7月13日から17日まで、日本財団などの支援で琵琶湖で遺跡の調査をしている。
調査といっても、小学生から中学生・高校生・大学生・大学院生・ポスドクから老人大学生まで、幅広い人々と一緒だ。
みんな熱心に参加している。
初日にツボを見つけた。
昨年の12月に見つけたのと同じ形をしている。
風のように水が流れ、堆積物で埋もれない仕組みがここにはあるようだ。
水深は69.2メートル、水温は9.02℃。
いつのころのモノだろうか。
おそらく1000以上前だろう。
すごいものだ。
しばらくこのツボを観察してから、水中ロボットは浮上した。
見えないものを見る試みは、しばらく続く。
そのことが多くの若者の好奇心を掻き立てれば、と願っている。
このことが、科学といわれる学問の原点だと思う。
一人でも多くの子供たちや学生たちに伝えたいと思っている。
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