ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

春のお花見散歩23 真如堂から金戒光明寺へ心静かに桜めぐりだべこ!

2018年05月06日 | 春のお花見散歩(西日本)

京都の満開の桜に興奮気味のベコ。

次に向かったのは真如堂とその周辺です。

ただ、真如堂界隈にはそれほどたくさんの桜はありません。

その代わり、観光客も少ないためゆっくりお花見ができるのはメリットかも。

これは山門近くのしだれ桜。

おー、これは鮮やか。

くっきりですね。

真如堂の門前にある小さな神社でも、見事な桜を発見です。

ベコ 「小さなお稲荷さんだべこ!」

お堂の脇にはしだれ桜がありました。

味わいのある桜です。

うん、淡いピンク色です。

花びらがわさわさですね。

真如堂の山門を過ぎて、そのまま進むと見えてくるのが宗忠神社の石段。

初めて訪れる神社にベコもワクワク。

ベコ 「おー、桜の石段だべこ!」

ほー、これは素晴らしいですね。

日が差していれば、輝く桜を楽しめたことでしょう。

石段を登って見下ろすと、観光客がのんびり歩いてます。

人出も少なく、意外な桜スポットかもしれません。

さて、宗忠神社の境内にはやはりピンクのしだれ桜。

鮮やかですね〜。

ほー

はー

ふー

とはいえ、桜の本数も少ないので、サクサク先へ進みましょう。

宗忠神社のお隣には竹中稲荷がありました。

ほーっ

こういう神社があるとは知りませんでした。

ちょっと不思議な感じです。

ベコ 「神秘的だべこ」

参拝客も記念撮影で大行列。

ここも人知れず、隠れた桜スポットかもしれませんね。

さあ、そして到着したのは金戒光明寺

ベコ 「おーっ、ドッカンだべこ~!」

ひゃー、ホントにドッカンですね!

大きな山門に桜の木が映えてます。

堂々たる門構えです。

それでは、山門をくぐってみましょう。

山門をくぐるとこれまた堂々たる石段が続ています。

ベコ 「巨大な寺院だべこ!」

立派なお寺に感動ですね。

いやー、それにしても

お花見客でごった返す京都ですが、真如堂界隈は意外と空いてるスポットでしたね。

思いのほか静かに桜を楽しめてラッキーでした。

さあ、それでは本日の締めくくりに、次のスポットへ移動しましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

真如堂界隈(宗忠神社、竹中稲荷、金戒光明寺)

哲学の道を離れて西に進むと真如堂があります。秋の紅葉で有名なお寺ですが、桜の季節はやや閑散。念のため境内を通りましたが注目すべき桜は無さそうでした。

ただ、山門近くのしだれ桜や、小さな神社のしだれ桜はなかなか見ごたえあり。なお、この神社は吒枳尼天(だきにてん)というそうで、お稲荷さんの一種のようです。

吉田山にある宗忠神社の石段もなかなかの絶景。初訪問で感動しましたが、すでに日が傾いて日陰だったのは残念。日の差す時間帯に来るのがよさそう。また、神社の鳥居や逆立ちした狛犬も有名なのだとか。後から知ってちょっと後悔です。

宗忠神社の隣にある竹中稲荷も今回が初訪問。吉田神社の末社でこじんまりしたお稲荷さんですが、朱塗りの鳥居と桜の組み合わせは不思議な雰囲気を醸し出しています。

そして、巨大な山門の迫力に圧倒されたのが金戒光明寺。法然上人が作られた草庵がお寺の始まりで、浄土宗の大本山だそうです。境内のあちこちに咲く桜は巨大な寺院と相まって見応えありです。


 


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春のお花見散歩22 哲学の道をわれは行くべこ!

2018年04月29日 | 春のお花見散歩(西日本)

京都で満開の桜を堪能中のベコ。

次にやって来たのは京都中心部、かの有名な哲学の道です。

ベコ 「うおーっ、哲学だべこ!」

白川の疏水に沿って続く桜並木です。

真っ白なソメイヨシノが圧巻ですね!

