続 写真は心

お気に入りの写真に気ままな独り言を書き込んでいるブログです。

変な潮

2010-01-26 | 富戸

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これは富戸・脇の浜の、岩場と砂地の境目で見つけたカイメンの中にいた、黄色いオニオコゼの幼魚です。

カエルアンコウめっけたぁ!と近づいて、ちょっとガッカリ…

ワイドレンズでしたので、とりあえず撮っておいた一枚でした。

で、この砂地ですが、

富戸ではなく西伊豆・大瀬崎の一本松で、砂地から深場へ行こうとして真っ直ぐ進んでいるのに、深場ではなく砂地を横方向に進んでしまい浅場に戻ってしまうことがありました。

もう一度やり直して、コンパスを確認して深場へ進むと、西へ真っ直ぐ進んでいるのにいつの間にか南西から南へと進路がカーブしてしまうのでした。

外海に面しているのに、どう言う訳か左回りの大きな渦が発生したらしく、真っ直ぐに進めないので何と無く嫌な感じでしたので、深場に行くのをやめたのでした。

もう一つ、

これは友人が体験した事ですが、井田での出来事で、潜行して間もなくやはりウネリだした途端、深場から濁った水と共に鉄砲水のような潮が押し寄せて、一気に十数メートル浅場へ飛ばされたとのことです!

周りは濁りで、透視が一気に悪くなったそうです。

何年も同じポイントで潜っていても、まったくこう言う事に出くわさない事もあるし、そこではたまにしか潜らないのに、出会ってしまう事もあるし・・・

前回と今回のような事は、経験しておいた方が良いとは思うのですが、一度も出会わなければ、それはそれで良いのかもとも思うクーなのでした!!


砂地での出来事

2010-01-19 | 富戸

Fto

これは富戸の砂地24mで、古タイヤの中にいたハワイウツボ?だと思ったのですが、やっぱただのウツボでしょうか?!

今回はウツボではなくて、この写真を撮っていた時に起きた自然現象を書きます。

写真を撮っていると、それまで静かだった水底が何の前触れもなく、いきなりウネリだしたのです。

浅い方に引っ張られたかと思ったら、今度は深い方に引っ張られ、また浅い方に、また深い方にと、引っ張られる度に体を支え切れなくなるような強いウネリになってしまい、この時点で異常だと気づいて浅場へ移動しようとフィンをかき出しましたが、深場へと潮が流れ出し、引っ張られてなかなか浮上出来ませんでした。

実はクーはこれと同じ、いやもっと強い底引きの潮に昔出会っていました。

ダイビングをやり始めてちょっと慣れてきた頃、東伊豆の海洋公園(IOP)で現在のエントリーポイントの上が、その当時は自由に車が停められまして、友人が持っていたタンクにエアーコンプレッサーで空気を充填して勝手に潜っていました。

その日は正面の砂地と左側のゴロタの中間の砂地に行きまして、そこは急に落ち込む砂地になっていて、水深30mを過ぎたあたりでやはり底ウネリが急に始まってしまい、体がゴロゴロ転がされた直後に深場に引きずられ、必死にフィンをかきながらナイフを砂に刺してどうにか上がってくる事ができたのでした!

その数カ月後に、IOP の砂地でダイバーが行方不明になったと聞きました・・・。

ダイビングは、地球上には空気の世界だけではなく水中の世界も厳然として存在することをクーに教えてくれました。

そしてまた、地上で闊歩していると思っている人間(クーも)なんぞ水中では屁にもならない存在なのだと思い知らされたのでした!

自然は美しくて素晴らしいですが、決して侮ってはなりません!!

海では満月と新月の前後3日間は無理はしないように、くれぐれも気をつけてお伺いさせて頂きましょうね!?


ウツボ

2010-01-17 | 富戸

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これは富戸で出会ったウツボです。

砂地にポツンとある岩に生えているアカヤギに、アオリイカが産卵しに来るのを待ち伏せているところです。

写真のウツボの後ろに、アオリイカの卵塊が霞んで見えますでしょ!?

アカヤギ暖簾をくぐってご愛敬ってところですが、これが水中だから良いものの、もしこんなのが地上にいて、公園なんかの草むらからシュシュっとこんな顔を出したりしたら・・・・

陸上生活の必要性から手足が出来、特に後ろ足が太く発達し二足歩行が出来る体に進化していれば・・・

「実録ジュラシックパーク」になってまいます~~

あ~どうして恐竜は地上から姿を消してしまったのだろうか!?

海には今でもカブトガニやオームガイやシーラカンスなんかが生きていると言うのに・・・

30cmくらいの(それ以上は大きくならない)肉食恐竜を飼ってみたいと、子供の頃から思っているクーなのでした!


