明日からモンゴルへ旅立つ。
夕方にリチャロバ(Richard Robarts)が日本に到着した。
2月に退職してから、日に2回、2時間ジムに通っているらしい。
そのせいか相変わらずスリムだ。
聞けばもう70歳だという。
そうか私より8歳年上か。
共にフブスグル湖へ行くのは2回目だ。
最初に訪れたのは、およそ10年前の話だ。
そう言えば、彼とはずいぶんいろいろなところへ行った。
アメリカ・中国・韓国・モンゴルなど。
一緒にいてもあまり負担にならないところが長い付き合いの理由かもしれない。
モノの見方など、とても参考になる。
滋賀県が作った国際組織が、個人に依存した組織になっていると、心配していた。
作ってから放りなげることが好きな滋賀県庁の性癖によって、県民から忘れられようとしている組織や活動は多い。
そう言えば、琵琶湖研究所も、いつの間にかつぶされてしまった。
確かに、長年やっているとマンネリ化するから、新しい取り組みに移行したがるのは分かる。
しかし、問題は中途半端にすることだ。
どうして成功するところまで持っていかないのだろう。
途中で止めたら、何も無かったと同じか、むしろマイナスではないか。
上手に着地点を求めて、きちんとした成果で次につなげるべきだろう。
モンゴルでの取り組みがどうなるかわからないが、それなりに継続するようにしたいものだ。
作って壊すのは簡単だが、成果の積み上げがなければ、何もしなかったと同じだ。
成果を残すためには、常に最適な答えを追求することが大切だ。
将来のためにモンゴルの青い湖を守りたい。