真っ青な空に、真っ白な桜の花。

これこそ、京都の春といった感じでしょうか。

ベコも迫力満点の桜並木に感動です。

ベコ 「うおーっ!」

ベコ 「うおーっ!」

疏水を覆うように広がる桜の枝ぶりは見事のひとこと。

ほー

はー

ふー

橋の上では、にわかカメラマンが押すな押すなの大混雑。

ありゃー、これはおしくら饅頭ですね。

ちなみに、橋の上からの風景はこちら。

おおーっ、これは絶景です!

なるほど、カメラマンがおしくら饅頭になるのもわかりますね。

さて、桜並木沿いにはところどころ風情のあるお店や建物も。

趣のある家屋ですね。

屋根にかかる桜もいとあわれ。

こちらは、並木沿いのお茶屋さん。

春の日差しのもとで、観光客ものんびり一服中。

うーん、春らんまんですね~。

心なしか交通標識も元気いっぱいです。

いやー、まさに京都の春、京都の桜。

春うららのお花見散歩ですね。

ベコ 「われは行くなりだべこ!」

そう、ベコはベコの道を行くのです。

さあ、哲学の道を堪能したところで、次のスポットへまいりましょう。

つづく

 

<ベコたびinformation>

哲学の道

京都・東山のふもと、銀閣寺付近から熊野若王子神社までの疏水沿いに続く桜並木です。かつて哲学者の西田幾多郎が思索にふけった小道とのことで、桜の季節は観光客でごった返します。

距離にしておよそ1.5キロほどあるそうですが、満開の桜は圧巻です。とはいえ1.5キロという長さのため観光客も分散するようで、身動きできないほどの混雑にはなりませんでした。

なお、桜がたっぷりあるのはバス停の銀閣寺道付近から法然院付近まで。そこから熊野若王子神社までは、桜の密度がやや減ってきます。

ちなみに、道の途中に西田幾多郎の句碑があり、「人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を 吾は行なり」という有名な言葉が残されています。


 


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春のお花見散歩21 正法寺の桜は京都市内を一望だべこ!

2018年04月22日 | 春のお花見散歩(西日本)

さて、春の京都でお花見散歩中のベコです。

次に訪れたのは大原野の正法寺

勝持寺に通じる道すがら、大原野神社のはす向かいにあるお寺です。

お、あれが正法寺でしょうか。

おー、迫力のあるしだれ桜がお出迎えです。

これはすばらしい桜ですね。

菜の花との共演も素敵です。

さあ、それではお参りしましょう。

ベコ 「極楽橋を渡るべこ!」

川にかかる極楽橋を渡ります。

するとそこには、

小さな二重の塔に、鮮やかなピンク色の桜です。

ほー、これはなかなか。

そしてこちらにも鮮やかなピンク色が。

ベコ 「不動明王だべこ!」

お不動様も満開の桜にご満悦ですね。

てくてくと境内を進みましょう。

灯篭と桜もなかなか絵になります。

こうしてみると、正法寺はピンク色の桜が多いのですね。

そして、お寺の入口に到着です。

ベコ 「たのもうだべこ!」

さっそく中に入ってみると…

ベコ 「石の庭だべこ!」

枯山水の立派なお庭です。

正法寺は、しだれ桜とともに石の庭が有名なのだとか。

そして、この庭の隣には、

出たー!

枯山水の庭にピンクのしだれ桜です。

おー、これは絵になる1本です!

孤高の一本桜ですね。

ワサワサです。

そして、この桜の向こうに見えるのはなんと京都中心部。

東山の山並みなのだそうです。

いやー、これは素晴らしい眺めです。

なるほど、京都と大原野はこういう位置関係なのですね。

ふむふむです。

こじんまりした桜の庭園で、しだれ桜をしばし鑑賞。

はー

ほー

雲ひとつない青空に、鮮やかな桜がいい感じです。

しっかりお手入れされたお庭も見ごたえあり。

ちなみにふと気が付くと、桜の後ろに背の低い桜の木がありました。

子供の桜でしょうか?

