これは富戸の岩場で出会ったオトヒメエビです。 紅白模様でこれもまた、お正月っぽくて良いかなと思って出してみました。 このエビはクリーニングエビとしても知られています。 クリーニングするエビと、してもらう魚達の関係は、いつどのように始まったのか想像すると面白いです。 ニセクロスジギンポのように、クリーニングしてあげると見せかけて、してもらおうとジッとしている魚の皮膚をサッとかじり取ってしまう輩がいるのに、クリーニングしてもらうふりをして、来てくれたエビなどを一飲みにしてしまう魚はいないのだろうか? クーが思うに、クリーニングしに来てくれたエビなどを襲ってしまったら信頼関係が損なわれ、もう誰もクリーニングしてはくれなくなることを魚達は知っていて、この暗黙の了解は絶対なのでしょう。 大きな魚達には、皮膚や口の中に寄生虫がかなり付いています。自分ではこの寄生虫を綺麗に駆除しきれず、そのままだと病気になってしまいます。 ですから魚達は自分は皮膚をかじられても、決して襲う事はしないのでしょう。
これは沖縄・西表島で撮ったものですが、カクレエビ特有の見えない体で、白い爪が無ければ其処に居ることさえ気が付かないでしょう。
外敵から身を守るだけなら、爪の先から尻尾の先まで完全に透明になっていれば良さそうなものですが、わざわざ目立つ白い爪をしているのには其れなりの訳が有るんでしょうね~。
もし全身が完全に透明だったら・・・
同種の異個体に出会っても同性なのか異性なのか??
そもそも出会っている事さえ気付かないかも!?
よほど強力なフェロモンでも出して動き回らないと、お互いに認識できませんよね!
このエビ、アカホシカクレエビなのかホルトハウシなのか何なのかよく分かりません。
あと、ナガレハナサンゴの触手の先端の柔らかな形は心安らぎますね~。