続 写真は心

お気に入りの写真に気ままな独り言を書き込んでいるブログです。

クリーニングステーション

2009-01-17 | エビ・カニ類

Mal

これはモルジブで出会ったソリハシコモンエビです。

ダイバーがやっと入れるくらいの穴の中に、このエビが5~6匹宙に浮いていました。

ガイドさんの話では、そこはクリーニングステーションになっているとの事でした。

どおりでカメラのハウジングやダイバーに寄って来る筈ですね!

しかしこのてのエビは殆どが、ガラス細工みたいに透明で綺麗なんですよね~

何度出会っても嬉しくて、わくわくしてしまうクーなのでした。

(#^.^#)


これも寄生?

2009-01-16 | エビ・カニ類

Fto

これは富戸で見つけたヒトデヤドリエビです。

アカヒトデの肉を食べているのか?ただ宿にしているだけなのか?良く分かりませんが、これも一種の寄生なんでしょうね!

このエビは、珊瑚礁域ではナマコやウミウシなんかにも付いています(別の種類なのかも知れませんが…)。

富戸では結構珍しいエビなんですよ!

この他にフリソデエビが出現した事があったようですが、かなり探したんですが見つけられませんでした。

こういう珍し系を自分で見つけた時の嬉しさは、マクロ目ダイビング冥利につきますな~!!

(^。^)y-.。o 〇 オ~っほほほ


クリーニングエビ

2009-01-13 | エビ・カニ類

Fto

これは富戸の岩場で出会ったオトヒメエビです。

紅白模様でこれもまた、お正月っぽくて良いかなと思って出してみました。

このエビはクリーニングエビとしても知られています。

クリーニングするエビと、してもらう魚達の関係は、いつどのように始まったのか想像すると面白いです。

ニセクロスジギンポのように、クリーニングしてあげると見せかけて、してもらおうとジッとしている魚の皮膚をサッとかじり取ってしまう輩がいるのに、クリーニングしてもらうふりをして、来てくれたエビなどを一飲みにしてしまう魚はいないのだろうか?

クーが思うに、クリーニングしに来てくれたエビなどを襲ってしまったら信頼関係が損なわれ、もう誰もクリーニングしてはくれなくなることを魚達は知っていて、この暗黙の了解は絶対なのでしょう。

大きな魚達には、皮膚や口の中に寄生虫がかなり付いています。自分ではこの寄生虫を綺麗に駆除しきれず、そのままだと病気になってしまいます。

ですから魚達は自分は皮膚をかじられても、決して襲う事はしないのでしょう。


めでたい時には

2009-01-11 | エビ・カニ類

Fto

これは富戸の岩場で撮ったイセエビの顔です。

富戸で出会えるイセエビは、あまり大きいのはいなくて5cm~15cm位がほとんどです。

ゴロタの浅い所でも、3cm位の可愛いのに出会う事が有るので探してみて下さいね!

Fto_2

この写真の場所には、やや大きめのイセエビが岩の割れ目の中に結構沢山隠れていました。

場所は富戸の・・・

っと~、ちょっと教えられませんね~!

自分で探して視て来てくださいね!

ヒント?

岩場です!

(^◇^)ゞ


いろいろな同化

2008-10-03 | エビ・カニ類

Osm_2

これも伊豆大島・秋の浜で写したものです。

オオトゲトサカに紛れているのはイソコンペイトウガニです。

これはその時ガイドをしてくれたM坊さんが教えてくれたので、とても助かりました。

タンクの空気には限りがあるので、エントリーポイントから遠かったり水深が深かったりすると、目的の生物を探している間にエアー切れになったり、深場に居すぎて潜水病の危険を生じたりいろいろな問題が生じてしまいます。

自分で見つけ出す喜びは勿論ありますが、それほど熟知していないポイントでは、現地のサービスでガイドを頼むのが効率的かつ安全でもあります。

楽しく安全な水中写真ダイビングを心がけましょう!!


イボイソバナガニ

2008-10-02 | エビ・カニ類

Ose

これは大瀬崎で出会ったイボイソバナガニの雄です。

分かりにくいですが、左下を向いてムチカラマツにしがみついて居ます。

顔が槍のように尖っているのが♂です。

♀はこんなです。

Ose_2

同じムチカラマツの雄の20cm下方に上を向いて付いていました。彼らもまた自分が付いて居るムチカラマツに見事に同化していますね!

ムチカラマツの色が違うと、こんな

Osm

体色に成っているんです。こちらは伊豆大島・秋の浜で出会いました。

マクロ派ダイバーにとって彼らを見つける事が、写真を写す前の大きな楽しみにもなっているんですよ!


同化

2008-10-01 | エビ・カニ類

Osm

5月28日にアップした「グ~ルグル」に書きました、ウミカラマツ科のムチカラマツに付いて居る生物のムチカラマツエビです。

この写真は伊豆大島・秋の浜の水深26mで撮ったものです。

このエビ自身が付いて居るムチカラマツの、本体とポリプの色を見事に自身の体色にしています。

捕食者から身を守る為とは言え、あまりにも見事な同化ぶりではありませんか?

こう言う体に成るのに、どれ位の月日を要したんでしょう・・・?

数百年?数千年?もっともっと掛かったのかも・・・

こう言う生物に出会うとクーは、生命の進化の不思議に感動せざるをえません。

ムチカラマツにはその他にもいろんな生物が付いて居ます。

次回も見てね!


アカホシカクレエビ

2008-09-29 | エビ・カニ類

Fto

これは富戸・ヨコバマの右側に有るイソギンチャク畑に居たアカホシカクレエビです。

ここではサンゴイソギンチャクに付いていますが、他にもいろいろなイソギンチャクに付いています。

大瀬崎で見つけたときは、このシマキッカイソギンチャクに付いていました。

Ose

イソギンチャクにカクレエビって絵になる組み合わせですね!

他にもこんな・・・

Img520

見返り美人みたいなポーズもどうでしょうか…!?


インビジブル

2008-09-28 | エビ・カニ類

Okn

これは沖縄・西表島で撮ったものですが、カクレエビ特有の見えない体で、白い爪が無ければ其処に居ることさえ気が付かないでしょう。

外敵から身を守るだけなら、爪の先から尻尾の先まで完全に透明になっていれば良さそうなものですが、わざわざ目立つ白い爪をしているのには其れなりの訳が有るんでしょうね~。

もし全身が完全に透明だったら・・・

同種の異個体に出会っても同性なのか異性なのか??

そもそも出会っている事さえ気付かないかも!?

よほど強力なフェロモンでも出して動き回らないと、お互いに認識できませんよね!

このエビ、アカホシカクレエビなのかホルトハウシなのか何なのかよく分かりません。

あと、ナガレハナサンゴの触手の先端の柔らかな形は心安らぎますね~。


棘から棘へ

2008-09-26 | エビ・カニ類

Tgo

これは西伊豆・田子の湾内に沢山いるガンガゼの、棘に住んでいるガンガゼエビです。

ガンガゼを注意して見ていると、棘を一本プルプルと振る時があります。

ガンガゼエビが棘の間を移動して棘に止まると、ガンガゼが嫌がってかその棘を振るんですよ。

それを見たら更にその回りを良く見つめれば、

ほ~ら、ネ!

いたでしょ!!

でも見つけてからがまた大変!

棘の間をするり、するり、又するり・・・

ジッとして居てはくれません。

こんな写真ですが、勘弁して下さいね!