
調査チームの中にカナダ人のRを入れた。
彼は長い間国連関係の研究機関で働いていた。
UNEPやUNESCOに顔がきく。
生物生産の専門家である。
シニカルな態度で、ちょっと目は怖い感じを相手に与える。
若いときには少林寺拳法をやっていた。
でも本当は心根がやさしくて、ナイスなおじさんである。
南アフリカやイスラエルでも仕事をしてきているので、少々のことには動じない。
妙に私とは気が合っている。
2001年に一緒にモンゴルへ行った。
この人がいると、ごまかしが効かないから、結果に信頼がおける。
モンゴルでサルベージをやるにはもってこいの人物だ。
終了したら山のような報告書を求められるので、英語編集能力のあるRの存在は大きい。
なにせ仕事が早い。
ただ他人に愛想が言えない。
妥協はしない。
もう70に近いが、まだ元気だ。
少しばかり仕事をしてもらおう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます