ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

京都・紅葉散歩12 大法院でお抹茶を一服だべこ!

2022年12月25日 | 秋の紅葉巡り(京都)

京都の紅葉散歩を楽しんでいるベコです。

続いてやってきたのは妙心寺・大法院

退蔵院と同じく、妙心寺の塔頭の一つです。

普段は非公開ですが、今は秋の特別公開中。

絵に描いたような素敵な庭園でお茶をいただけるのだとか。

紅葉も見頃とのことで訪れてみました。

山門を入るとまずは巨大な紅葉がお出迎え。

おー、これはデカい!

しかも真っ赤で、わさわさ状態。

思わず声を上げてしまいました。

で、本堂に入ると茶室はこんな感じでした。

ほーっ、これは雰囲気の良い茶室ですね。

参拝客は紅葉の庭園を眺めながら、お抹茶をいただけるのです。

いやー、味わい深いお庭ですな。

しかも、ここの紅葉も真っ赤。

鮮やかな紅葉が感動的です。

ただ、なかなか最前列が空かないので、縁側の端から見てみるとお庭はこんな感じ。

ふむふむ、なるほど。

これが特別公開の露地庭園でしたか。

ほー

はー

ふー

苔庭には落葉した紅葉の葉っぱがいとあはれ。

この庭園には降りて歩けないのでしょうかね?

ちなみに雨降りのため、葉っぱも雨に濡れた感じ。

苔もみずみずしいですね。

参拝客はやや多めでしたが、しっとりと過ごすことができました。

    

ということで、ベコの紅葉巡りもそろそろおしまい!

今年も年の瀬が近づいてきましたが、この秋も紅葉を目指して西へ東へ飛び回ったベコ。

その中でも、京都の紅葉はやはり格別でした。

参拝客も限られて、落ち着いて訪問できたのもラッキーだったかも。

来年も素敵な紅葉に出会えるといいですね。

それでは、来年に期待しながら今年の紅葉散歩を終えることにいたしましょう!

おわり

 

<ベコたびinformation>

大法院

退蔵院と同じく妙心寺にある塔頭のひとつ。通常は非公開ですが、春と秋に特別公開されるそうです。

そして、なんと真田幸村の兄・真田信之の菩提寺だそうで、建立は江戸時代。なぜここに?と疑問に思いますが、結局分からずしまい。ただ、建立したのは信之の孫娘だそうです。

大法院で有名なのは、茶室に面した露地庭園。それほど広いお庭ではありませんが、まさに絵に描いたような京都の庭園といった感じ。抹茶とお茶菓子をいただきながらしばし感嘆です。

お寺の案内書には「且座喫茶(しゃざきっさ)」の四字熟語。「まぁ、座ってお茶でも召し上がれ」という意味なのだそうです。

ちょうど北山しぐれで雨が降ったりやんだりでしたが、くつろいでいたら日が差してきて助かりました。

妙心寺敷地の奥まった場所にはありますが、特別公開だけあってか参拝客もそれなり。小さなお寺のため、お抹茶をいただくのに少し時間がかかりました。


 


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京都・紅葉散歩11 退蔵院は感動の紅葉庭園だべこ!

2022年12月18日 | 秋の紅葉巡り(京都)

京都の紅葉散歩を楽しんでいるベコです。

しぐれ気味のお天気ですが、次にやって来たのは妙心寺退蔵院

ちょうど紅葉が見頃とのことで訪れてみました。

初訪問の妙心寺ですが、ものすごく広い敷地にびっくり。

ようやく見つけた退蔵院の山門は「薬医門」という様式だとか。

雨雲も去って晴れてきました。

雨がやんでほっと一息です。

で、中に入ってみると本堂?は意外と大きな建物。

ベコ 「広々だべこ」

ちょうどお庭に日が差し込んできましたが…

ベコ 「ありゃ、紅葉無しだべこ」

本当ですね。

ここのお庭には紅葉がなくて残念。

一方こちらは元信の庭という有名な枯山水。

ベコ 「枯山水にも紅葉は無しだべこ」

うーむ、退蔵院には紅葉がないのでしょうか?

