先日は北鎌倉で練香の会に参加させていただきました。
講師は麻布にある香雅堂のご主人です。
平安時代に仏教と共に伝来した歴史や、とても貴重な香木の種類についてなど、興味深いお話を伺い、午後はお香を練りました。
この日作ったのは、「侍従」と「黒坊」の2種類で、平安時代から四辻家に伝わるレシピを忠実に再現したものとのこと。
貴重な香木を細かい粉に挽いて、持ってきてくださいました。
お香を練っている間は、お部屋が雅な香りに包まれ、何とも心地よい空間に身を置き、帰宅した後も持ち物に移った香りを楽しませていただきました。
練ったお香はお茶事で使い、お客さまにとても好評でした。
お香に関しては、過去に一度だけ聞香の体験をしたことがあるだけで、何の知識もないのですが、いつか香雅堂さんの香道体験にも行ってみたいと思います。