷跡ですね。

ちなみに、庭園の母屋である御茶屋御殿は改修中でちょっと残念。

それでも、青々とした木々が鮮やかな庭園でした。

それにしても、ほんとに蒸し暑い会津若松です。

汗が滝のように流れてきます。

夕方ホテルに戻ったベコは、ひと風呂浴びて汗を流した後、夕食バイキング。

ベコ 「喜多方ラーメンだべこ!」

今日は暑さにやられてちょっと食欲の出ないベコ。

けど、ライブキッチンで作ってもらった喜多方ラーメンでお腹いっぱいです。

今日はゆっくり休んだ方がよさそうですね。

つづく

 

<ベコたびinformation>

御薬園

回遊式の大名庭園で、歴代の会津藩主が眺めた美しい庭園の風景を味わえます。HPには鶴ヶ城から徒歩15分とありますが、もう少し時間がかかりそう。

池を中心になかなか立派なお庭が広がっており、のんびり散策するにはもってこい。わずかながら起伏も付けてあり、ちょっとした冒険を楽しめます。

興味深いのは、単に庭園だけではなく薬草園が併設されていること。普段、あまり薬草を見ることはないため、興味深く見学できました。ちなみに併設の売店では薬草湯のサービスがあり、試飲できます。



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ベコの福島紀行2 鶴ヶ城でリベンジだべこ!

2017年10月08日 | ベコの福島紀行2017

裏磐梯滞在2日目です。

今日は今回の旅のメインイベント、雄国沼湿原へのトレッキングをする日です。

が、しかしっ!!

なんと昨晩からの雨で地面はビショビショ。

しかも、裏磐梯の空は厚い雲で覆われたまま。

ベコ 「雄国沼湿原は苦渋の断念だべこ!」

なんと!

今回の旅行のメインイベントはもろくも崩れ去りました!

いったいなんということでしょう!

ベコもあまりのショックに言葉もありません。

… … …

やむを得ないので、予定を変更して今日は会津若松を訪ねることにしました。

やれやれですね。

さあ、まずは朝ごはん。

ベコ 「いただきますだべこ!」

腹ごしらえがすんだら、さっそく出発です。

ホテルを出た後、裏磐梯ゴールドラインを通って会津若松へ向かいます。

ベコ 「猪苗代湖が見えてきたべこ!」

裏磐梯から表磐梯へ通じるゴールドラインの途中にある展望スポットです。

山あいの森の向こうに、猪苗代湖が広がっていますね。

そして、ほどなくして会津若松に到着。

いよいよ鶴ヶ城です!

おー、堂々たる城構えです。

天守閣には観光客が。

実は7年前にも鶴ヶ城を訪れていたベコ。

しかし、その時は改修中で中に入れなかったのです。

ベコ 「いざ、入城だべこ!」

今回は7年ぶりのリベンジですね!

さっそく入城しました。

ベコ 「天守閣を目指すべこ!」

館内は半分くらい撮影禁止。

階段を登って、天守閣のてっぺんに到着です。

ベコ 「天下取ったりだべこ!」

そして、これが天守閣からの眺め。

ベコ 「会津盆地を一望だべこ~」

山々に囲まれた会津盆地の様子がよく分かります。

会津藩士も元気いっぱい。

ベコ 「ごきげんようだべこ!」

さて、鶴ヶ城の敷地には麟閣という茶室があります。

かの有名な千利休の子・少庵が建てたと言われる茶室です。

ベコ 「ふむふむ、味わい深いべこ」

中に入ってみると、

ほー、これはなかなかいい感じです。

立派な庭園です。

そしてこれが茶室。

わびさびの極みですな。

いやー、7年ぶりに鶴ヶ城を満喫することができました。

それにしても、なんと蒸し暑いこと。

福島はけっこう涼しいのかと思いきや、会津盆地は蒸し風呂地獄です。

汗が滝のように噴き出してきます。

それでは、蒸し暑さに負けずに次のスポットへ進みましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

裏磐梯レイクリゾート(2)