と思いきや…

本堂を出て奥の庭に進んでみると、なんと!

鮮やかな紅葉があるではありませんか。

ちなみにこれは有名なしだれ桜。

春になると妖艶な姿が楽しめるそうです。

で、こちらの庭園には紅葉がいっぱい。

あらら、本堂前の庭とは随分違いますね。

くねくねした露地を歩くと、味わい深い東屋がありました。

うん、こちらはすっかり色づいてますね!

さらに庭園を奥に進むと、

ドーン!

ひゃー、これはすごい紅葉の巨木です。

デカ過ぎてカメラに入り切りません。

赤、黄、オレンジが混じった紅葉。

いやー、これは素晴らしい。

ふむふむ

ふむふむ

ふむふむ

まさに見頃の紅葉に感動です。

さて、庭園の奥にあるのは余香苑

ベコ 「ほー、これは名園だべこ!」

昭和に入って造営された池泉回遊式庭園なのです。

ほー

はー

ふー

いやー、味わい深い庭園に感無量です。

初めて訪れた退蔵院ですが、ここは必見ですね。

さあ、天候も回復したようでひと安心。

次の紅葉スポットへまいりましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

退蔵院

日本最大の禅寺といわれる妙心寺の塔頭。妙心寺は臨済宗妙心寺派の大本山ですが、退蔵院はたくさんある塔頭のひとつです。

「塔頭」とは、メインとなる寺院の高僧の弟子などを祀る小さな寺院。妙心寺にはなんと46もの塔頭があるそうですが、有名な龍安寺も妙心寺の塔頭のひとつと知ってびっくり仰天。

そんな退蔵院ですが、もともと室町時代に別の場所で建立され、後に妙心寺内に移されたのだとか。応仁の乱では妙心寺も退蔵院も焼失し、江戸時代に入って再興。

退蔵院で有名なのは狩野元信による枯山水庭園「元信の庭」。元信は画家なのに、庭を作ったという不思議な人物。また、如拙による水墨画「瓢鮎図」も超有名。教科書にも出てくる国宝ですが、実はすっかり見落としました。

一方、昭和に入って造営された「余香苑」は素晴らしい庭園で一見の価値あり。桜、藤、紅葉など、四季折々の木々が配された池泉回遊式で、これは名庭です。

今回は紅葉も見頃のタイミングで、余香苑のもみじも色づき鮮やか。写真を撮る手が止まりませんでした。ただ、全体的に葉っぱの形がバラバラで写真写りはイマイチだったかも。

なお、先ほど訪れた鹿王院に続き、こちらも訪れる観光客は多くなく、ゆっくり庭園を回れたのは良かったです。


 


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京都・紅葉散歩10 鹿王院は紅葉と緑の石畳だべこ!

2022年12月11日 | 秋の紅葉巡り(京都)

さて、今年の紅葉シーズンもどうやら終わった様子。

当初は色づきが遅れたものの、全国的に鮮やかな紅葉が楽しめたようですね。

そんななか、今回からは久しぶりに京都の紅葉。

観光客が大挙して押し寄せる前を狙って訪れた時の写真です。

それでは、さっそく京都紅葉散歩とまいりましょう!

    

