夏の大分紀行で湯布院で一泊したベコ。
湯布院を出たら、やまなみハイウェイを熊本方面へ戻りましょう。

いやー、今日も晴天です!
気持ちのいいドライブになりました。
そして、爽快なルートを走ること1時間。

おおーっ!
雄大な九重連山が現れました!

いやー、これは絶景。
そう、ここは長者原です!

ベコ 「爽快な絶景だべこ!」
ちなみに、長者原と書いて「ちょうじゃばる」と読むそうです。

前方には荒々しい山肌が見えてます。
火山活動のためか噴煙もちらほら。
そして、本日の目的地はこちら。

九重連山の麓に広がるタデ原湿原です!

ベコ 「広大な湿原だべこ!」

ベコ 「広大な湿原だべこ!」
タデ原湿原はラムサール条約にも登録されている貴重な湿原。

そして、湿原に木道の遊歩道が整備されているのです。

それでは、絶景の中でミニ・ハイキングを楽しみましょう!

ベコ 「高原のハイキングだべこ!」
ちなみに、遊歩道の周囲は草ボーボー。

けど、所々に木が立っています。

これはこれでけっこう絵になりますね。

それにしても、快晴だけあってかなりの日差し。
強烈な日差しを遮ってくれるものは何もありません。

ハイカーの皆さんも完全武装です。

けど、草原を吹き抜ける高原の風が心地よい感じ。

思い思いの遊歩道をてくてくお散歩なのです。

うん、気持ちのいい湿原散歩を楽しめます。

ちなみに、この湿原には様々な植物も見られます。
このトゲトゲは「ヒゴダイ」というようです。

トゲトゲに触ってみたくなりますが、やめておきましょう。
こちらは高山植物でよく見るやつですね。

しかし、名前は分からず。
一方、こちらは「サワギキョウ」というようです。

ちょっとしおれ始めかな。
いやー、日差しも強いですが、気持ちのいいハイキングでベコも大満足。

ベコ 「うおー!」

ベコ 「うおー!」
さあ、それではタデ原湿原はここまで。
再びやまなみハイウェイを進み、本日の宿に向かいましょう!

つづく
<ベコたびinformation>
長者原とタデ原湿原
やまなみハイウェイと呼ばれる県道11号線沿いにある高原地帯。長者原と書いて、なんと「ちょうじゃばる」と読むそうです。カーナビで探しても見つからないはずです。
このルートは大分県から熊本県へ抜ける道路で、全体的に山あいをクネクネ走る部分が多いのが特徴。そんな中で、長者原の付近は林が開けて、九重連山の山並みとともに壮大な風景が広がります。
中でも見どころは標高1,000mに位置するタデ原湿原。火山活動によってできた窪地に、雨水や湧水によって湿地ができたそうです。雨水でできる高層湿原に対して、ここは湧水などでできた湿原で中間湿原と呼ぶそうです。
ススキやヨシなどの群落の中に木道が整備され、ハイキングには最適。希少な動植物も生息し、近くの「坊ガツル湿原」とともにラムサール条約にも登録されている貴重な湿原だとか。
ちなみに、美しい湿原の景観を守るため、毎年春に野焼きが行われるとのこと。草原を放置しておくと木々の生茂る林になってしまうため、野焼きを行なって木々の成長を防いでいるそうです。
タデ原湿原はぐるりと回って約1時間。軽く歩くにはちょうど良い距離です。他にも短いコースだと30分ほど。湿原の周囲を囲む森林帯を歩くコースも楽しそうです。なお、長者原にはビジターセンターや売店などもあるので便利。