快適に過ごせるレイクリゾートですが、残念な部分もちらほら。たとえば宿泊した客室は1階だったためか、桧原湖は林にさえぎられて見えず。窓の外もただの芝生で、味気ない雰囲気で残念。

また、スマホの電波が圏外となるうえ、部屋でWi-Fiが使えないのは致命的。わざわざロビーまで行かないとネットに接続できないのでぜひ改善してほしいところです。

大浴場の内湯の温度は42℃程度で個人的にはちょっと熱め。一方、露天はほどよい温度でしたが、屋根がないので雨が降るとびしょ濡れに。また、真夏の陽射しが直接差し込むので、日焼けに弱い肌が軽い水ぶくれになってしまいました。

脱衣所には扇風機が一台のみ。場所も広く人数も多いため、扇風機を増やすか冷房を効かせてほしいところです。

なお、他の温泉地では分析表に加水・加温・循環・消毒の有無が記載されていますが、こちらの分析表には記載なしでちょっと不思議でした。

バイキングのレストランは悪くはありませんが、和洋中それぞれごとの品数は必ずしも多くなく、期待が高かっただけにちょっと物足らない面も。また、味は全体的に薄めで好みは別れるかも。

鶴ヶ城と麟閣

室町時代に築かれ、その後改修を重ねて難攻不落の名城となった鶴ヶ城です。戊辰戦争の後、明治に入り取り壊され、昭和40年に再建されたのだそうです。

広い敷地に立つ鶴ヶ城は立派な外観で見ごたえあり。城内は展示スペースとなっており、鶴ヶ城や会津藩の歴史を学ぶことができます。

ただ、内部は見た目ほど広くなく、狭い展示スペースは観光客でごった返し。ゆっくり見ることもできずに、天守閣から周囲の風景を眺めてさっと出ました。

お城の敷地内にある麟閣はさすがに立派な茶室。庭園も趣があり一見の価値はあります。ただ、茶室だけあってかなり狭いためお客さんで混雑。ゆっくりできないのはちょっと残念でした。



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ベコの福島紀行1 裏磐梯は天候不順の高原だべこ!

2017年10月01日 | ベコの福島紀行2017

今回から新しいベコ旅が始まります!

この夏、ベコが訪れたのは福島の裏磐梯

福島といえば、ベコの故郷ですね!

爽やかな高原で夏休みを過ごそうという計画です。

果たしてどんな里帰りになるのでしょうか?