ゴマウツボ

2010-01-14 | シパダン

Sip

これはボルネオ・シパダン島で出会ったゴマウツボです。

このゴマウツボ君、結構メタボっていまして、胴体の太さがクーのふくらはぎ位ありましたね!

モルジブではもっと太いのに出会っていますが、ぶっといウツボって、流石に蛇大丈夫なクーでも、近づくとファインダーから顔が遠ざかり、腕だけ伸ばしてシャッター切りたくなっちゃいます。

そこをグッと我慢して、ファインダー越しに構図を決め、このワンカットで早々に引き揚げたクーでした!

(^_^;)


ハナビラウツボ

2010-01-12 | 旅行記

Krm

これも沖縄・慶良間の海で出会ったハナビラウツボです。

前出のハナヒゲウツボは、「名は体を表す」で納得出来ますけれど、このハナビラウツボはどうしてハナビラなのか???

ところで、

このウツボの色模様にそっくりなのがシモフリタナバタウオなんです。

擬態と考えるのが妥当でしょうね!

いつも薄暗い岩の間や穴の中にいて、外敵がちょっと見ただけだと、このハナビラウツボに出会っちゃったと勘違いして、逆に逃げ出すんじゃないのかなぁ?

実に上手く出来ているものだと、感心してしまうクーなのでした!!


ハナヒゲウツボ

2010-01-10 | 旅行記

Krm

これは沖縄・慶良間で出会ったハナヒゲウツボです。

ウツボ類の中では断トツに可憐で美しく、唯一水槽で飼ってみても良いかもと思ってしまうウツボです。

幼魚のときは全身が黒く、こんな綺麗な青い体色になるとは思えませんね!

成魚でも、婚姻色なのか、真っ黄色に変色している固体がいるようですが、クーはまだ出会っていません。

ダイビング中に是非出会って、写真に撮ってみたいと思っているクーなのでした!


コケウツボ

2010-01-07 | 富戸

Fto

これも富戸で出会った、コケウツボの幼魚です。

富戸では、ウツボ類に出会うのは、岸側の狭い面積の岩場が殆どですので、普通のウツボやトラウツボにはすぐ会えるのですが、このコケウツボにはなかなか出会えません。

この幼魚に出会ったのは脇の浜の左奥で、久々に出会えたと言う感じでした。

成魚は

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こんな風で、口を閉じていても中が開いています。

水中写真を始めて「写るんです」でこの写真を撮ってからは、一眼レフカメラになっても一度も成魚には会っていません。

図鑑などでは、もっと珍しいウツボがいるようですが、そういうのに出会える人は、本数を多く、時間を長く潜り、尚且つ四方八方に絶えず目配りし、そしてその人の運の強さがモノを言うのだとクーは思いますね!

「幸運も実力のうち」とも言われますが、クーの経験からすると、強運の人、運の悪い人、どちらも確かに実在しますからね~

それでも、自分の人生は自分で切り開いていくんだと、ガンガン行動していく人にはクーは憧れてしまいます。

どうもジックリ物事を見過ぎてしまう自分に、苛立ちを感じている今日この頃のクーなのでした。


ワカウツボ

2010-01-05 | 富戸

Fto

これは富戸の岩場で出会った、ワカウツボの幼魚です。

長モノ(蛇)が苦手な方は、ご辛抱を!

でも、良く見ると幼顔が可愛くないですか?

大人になると

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え? あんまり変わんないって?

そうね、ウツボ類って、ハナヒゲウツボを除いてあんまり色模様も変わらないのが多いですよね。

このワカウツボ、ウツボの中では上品な顔立ちしてるって思いませんか?

富戸ではトラウツボほどではないですが、結構見られますよ!


新春の那須 2010

2010-01-03 | 那須

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2010年・平成22年

新年あけましておめでとうございます!!

皆様はどのようなお正月をお迎えですか?

クーは恒例になってしまった、那須でのお正月を迎えました。

今年の那須は31日の夕方から雪が降り出し、白銀のお正月となりました。

喜んでいたのは娘だけで、駐車場で雪だるまをつくって大満足でした!

行く前にこちらで調べた天気予報では、那須地域は晴れのはずでしたが・・・

那須岳の麓の那須町の天気は分からないです。

まぁ、雪のお正月も乙なものですがね!

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人気のないK神社も、それなりに趣があってよきかな~

元日も昼過ぎからまた雪が降り出し、スタッドレスタイヤでもなく、チェーンもたかをくくって持ってこなかったので、夕ご飯後に早々に帰京の途に付いたのでした。

今年も大過なく過ごす事が出来ますように!!

皆様にとっても良い年でありますように・・・!