先週末に千葉県・野田市北部にある「関宿城」に行ってきました。
関宿は昔からよく知っていた処でしたが、歴史は殆んど知らないまま現在に至っていました。
今回、この「千葉県立関宿城博物館」へ行って見て、色々な事(治水に難航した事など)を知る事が出来て本当に良かったです。
そもそも「関宿藩」があった事自体知らず、不勉強を恥じました。
この天守は
と、ありクーお気に入りの「江戸城・富士見櫓」似の当時の「御三階櫓」を外観再現した博物館になっています。
しかし、当時の城郭部の殆んどは上写真の説明板のとおり、廃藩後の明治期以降に大規模な河川改修工事により、堤防の下に埋没してしまいました。
したがって位置的には、当時何も無かった北東部に建てられています。
雰囲気は、まるで本物風な門や本丸建築群。
本物の当時の遺構は、「新御殿、埋門(うずみもん)、薬醫門」があちこちに移築されて現存しています。
そのうちの「新御殿」は近くの「実相寺」に客殿として今も使用されています。
実相寺の山門(中雀門)、その戸板には
紋が彫って有り、門の右手には
鐘楼堂が、そしてその奥には
「関宿城の新御殿」が現存していました。
と言う事で、歴史を実感できるお寺ですね!
埋門、薬醫門は学芸員の方に聞いたのですが、詳しい場所などが良く分からないようで、今回は行けませんでした。
次回は、城下に残されている遺跡などを見に行きたいと思います。
ひとつだけ、この「鬼門除け稲荷」には行きましたよ!
これも関宿城内にあったと言ってよい遺構ですね!
関宿城は、佐倉城、忍城などとともに江戸城を守る重要な外城(支城?)になっていたとの事でした。
そんなに重要なお城だったとは・・・知って良かった!
また、行ってない処を見に行かなくちゃって思っています。