… … …

まずは磐越西線の猪苗代駅で下車し、裏磐梯を目指して一直線。

磐梯山は雲に隠れて見えません。

ベコ 「磐梯山は雲隠れだべこ~」

今年の夏は天候不順でぐずつき模様でした。

高原の夏を満喫できるかやや不安です。

さあ、まず最初の目的地は桧原湖です。

湖畔にある遊歩道を軽くトレッキングするのです。

ベコ  「ここからスタートだべこ!」

桧原湖探勝路は、桧原湖に沿って続く遊歩道。

湖と森を眺めながらウォーミングアップです。

ベコ 「らんららんだべこ〜」

なかなか鬱蒼とした遊歩道ですね。

けど、久しぶりの大自然にベコもやや興奮気味。

ときどき桧原湖の湖面が見えます。

日が差すと緑の木々がキラキラ。

やー、これは美しいですね~。

といいながら、実際は雲が多め。

どんよりした桧原湖です。

ベコ 「ドン曇りだべこ!」

磐梯山の山頂は相変わらず雲の中。

ベコ 「うーん、山頂はもうちょいだべこ」

きわどいところで雲が取れません。

お、見ると、悪ガキたちが湖の上で遊んでいます。

おー、こりゃ楽しそう。

桧原湖畔にはキャンプ場もあり、バンガローに泊まることができるのです。

そうこうしているうちに、吊り橋に到着しました。

ベコ 「吊り橋だべこ!」

今日のウォーミングアップはここまで。

吊り橋からの眺めを楽しみましょう。

ベコ 「湖面を渡る風が涼しいべこ~」

気温は高くないものの、湿気が多くけっこう汗だくになりました。

でも、吊り橋の上は風が吹き抜けてちょっと爽やか。

こちらは橋の反対側。

ベコ 「山紫水明だべこ」

さて、そろそろホテルにチェックインして、温泉で汗を流したいところです。

ということで、今日からお世話になるホテルです。

ベコ 「お世話になるべこ!」

ここは桧原湖湖畔にある大型ホテル。

先の見えない長〜い廊下にベコもビックリ。

ベコ 「ひゃー、どこまでも続く廊下だべこ」

そして、これがベコのお部屋。

ベコ 「広くて明るいべこ」

さっそくひと風呂浴びたら、夕飯の時間です。

ベコ 「いただきますだべこ!」

50種類の夕食バイキングでベコもお腹いっぱい。

明日は裏磐梯にある雄国沼湿原のトレッキングに向かいます。

明日に備えて、早めに休みましょう。

明日はいいお天気になるといいですね。

つづく

 

<ベコたびinformation>

桧原湖探勝路

桧原湖は磐梯山の噴火でできた裏磐梯で最大の湖。探勝路は鬱蒼としておりちょっとした冒険気分になります。ところどころ湖畔に出られる場所があり、そこから磐梯山を望めるのは気持ちのいいものです。

ただ、天気が悪いとけっこう不気味な森の雰囲気に。また、湖を眺めながら散策できるのかと思っていましたが、湖が見えるのは限られたポイントだけで、正直ちょっとがっかり。

今回は時間の関係で遊覧船はパスしましたが、一度は湖上からの風景も見て見たいところです。

なお、裏磐梯にはたくさんの探勝路があり、思い思いにトレッキングを楽しめます。パンフレットによると約20コースほどあり、初心者コースから上級者コースまで様々。山、川、湖と自分にあったコースを選べます。

裏磐梯レイクリゾート(1)

桧原湖畔にたたずむお手軽&リーズナブルな高原ホテル。比較的きれいな建物で、サービスも行き届いておりオススメです。

場所は桧原湖畔という好立地。桧原湖遊覧船やバス停もすぐそばでアクセスは至便。五色沼探勝路の西側入口が近く、五色沼散策にはこの上なく便利です。

今回宿泊した客室はスタンダードツインの36㎡で、明るい内装とゆったりとした作り。隣室の音も気にならず、落ち着いて過ごせます。

備品やアメニティもひと通り揃っていますが、毎日、猫魔の湧き水(?)が冷蔵庫に補給されるので、湯上りなどに美味しくいただきました。

お目当の温泉は内湯と露天がありますが、浴室や洗い場も含めて内湯はかなりの広さでびっくり。おかげで入浴客が多い割に混雑を感じることなくゆったりできました。

温泉は半透明で茶褐色のにごり湯。泉質はナトリウム・塩化物・硫酸塩泉で、かすかに温泉の匂いがしますが、カルキ臭は感じません。また温泉の匂いも後に残らず安心。phは6.8の中性で肌に優しい温泉とのこと。

食事は朝食・夕食ともバイキング形式。和洋中に加えライブキッチンやスイーツなどバラエティ豊か。地元の食材を使った彩り鮮やかな料理に食欲をそそられます。

レストランも広く、宿泊客が多い割にそれほど待つこともなく席に座れたのは助かりました。

スタッフの方の対応はとても好印象。いろいろと丁寧に対応していただき、チェックインからチエックアウトまで不自由なく快適に過ごすことができました。

ちなみに、このホテルには「猫魔離宮」というラグジュアリーホテルが併設されています。廊下がつながっているのでトコトコ歩くと到着しますが、そこは高級感あふれる別世界でした。

なお、レイクリゾート本館宿泊者も猫魔離宮の温泉施設は有料で利用可。家族連れで賑やかな本館の温泉とは異なり、ゴージャスな雰囲気の中ゆったり入浴を楽しめます。



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