年内最後のお稽古は、除夜釜の特別稽古でした。
毎年恒例になっています。
寄付きで甘酒をいただいた後、蹲をつかって席入りし、先ずお白湯をいただきました。
その後、お菓子(蒸したお饅頭(虎屋製))をいただき、先生のお点前でお薄一服。
手燭の光だけで、お点前が進みます。
本席のお軸は「光陰蕪矢のごとし・・・」、蕪の絵の画賛、茶杓の銘は「帰去来」でした。
お点前を拝見しながら、先人に思いをはせつつ、今年一年を振り返り、来年もお稽古に励もうというキモチになりました。
年末の気忙しい中、心が落ち着く時間を過ごさせていただきました。
写真は寄付きの様子。
お軸はねずみの絵がありました。
お茶では、12月だけは今年の干支と来年の干支が出会います。
火鉢も暖かで、桜の螺鈿の模様が美しいです。