背は低いですが、やはり鮮やかなピンクが印象的でした。

さあ、そろそろ時間です。

大原野の里での散策はここまで。

人出も少なくて、のんびりお花見を楽しめましたね。

次は意を決して京都中心部に向かいましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

正法寺

大原野の里にあるこじんまりしたお寺。入口の極楽橋には巨大なしだれ桜、そして境内のあちこちにピンク色のしだれ桜が咲いています。

なにより感動なのは、石を配した枯山水の庭園に、たった1本だけ優雅に立つしだれ桜。彼方には京都市内と東山の山並みが広がっておりまさに絶景。広間の縁側に座ってしばしお花見です。

訪問した3月末はちょうど見頃。境内にある桜の本数は正直ちょっと少ないですが、ピンク色のしだれ桜がとても映えるお寺でした。なお、庭には降りることができないため見学時間はそれほどかからず、20分もあれば十分でしょう。

ちなみに、枯山水の庭園にある石は、様々な鳥獣を表しているのだそうです。日本全国から集められた石は鳥・ペンギン・兎など15種類もの動物に似ているため「鳥獣の石庭」と呼ばれるのだとか。そういわれてみれば、そう見えなくもないような…。


 


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春のお花見散歩20 勝持寺は花の寺だべこ!

2018年04月15日 | 春のお花見散歩(西日本)

さて、桜といえばやはり京都。

今年も桜を目指して京都を訪れました。

まずやってきたのは、大原野にある勝持寺

「花の寺」として有名ですが、西行法師お手植えの西行桜もあるそうです。

ベコ 「仁王門だべこ!」

勝持寺に通じる門がありました。

大原野の里らしく、ひっそりとした門に桜がかかっていました。

ベコ 「はあはあ、ぜえぜえだべこ」

意外と長い参道は、思いのほか急勾配な坂道。

いきなりの坂道にベコもびっくりです。

ベコ 「お寺はもうすぐだべこ!

坂道を登りきると、お寺の塀と桜並木がありました。

そろそろお寺に到着のようです。

ベコ 「花の寺だべこ!」

やっと到着しました。

大原野の里らしく、こじんまりとした入り口ですね。

さっそく庭園の中に入ってみましょう。

ベコ 「ほー、繊細だべこ〜」

花の寺というくらいなので、桜の花で埋め尽くされてるのかと思いきや、

第一印象はかなり繊細な庭園です。

なんだか、透明感のある桜の花です。

青空に白い花びらが映えてますね!

うん、これは美しい!

そして、庭園にはピンクの桜も咲いていました。

おー、立派な枝ぶりの枝垂れ桜です。

わさわさです。

流れる滝のようですね。

花びらにはそれほどボリューム感はなく、そそと咲いてる感じです。

ピンクの桜も小さくて可憐な花びらが印象的。

そして何よりいいのは、お客さんがまばらなこと。

ゆっくり桜を味わうことができます。

なるほど、同じ京都でもこれほど静かな桜スポットがあるのですね。

驚きです!

さて、勝持寺の庭園は山の斜面で2階建てになっており、全体を見下ろすこともできるのです。

ここが2階部分。

和室の前がちょっとしたお庭になっています。

庭園を見下ろしてみると、

なるほど、上から眺める桜も美しいですね。

白とピンクが入り交ざっています。

ほー

はー

いやー、これは素敵なお寺でした。

まさに隠れた桜スポットです!

さあ、それでは大原野の里をさらに進んでいきましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

花の寺・勝持寺

京都中心部から離れた大原野の里にあるこじんまりとしたお寺。花の寺として有名ですが、静かにじっくりと過ごせる味わいのあるお寺です。

庭園には約100本ほどの桜があるそうですが、とても繊細で透明感のある不思議な桜でした。ボリューム感のあるソメイヨシノなどとは種類が違うのでしょうか?

今回訪れたのは3月末。数日前まではつぼみだったそうですが、一気に満開を迎えたそうで、本当にラッキーでした。

ちなみに、最寄駅のJR向日駅から大原野の里まではバスの本数も少なくちょっと不便。時刻表でしっかり計画立てた方が良さそうです。勝持寺〜大原野神社〜正法寺と回って、見学時間はざっと1時間もあれば十分でしょう。

なお、勝持寺の山門から庭園までは、かなり距離のある上り坂です。意外と息が切れるのでご注意を。また、坂の途中に大原野神社に通じる近道があり、時間短縮になりそう。


 


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春のお花見散歩18 北野天満宮の梅に絶句だべこ!

