この三連休、お初釜という方が多かったのではないでしょうか?
どこへ行ってもお着物の方をたくさん見かけました。
わたしたちの社中も、三連休の真中に恒例のお初釜がありました。
総勢32人が集まり、午前・午後の2回に分けてありました。
昨年はお料理屋さんでしたが、今年はお稽古場です。
お料理屋さんもいいですが、すべて手作りで準備するととっても勉強になります。
前日の準備から始まって、かなり大変なのですが・・・
本席の床。
結柳に蓬莱山飾り。香合はぶりぶりです。
若菜つみの歌が書かれたお軸が飾ってありました。
席入りして、先ずは先生のお点前で濃茶をいただきました。
先生のお点前を拝見する機会はほとんどないので、お初釜の楽しみです。
主菓子は虎屋の花びら餅。
<http://www.toraya-group.co.jp/products/popup/163431m.html>
お茶銘は嘉辰の昔、お詰は上林です。
お茶杓のお作は鵬雲斎大宗匠、ご銘は「千代八千代」とおめでたいお取り合わせ。
濃茶に続いて懐石です。
飯 一文字
汁 お雑煮(餅・鶏団子、大根、人参、干瓢、みつば、辛子)
向付 蕪・鯛・青のり・わさび
黒豆、柿なます
写真は撮れなかったのですが、この他にもいろいろありました。
焼きもの 鰤
煮もの エビ芋、たらこ、春菊、ゆず
和えもの 大徳寺麩、絹さや、松の実の白和え
香のもの
懐石の後は薄茶をいただきました。
席中からお点前をしていただき、和気あいあいと。
寄り付きの床。
軸の絵は、狩野派の方のお筆です。
鈴は伊勢神宮のもの。
またまたお正月気分を味わえ、日本人でよかったなーと思える時間を過ごさせていただきました。
さらに精進したいと思います!