ということでやって来たのは嵐山にある鹿王院

山門から本堂に至る石畳が有名なお寺ですね。

嵐山というと物凄い人だかりが心配ですが、このエリアは参拝客もまばら。

ベコ 「京都の紅葉巡りスタートだべこ!」

山門をくぐると、有名な石畳の参道にはちらほら紅葉が。

ほー、真っ赤に色づいた木もありますが、まだまだ緑の木もたくさん。

赤と緑のツートンカラーですな。

これはこれで雰囲気がありますね。

葉っぱの形もきれいで、なかなかいい感じ。

形の崩れた山のカエデとは随分と違う印象です。

石畳を進むと、ここにも大きな紅葉の木。

おーっ、これまた真っ赤です。

京都の紅葉は本当に真っ赤ですね。

他ではなかなか見られない色合いです。

鹿王院はそれほど大きなお寺ではなさそう。

その分、参拝客も少なくじっくりお散歩できるのもいいところ。

さらに進むと本堂に到着しました。

ベコ 「おおっ、デカい本堂だべこ!」

いやはや、本当ですね。

石畳の参道を抜けると大きな建物と敷地にちょっとびっくり。

それでは、ちょっとお邪魔してみましょう。

こちらは中庭のようです。

紅葉はありませんが、趣きのあるお庭ですね。

一方、こちらのお庭は紅葉が真っ盛り!

ほー、これは美しい!

鮮やかな橙色の紅葉です。

いやー、紅葉巡りはいい感じのスタートです。

ちょっとお庭に降りてみましょう。

と、その時!

快晴の空が急にかき曇ったかと思うと、いきなり雨が降ってきました。

ひょえー、これにはベコもびっくり。

こんなに急に雨が降るとはどうしたのでしょう!?

もしや、これが噂の北山しぐれでしょうか?

慌てて本堂に避難しましたが、出鼻を挫かれましたね。

うーん、なかなか止みそうにありませんな。

次の紅葉スポットへ行きたいところですが、しばらく雨宿りしましょうか。

つづく

 

<ベコたびinformation>

鹿王院

嵯峨嵐山にある臨済宗のお寺で、開山は室町時代。足利義満によって建立されたそうですが、もとは別のお寺の塔頭寺院だったそうです。応仁の乱で元々のお寺が焼失したものの鹿王院だけが残り、江戸時代になって再興。

ご本尊は釈迦如来坐像で、仏師・運慶作。舎利殿には「仏牙舎利」と呼ばれるお釈迦様の「歯」が祀られているとのことです。

ちなみに、足利義満といえば有名な金閣寺ですが、舎利殿は金閣寺にそっくりだそうです。まったく気がつきませんでした。

そんな鹿王院の紅葉はまずまずといったところ。嵐山を借景にした庭園で、なかなか風情ありです。参拝客も少なく静かに過ごせましたが、嵐山を訪れる人は、あまりこちら方面には来ないのはラッキーでした。

ただ、山門から本堂までの有名な石畳の紅葉は見頃には早かったかも。もう少し色づいていれば良かったのですがちょっと残念。

なお、当日は天候不順で、秋の京都に特有な「北山しぐれ」の1日。ザーッと雨が降ったかと思うとピタリとやんで日が差し、そうかと思うとまた雨になって、またやむというのを繰り返す始末。

秋の京都は何度も訪れてますが、このような天候は初めてでびっくり。晴れたり、降ったりと厄介な天候にちょっと困った紅葉巡りとなりました。


 


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京都・紅葉散歩9  参道の敷き紅葉はまだ先だべこ!

2020年12月13日 | 秋の紅葉巡り(京都)

京都・山科にある毘沙門堂を訪れているベコです。

意外とあっけない境内をそそくさと後にして、出口の薬医門へ向かいます。

すると!

おーっ、お寺の裏手もこれまた見事なもみじの大木です。

こりゃ、あっぱれです。

見事な枝っぷりですね。

しなってますね。

ほー

はー

ふー

陽の光を浴びてキラキラです!

裏口の薬医門を出ると、参道のような坂道が続いています。

落葉すると紅葉で埋め尽くそれた「敷き紅葉」の参道になるそうです。

ですが、落葉はまだちょっと先ですね。

とはいえ、紅葉はホントにお見事。

ちなみに不思議なのは、京都の紅葉はホントに真っ赤。

他の場所のもみじと比べると、赤さが全然違いますね。

こんなに真っ赤になるのは、もみじの種類が違うのでしょうか?

本当に不思議ですが、いつ見ても感動です。

ふむふむ

ふむふむ。

坂道を下ると、そこにも大きなもみじの大木が。

お寺の敷地をぐるりと回って、入口付近に戻ってきたようです。

うーん、裏側から見てもお見事!

