風薫る五月、爽やかなお天気に恵まれた昨日は、初風炉のお茶事がありました。
無事に、またこの季節を迎えられたことに感謝です。
そして、今回は社中の成長を感じられるお茶事となりました。
お茶事はお稽古の集大成という通り、日々のお稽古を積み重ねることの大切さを実感しました。
今回は半東のお役目をいただき、亭主を支えるべきところ、水屋のみなさんに支えていただきました。
反省点はまた次回に生かせれば、と思います。
本席のお軸は、中尊寺金銀経。
熊本・大分の地震からちょうど一カ月、鎮魂の思いで掛けていただきました。
お花はひめゆりとりょうぶ。
懐石は水屋でいただきました。
向: 鯛 昆布〆、青紫蘇、わさび
汁: よもぎ麩、辛子
椀: かじきまぐろ葛仕立て、セリ、ゆず
焼: 筍、木の芽
鉢: 鯛子、わらび
鉢: 帆立、うど、木耳、柚子胡椒レモン和え
箸洗: 松の実
八寸: ホタルイカ、空豆
香の物: 新生姜、昆布、沢庵