DALAI_KUMA

いかに楽しく人生を過ごすか、これが生きるうえで、もっとも大切なことです。ただし、人に迷惑をかけないこと。

チベット紀行-10

2013-03-21 13:36:32 | ButsuButsu
5月9日

7時10分 起床。

8時10分 巴松錯(湖)着。標高3485m。

8時50分 準備完了。ゴムボートで調査に出発する。

CTDを2回おろす。



北緯30度0.618分、東経93度54.916分

巴松錯は、表面積が26.5平方キロメートル、貯水量24億トン、最大水深160m、平均水深90mの構造湖である。

チベットの湖沼を紹介した「西蔵河流与湖泊」にも記載されていない幻の湖である。

おそらく中国で3番目に深い湖でもある。

周辺の聞き取り調査も行ったが、非常によく環境が保全されている。

8世紀ころからチベット仏教(ラマ教)の巡礼地としても知られていたようである。

CTDの調査によると以下のような鉛直分布が得られた。



興味深いのが、水深20-50mにクロロフィルa濃度が高い層があり、ここでは溶存酸素濃度も高い。

光合成も行われている可能性がある。

おそらくピコプランクトンの種類ではないかと思う。

9時18分 調査終了。

10時00分 ラサ(拉薩)に向かって出発。

12時00分 昼食。ヒマワリの種を買って食する。

魚を食べた。山女魚の種類か?



ここのトイレは近寄ることもできないくらいひどかった。勘弁してほしい。

13時15分 出発。

13時55分 休憩。標高3433m。

15時55分 休憩。標高4288m。

17時15分 峠に到着。標高5035m。



やっとラサに着いた。標高3659m。

大都会だ。

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