宮古島の八重干瀬(やびじ)でシュノーケリングを堪能中のベコです。
今回のシュノーケリングスポットは全部で3ヶ所。
しかし、あまりの水温の低さに2回目はパス。
あったかいコーヒーで身体を温めながら、他のお客さんの帰りを待ちます。
いやー、それにしてもきれいな海ですね。
眺めてるだけでも満足です。
これだけ広大な珊瑚礁はベコも初体験。
さあ、それでは3ヶ所目のポイントに到着です。
再び海に潜りましょう!
ベコ 「お魚さんに遭遇だぶく!」
お、小さなお魚さんがいますね。
ぶくぶく
ぶくぶく
珊瑚の周りをユラユラ泳いでます。
とはいえ、あまり大きなお魚さんは見当たらないようです。
小さくて、青いお魚さんがたくさんです。
いったい、なんという魚なのでしょう?
そうこうしているうちに、魚の数が妙に増えてきました。
ひょえー、青いお魚さんでいっぱいです!
ところで、
お魚さんについて行ったら、いつのまにか 珊瑚礁のへりに来てしまったようです。
崖が大きく落ち込んでいます。
まるで断崖絶壁ですね!
海の中にも断崖絶壁があるとは知りませんでした。
ひゃー、なんだか奈落の底へ落ちるようで怖いです。
それに加えて、この辺は潮の流れが強くて波も大荒れ。
体勢を保つのも一苦労です。
ベコ 「うおっ!」
ベコ 「どわっ!」
ベコ 「ひえ~」
いやはやベコも遭難寸前!
水が冷たい上に波も荒くて、そろそろギブアップです。
さあ、船に戻りましょう!
いやー、感動と寒さで複雑なシュノーケリングになりました。
けど、帰りのボートからは宮古島の西海岸の絶景を眺めることができて、ホッとひと息。
いったんホテルに戻ってひと休みだね。
ベコ、お疲れ様!
つづく
<ベコたびinformation>
八重干瀬とシュノーケリング(2)
日本最大級の珊瑚礁と言われる八重干瀬ですが、昨年の高温でかなりの珊瑚が白化したものの、今年は思いのほか回復しているとのこと。シュノーケリングもきれいな珊瑚を楽しむことができました。
ここらの海域では小さめの魚がメインで、珊瑚の周りをたくさんの魚が泳いでいました。ただ、小さな青い魚以外にはほとんど魚に出会えずちょっとガッカリ。またカメにも遭遇できず残念でした。
そんな八重干瀬ですが、今回シュノーケリングで分かったことが2点。ひとつは、やはり春先の海は海水温が低く、不慣れな者にはかなりこたえるということ。シュノーケリング慣れしている方でも「寒い寒い」と口々に言われていたので、かなり水温が低かったのだと思います。
ゆるめのウエットスーツを着たのも一因かもしれませんが、正直なところ水風呂に入るような感じ。とてもじゃないですがこれは白旗降参でした。今回は3ヶ所でシュノーケリングしましたが、2ヶ所目はあまりの冷たさにパス。
ちなみにインナーとしてラッシュガードを着用したのですが、防寒用のインナーがあるようで、それを準備すればよかったのかもしれません。また、ウエットスーツを脱いだ後は妙に手がしびれたりと、踏んだり蹴ったりのシュノーケリングでした。
そして、もう1つ分かったことは、陸から離れて外海に出ると、波が荒くて泳ぎ慣れていない人にはかなりつらいこと。もちろん珊瑚礁のおかげで波も弱まるのですが、潮の流れもあってなかなかしんどいのが実情。
思うように進まない上に、横波に翻弄されてかなり苦戦。珊瑚や熱帯魚を楽しむどころではありませんでした。
そのような訳で、初心者にとって八重干瀬シュノーケリングはちょっとハードルが高いとの結論に至りました。初心者は吉野海岸や新城海岸、あるいはイムギャーなどビーチ近くの浅瀬がいいかも。なおかつ、水温の低いGWは避けた方が無難です。
ちなみに、シュノーケリングをせずに八重干瀬の珊瑚礁を見るだけなら、観光用のクルーズ船があります。そちらも一考の価値アリです。