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びわ湖トラストでは、子供たちと一緒に、生物トラップを使って2020年から固有種ビワオオウズムシの探査を行っています。
この場所では、2021年3月以来、ビワオオウズムシを見つけていません。どうも湖底環境がひどく悪化しているようです。
2022年の冬に全循環が復活したのですが、湖底泥の回復までは達成できなかったようです。これは湖底環境が履歴を持つ積分(蓄積)系だからです。
2022年11月11日には、湖底付近の溶存酸素濃度が0.6%まで下がりました。
このように湖底環境の急激な悪化が底生生物の多様性を喪失させているようです。
大きな黄信号がともっています。私たちはこれからも監視を続けていきます。
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