ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

秋の白馬ハイク5 八方池に映る白馬三山だべこ!

2022年10月30日 | 秋の紅葉巡り(東日本)

秋の白馬ハイク八方尾根を登っているベコ。

雲ひとつない秋空のもと、元気よくハイキング中です。

さて、周囲の山並みを眺めながら第2ケルン(息ケルン)に到着。

ベコ 「よし、2,000m突破だべこ!」

そう、第2ケルンは標高2,005m。

かなり登ってきましたが、この先まだまだ難関が待ち構えています。

それがあの斜面。

おーっ、またまた岩場が!

それでも頑張って登りましょう。

息も切れ切れで岩場を登り切ると、ここも絶景です。

ふー、さらに景色が広がりました。

岩場の上に立っているのは八方ケルン

人の顔に似ていますが、標高は2,035m。

ポカリを飲んでひと息つきましょう。

ちなみに八方ケルンの近くにはちょっとした広場があり、

ベコ 「うおーっ、白馬三山が目の前だべこ!」

白馬連峰を望む絶景ポイントなのです!

足元には山の案内板がありました。

ふむふむ、案内板によるとこれは白馬鑓ケ岳

きれいな三角形ですね。

そしてこちらは杓子岳

台形です。

そして、そのお隣が白馬岳

「白馬」ですが山は黒っぽいかな。

この3つ合わせて白馬三山と呼ぶそうです。

さあ、ひと息ついたらラストスパート。

ベコ 「八方池はこの先だべこ!」

尾根ルートから外れて、木道を降りていきます。

すると、そこには

ベコ 「出たーっ、八方池だべこ〜」

そう、ここが本日のゴールの八方池です!

ひゃー、これはすごい!

白馬三山の左に見える山の塊は天狗の頭

湖面には山並みがきれいに映っています。

ベコ 「ぜ、絶句だべこ!」

いやー、頑張って登ってきた甲斐がありますね。

疲れも吹き飛ぶ景色に感無量です。

ハイカーの皆さんも、思い思いの場所で雄大な山並みを堪能中。

きれいな三角形の白馬鑓ケ岳を前に、言葉もありません。

好天に恵まれて、汗をかいた体には気持ちのいい気候です。

念のためここで高度を測っておきましょう。

うん、たしかに2,060mです。

かなりの高度ですが、背の高い樹木もちらほら。

栂池自然園にもあったダケカンバでしょうか。

黄色く色づいてちょうど見頃。

しっかり紅葉していますね。

さて、八方池を鑑賞したら、ちょっと場所を移してみましょうか。

つづく

 

<ベコたびinformation>

八方尾根の植生

標高2,060mにある八方池までのハイキングはおよそ1時間半。あまり背の高い樹木がないため、登山中の眺望がいいのが八方尾根の魅力と感じます。

ところが、八方尾根のチラシを見ていたら、面白いことが書かれていました。通常の山では、低い場所にダケカンバなどの大きな樹木があり、高い場所には低木と高山植物が見られるとのこと。

一方、八方尾根はその逆で、低い場所に低木と高山植物があり、高い場所に大きな樹木があるのだとか。こうした植生の逆転現象は非常に珍しいのだそうです。

言われてみれば、たしかに今回のハイキングコースで見られたのは、ほとんどが低木と高山植物。本来は標高2,500m以上でないと見られない高山植物だそうでびっくりです。

その原因は八方尾根が「蛇紋岩」という地質で成り立っているためだそうですが、なぜ蛇紋岩だと植生が逆転するかまでは説明がありませんでした。不思議ですが、岩の成分が関係しているのでしょうか?


 


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