2018年04月01日 | 春のお花見散歩(西日本)

大阪城でようやく春の訪れを感じることができた2月下旬。

次にやって来たのは京都・北野天満宮です。

広大な梅苑で有名な神社です。

ところが!

ベコ 「想定外の大混雑だべこ!」

どうしたわけか、驚異の人混みです!

ひょえー!

これはまるで新年の初詣。

いったい何が起きてるのでしょうか!?

ベコ 「はあはあ、ぜいぜいだべこ~」

参道の人混みをかきわけて、ようやく境内にたどり着くと…

なんとー!

身動きできないくらいの大混雑です!

とてもじゃないですが、きちんとお詣りするのは難しそう。

本殿から遠く離れたところで、とりあえず二礼二拍手一礼です。

さて、肝心の梅の花。

ほーっ、かなり開花が進んでいますね。

なかなか風流な咲きっぷり。

さすが、天下の北野天満宮。

北野天満宮名物の牛さんもご機嫌です。

ベコ 「モー、満開だべこ!」

よく見ると、牛さんの目が赤いです。

ここの牛さんは神様の使いなのだそうです。

徹夜で梅の開花を見守っていたため、目が赤いのかもしれません。

さて、一方こちらは見事な紅梅。

鮮やかなピンク色です。

いやー、大阪城に続いて北野天満宮もなかなか見頃。

それでは、北野天満宮の真髄である梅苑に進みましょう!

神社の裏手に広がる梅苑は、京都随一の梅の名所。

期待に胸を膨らませながら梅林に立ち入って見ると…

ベコ 「ガーン!」

ベコ 「ガーン!」

なんと、まったく咲いていません!

ベコ 「ぜぜ、絶句だべこ!」

あー、これはヒドイ!

ベコも驚きのあまり言葉もありません。

完全につぼみです。

梅の代わりに、木の幹にはカメがいました。

あちゃー。

ベコの怒りも爆発寸前。

ベコ 「怒りの梅苑だべこ!」

そんななか、数輪だけ紅梅が咲いてました。

ひっそりと開花しています。

とっても寂しそうな紅梅です。

ベコもがっくり肩を落としてます。

ベコ 「いとあわれだべこ~」

念のため御土居の方も見てみましょう。

御土居はかつて豊臣秀吉が築いた京都を守る城壁の残骸。

その地形を利用して、起伏のある庭園が作られています。

ベコ 「御土居も全滅だべこ!」

こちらの梅も見るも無惨。

境内とは打って変わって、散々たる状態の梅苑に再び落胆のベコ。

ベコ 「梅苑は壊滅状態だべこ!!」

まったく落胆の北野天満宮。

参拝客も肩を落として帰っていきます。

落胆したので、近くの喫茶店でケーキセットをいただきました。

甘いものを食べたらちょっと一息。

気を取り直して、次のスポットに進みましょう。

つづく

 

<ベコたびinformation>

北野天満宮と梅苑

京都随一と言われる北野天満宮の梅林。約2,000本もの梅が咲き誇り、満開の季節にはあたりは梅の香りでいっぱいになるそうです。

ご存知のように北野天満宮は学問の神様・菅原道真をお祀りする神社。その道真公が九州の太宰府に左遷された際、道真を慕う梅の木が太宰府まで飛んで行ったと言われるのが「飛び梅伝説」。この伝説にちなんで、たくさんの梅が植えられたのです。

今回訪れたのは2月下旬。広大な梅林は見事のひとことですが、それがまったく開花していないのですから絶句するしかありません。

何より困ったのは、北野天満宮のサイトでは梅の開花状況をまったく公表していないこと。また、ほとんど開花していないにもかかわらず、入園料700円を払わないといけないこと。ダブルでガッカリの訪問となりました。


 


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