気持ちよく晴れて、爽やかなお茶事日和でした。
今回はお正客のお役目を仰せつかり、付け焼刃のお勉強をして、臨みました。
力不足ながら、先生や社中皆さんのお陰で、何とか無事に務めさせていただけたと思います。
何しろ付け焼刃なので、細かい間違いは大目にみていただき、前向きに…
写真はありませんが、懐石のお献立です。
飯: 一文字
汁: 獅子唐、辛子
向付: 鯛昆布〆、穂紫蘇、山葵
椀: 海老真丈、アスパラ、うど、柚子
焼物: 鰆(塩麹)
鉢: 子芋、蕨、蓬麩
鉢: 筍木の芽和え
八寸: そら豆、スモークサーモン
香: みょうが、オクラ、沢庵
写真は寄付きのお軸と箱書きの数々。
この季節にぴったり、力強い兜の絵に、吹毛の剣と書かれた画賛が掛けられていました。
茶杓は2種類。
濃茶:鵬雲斎大宗匠作「緑陰」
薄茶:田中以知庵作「対青」
写真はありませんが、本席には淡々斎お筆の「水上青々翠」という一行のお軸が掛けられていました。
重厚な中にも、初夏らしく爽やかなお取り合わせでした。