秋の白馬ハイクを楽しんでいるベコ。
次にやってきのは八方尾根です。
初夏に訪れた時は残念ながら悪天候で断念したのでした。
ところが!
ベコ 「うおーっ、今日も快晴だべこ!」
昨日の栂池自然園に続き、八方尾根も抜けるような秋空。
絶好のハイキング日和になりました。
そんな八方尾根には、ロープウェイとリフトを3つ乗り継いで登ります。
さあ、登山口のある八方池山荘駅に到着。
この地点で既に標高は1,830m。
いよいよ登山開始です!
ベコ 「ひゃー、いきなり岩場だべこ〜」
そう、八方尾根の最初の難関はこの岩場。
木道コースもあるのですが、岩場コースは眺めが抜群でオススメなのです。
ベコ 「ハアハア、ゼエゼエだべこ」
いきなりの急登ですが、慌てず焦らず登りましょう。
足元に注意して岩場をよじ登ると…
視界が開けて、周囲を一望できる頂に出ました。
おー、これは爽快!
白馬の山々を望む絶景スポットです。
ベンチもあるので、ここでお弁当タイムの人もちらほら。
ベコ 「お弁当にはまだ早いべこ」
なはは、たしかにそうですね。
さて、ここには八方山ケルン(石神井ケルン)があります。
ベコ 「標高1,970mだべこ」
かなりの高さで、向こうの山までよく見えます。
一番奥が鹿島槍ヶ岳、その手前が五竜岳とのことです。
一方、下を見下ろすとハイカーが続々と登山中。
かなり急峻な尾根があります。
この絶景に足を止めるハイカーの人も。
しばし言葉を失っているのでしょう。
足元の木々は鮮やかに色づいていますね。
この高さになると紅葉もかなり進んでいました。
気がつくと、木道のある斜面には色とりどりの紅葉です。
ひゃー、斜面一面の紅葉ですね。
周囲の紅葉も素晴らしいですが、階段の木道も結構しんどそう。
紅葉どころではなさそうです。
頑張れ、ハイカーさん!
さあ、先へ進みましょう。
いやー、こうして見ると先はまだまだ長いですね。
目を凝らすと遠くの斜面にはハイカーがたくさん。
登山日和に、皆さん元気いっぱいなのです。
それでは、白馬連峰を眺めながら、引き続き八方尾根を進みましょう!
つづく
<ベコたびinformation>
八方尾根の紅葉
八方尾根はふもとの標高700mから八方池の標高2,000mまでかなりの高低差。9月下旬から10月中旬にかけて徐々に紅葉が降りていくため、その時々の高さで紅葉を楽しめます。
登山道の始まる1,800mから八方池の2,000mというのは、ブログでご紹介した栂池自然園とほぼ同じ高度。紅葉の時期も同じ9月最終週から10月第1週です。
今回はリフトの中継地点である黒菱(標高1,680m)あたりも含め、登山ルート全体に渡ってちょうど見頃でした。ただ、栂池自然園と異なり八方尾根自体には紅葉する木が少ない印象です。尾根という地形が一因かも。
なお、以前10月第2週に訪れた際は、ゴンドラ駅のある兎平付近(標高1,400m)が見頃でしたが、この時の八方池は曇天もあってか真冬の寒さで凍えました。
八方尾根の岩場コース
さて、八方尾根には、岩場コースと木道コースがありますが、オススメは岩場コース。一見、岩場は大変そうですが、白馬連峰を眺めながら歩けるのがいいところ。
一方、木道コースは白馬連峰が見えず眺望も今ひとつ。しかも延々と続く木道にぐったりします。予想以上に疲労がたまるので、これなら岩場コースの方がマシと感じました。
しかも、岩場コースを進む人は少ないため、自分のペースで登ることが可能。たしかに岩場も大変ですが、同じ大変なら眺めの良い方が疲れも半減です。