これは富戸で出会ったイソカサゴのカップルです。
オスがメスを庇っているように見えて、微笑ましく見えます。
相思相愛なら「素敵なカップル!」ですが、メスを一方的に拉致して連れ込んだとなると全く違う事になります。
米国で若い女性3人を次々に拉致して犬のように鎖でつなぎ、10年間も性の奴隷にしていた男が逮捕されました。
日本でも稀に同じ事件が起こりますが、犯人が逮捕されて、生き地獄から命からがら生還した女性に対する接し方が、米国の人々とあまりに違ってしまうのが同じ人間同士なのに不思議に思ってしまうのです。
日本人では、被害女性は本人に全くなんの責任が無いのにも係わらず、本人も家族もそっとしておいてほしいと、まず表に出てくることはありません。が、今回の米国の被害女性達は、白昼堂々と家族と地域の人々が拍手を送って、誕生パーティーのように生還を祝っていました。
彼らは、辛い目に遭い死ぬかもしれない極限を、生き抜いて帰って来た事を称賛し祝うのですね!
これは戦争で捕虜になって解放されたときの、民衆の対応と同じ事が言えますね!生還した「英雄」と称えるか、捕まるなんて「惨めな奴」、と見下すか・・・
クーは「恐怖の極限状態のなかで、良く我慢をして生きて帰ったね!」と言って、その精神力と勇気を称えてあげたいと思います。