春のお花見散歩で初詣中のベコです。
鎌倉宮でお参りを済ませて、次にやってきたのは光明寺。
海岸に近いお寺ですが、この時期あまり花は咲いていません。
ベコ 「ここでも謹賀新年だべこ!」
入口の総門では龍の彫り物が睨みを利かせていますね。
そして、光明寺で最初に目に入ってくるのがこちらの山門。
こ、これはデカい!!
それもそのはず。
このお寺は浄土宗の関東総本山とされる大寺院。
山門の高さは約20mと、鎌倉でも最大級の大きさだとか。
ベコも初訪問ですが、それほどのお寺とは知りませんでした。
ということで巨大山門をくぐってみましょう!
すると、そこには。。。
あちゃー。
なんと、肝心の本堂は令和の大修理の真っ最中!
残念ながら、重要文化財の「大殿」には参拝できず。
仕方ありませんが、とりあえずお寺の別棟にお邪魔してみましょう。
さすが大寺院だけあって立派な作り。
長い廊下が続いています。
この建物は開山堂。
本尊の阿弥陀様はこちらに仮住まい中とのこと。
参拝客もほとんどおらず、静かに拝観できます。
一方、中庭の蓮池にあるのは大聖閣。
この大聖閣にも阿弥陀様がおられるのです。
ちょうど2階の窓から御尊顔を拝むことができました。
うん、これで光明寺の初詣も完了です!
さて、そんな光明寺ですが、実は境内から裏山の天照山に登ることができます。
ベコ 「おー、鎌倉の海を一望だべこ!」
天照山の高台からは、由比ヶ浜や稲村ヶ崎などを眺めることができるのです。
天気がいい日は富士山も見えるとの話。
この日はお天気も上々ですが、不思議と富士山はお預けでした。
それはそれとして、これは気持ちのいい風景。
よく見ると、お正月からウインドサーフィンを楽しむ人々です。
横一直線に並んでますな。
せっかくなので、ちょっと海岸まで出てみましょうか。
つづく
<ベコたびinformation>
光明寺
鎌倉の材木座海岸近くに建つ浄土宗のお寺。創建は鎌倉時代で、後に浄土宗の関東総本山となり、国家鎮護を祈願するお寺「勅願寺」となった由緒あるお寺だとか。
訪れてまず驚くのが巨大な山門。鎌倉でこれほど大きな山門を持つお寺も珍しいところ。今回は門をくぐっただけですが、特別公開の時は2階建ての内部を見学できるそうです。
一方、大誤算だったのは重要文化財である本堂の「大殿」が修復中だったこと。江戸時代に作られた大殿ですが、浄土宗850年を記念して「令和の大修理」の真っ最中。
完成はなんと2029年とかで、こればかりはやむを得ません。改修の間、ご本尊の阿弥陀様は開山堂という別棟で参拝可能。
その開山堂に面する庭園は小堀遠州作とされ、蓮池が有名なのだとか。さすがに蓮は咲いていませんが、池の向かいには大聖閣というお堂があり、2階の窓から阿弥陀様のご尊顔が拝めました。
ちなみに、この光明寺で面白いのは裏山の「天照山」。境内から登っていくと小さな展望台に到着。お寺の屋根越しに海岸を一望できるスポットで、神奈川の景勝50選に選ばれているそうです。