鮮やかな紅葉にすっかり感動ですね。

そんなこんなで、毘沙門堂の紅葉巡りは終了です。

いやー、さすが京都のお寺さん。

見事としか言いようがありませんでした。

さあ、それでは京都を離れて次の紅葉スポットへまいりましょう!

つづく

 

 <ベコたびinformation>

毘沙門堂

そんな毘沙門堂の紅葉の見所は、実はお寺の外側にありました。表門である仁王門に通じる石段の前あたりから、裏門にあたる薬医門までの参道付近に広がるもみじ林です。

特に裏門から伸びる参道はもみじのトンネルで、タイミングが合えば素晴らしい紅葉を楽しめそうです。

ちなみに、毘沙門堂で有名なのは表門(仁王門)と裏門(薬医門)の間にある勅使門から見る坂道の敷き紅葉。今回は時期的にまだ早く、もみじの絨毯はおあずけでした。

一方、お寺の内側に入ると思いのほか紅葉が少なく正直ガッカリ。あまりに落胆したため、紅葉で有名な庭園や弁天堂も見ることなくそのまま通過してしまいました。

京都中心部と比べれば混雑していなかったのは助かりましたが、参道付近のもみじ林はそれほど広くはありません。紅葉をじっくり楽しむにはやや物足らないお寺かもしれません。


 


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京都・紅葉散歩8 毘沙門堂は紅葉真っ盛りだべこ!

2020年12月06日 | 秋の紅葉巡り(京都)

さて、久しぶりに秋の京都に立ち寄ったベコ。

時間があったので、京都・山科にある毘沙門堂を訪れました。

駅から住宅街をてくてく歩いて行くと、いきなり!

なんとも素晴らしい紅葉が現れました。

おー、これはすごい!

住宅街の中に忽然と現れた紅葉にビックリ。

ベコ 「まさに見ごろだべこ!」

ホントに真っ赤です。

ほー

はー

ふー

へー

真っ赤な紅葉がわさわさ状態です。

赤だけでなく、黄色の紅葉もあるようです。

ふむふむ

ふむふむ

それにしても、

背の高いもみじの木が多くて、見上げていると首が痛くなりますね。

ひょえー

ひょえー

ひょえー

素晴らしいもみじの木々に囲まれた毘沙門堂。

参道を進むと、その先に石段がありました。

それでは、石段を上ってみましょう。

ここは表門である仁王門。

参拝客もてくてく上ります。

横を見ると、石段脇の紅葉も立派!

ところが…

そんな毘沙門堂なのですが、境内の中に入ると紅葉はまったく見当たらず。

しかも、本堂と庭園に並ぶお客さんでいっぱいでした。

いやー、周囲の紅葉に比べてあまりにあっけない境内にビックリ。

本堂や庭園の紅葉は気になるものの、

時間もないので早々に出口に向かいましょう!

つづく

 

 <ベコたびinformation>

毘沙門堂

京都・山科にある天台宗の門跡寺院。七福神の1つ毘沙門天が祀られており、こじんまりとした山寺の風情を感じます。

場所はJR山科駅から徒歩15分とちょっと距離があります。延々と緩やかな上り坂が続くのですが、住宅地の狭い一本道のため、車と参拝客でかなりの混雑。

とはいうものの、京都中心部の殺人的な混雑と比べれば人出はそこそこ。比較的落ち着いて紅葉を楽しめたのは何よりでした。

ようやく毘沙門堂に到着すると、きれいに紅葉したもみじ林がパッと広がるのでちょっと感動します。周囲は完全に住宅地のようですが、小高い丘の上にお寺があります。

実際に訪れたのは昨年の11月下旬。例年よりちょっと紅葉が遅れた年ですが、色付きは78分くらい。写真を見ると見ごろと感じますが、実際は翌週あたりが見頃のピークだったかもしれません。


 


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