続 写真は心

お気に入りの写真に気ままな独り言を書き込んでいるブログです。

撮りたかった魚Ⅰ

2008-07-30 | 旅行記

Okn

水中写真をやっていると、此の魚をこう言う風に撮ってみたい、あの魚はあんな風に撮ってみたい、っていう魚が出てくるんです。

未だに撮れていない魚は沢~山有りますが、辛うじて撮らせてもらえた優しいお魚さんを何枚か見て頂きます。

一枚目はシモフリタナバタウオです。

恥ずかしがり屋の彼は岩の割れ目に入り込んでいて、殆ど開けた場所には出てきません。

この写真もガイドさんが岩の向こう側から煽ってくれて、イヤイヤこちらに出てきた時のものです。

撮りたい撮りたいと思っていても出会えなかったり

やっと出会っても「写真」にならなかったり・・・

何とか「写真」に撮れた時は、満足感ありますよ~!

逆に撮れなかった時は「いつか必ず撮ってやるぞ」って燃えますね~!!

だからハマっちゃうと毎週のように潜っちゃうんですね!

イヤー!毎日こう暑いと直ぐにでも復帰したくなっちゃいますぅ~。


グルクン

2008-07-29 | モルジブ

Mol

これはタカサゴの仲間(もしかするとブルーフュージラーかも)です。

あまり魚の識別に長けていないクーは、クマザサハナムロ、タカサゴ、ササムロなどの区別があんまり得意ではなく、むかし沖縄で覚えたそれらの魚の総称「グルクン」で通してしまいます。

このモルジブのグルクンは、水深の浅いドロップオフを50匹位の小群で、何処へ行くのか綺麗に隊列を組んでクーの脇を通り抜けて行きました。

太陽の光が彼らの青い体色を、より爽やかに見せていました。

クーは色の中で青系が一番好きなんです。

青に包まれていると、訳もなくホォ~っとしてしまいます。

青い海、青い空、青いジーパン(殆ど一年中穿いてま~す)

驚いたり感激した時も思わず「ア~オ!」

失礼いたしました。 (^◇^)


大群

2008-07-28 | 旅行記

Okn

これは西表島の水深28mの砂地に在った、岩の根を覆っていたキンメモドキの群れです。

その周りをカマスの若魚が取り囲んでいました。

直径5m位、高さ3m位の根の全面を覆う無数のキンメモドキは、それだけで絵になってしまいます。

このキンメモドキやスカシテンジクダイなどの大群は、大群と言うだけで存在価値が有るんです!

小さな珊瑚が幾つか付いているだけの根だけなら、写真を撮ろうとも思わないでしょうね!

クーが見ている前で群れ全体が常に動き回り、根そのものが生き物かの様に躍動する!

キンメモドキの面目躍如ってところですかね~。


チャーリー

2008-07-27 | お気に入り

Mol

彼の名はチャーリー。

ビヤドゥ島のスタッフ達は皆そう呼んでいました。

彼は毎夕、桟橋のボートを舫う杭に止まって夜を明かすのでした。

この日は夕焼けに黒い雲が懸かり、なんかドラマチックな感じで結構なんカットも撮ってしまいました。

一緒に撮っていた数人の仲間と、桟橋の上をほふく前進でチャーリーににじり寄っていたら、傍に座っていた白人さんに「君らはソルジャーみたいだね~」って笑われてしまいました。

何と言われようと、笑われようと、シャッターチャンスは逃さないクーでした!

な~んてね!!

本当は、海外なんてたま~にしか行かれないんで、この時とばかりにセコセコ撮りまくってただけなんですぅ・・・。

でもこの写真、お気に入りの一枚になっています。

昼間の熱気が嘘のように、爽やかな海風が桟橋を吹き抜けると、撮り終えた後のビールの旨かった事・・・。

アッ!こっちもビール呑も!!


おすわり!

2008-07-26 | エビ・カニ類

Okn

このモンハナジャコ、前出の台風で消滅してしまったコモンシコロサンゴの近くに住んでおりました。

見つけた時からこの格好で、なんか犬がおねだりしてる時の格好みたいで思わず「おすわり!」って言いそうになりました。

見た目はカラフルでかわいいので手で捕まえようなんて思わないで下さいね!

貝殻やカニの甲羅なんか簡単に割ってしまう空手の達人なんですよ~

人間の指の肉なんて簡単に切れてしまうそうです!

それにしても青・赤・緑、なんて綺麗な色遣いなんでしょう!

人間には綺麗でも、海の生物達には「俺は危険なんだぞ~」のサインなんでしょうね!

人間も、遠くからでも一目で「俺は危険だぞー」って自ら知らせてもらえないものだろうか!?

最近、理解不能な人間が…自分の事だけしか頭にない人間が…世間を騒がせ過ぎませんか?

クーは時々思います。人類は荒廃し始め、ソドムとゴモラになりはすまいか・・・と!

杞憂でありますように!!


マンタスクランブル

2008-07-25 | 旅行記

Okn

ここは皆さん良くご存じの石垣島のマンタスクランブルです。

ダイバーなら一度はその眼で近くに寄って、マジマジと眺めてみたい巨大魚のオニイトマキエイ、通称マンタです。

水族館で見ても大きいですが、自分が潜っている同じ海水中で出会うと本当に大きく感じますね!

この写真を見ているとマンタと遭遇したダイバーのその時の心境が良く分かります。

圧倒されて息が止まっているダイバー

興奮してしまいガバガバとエアーを吸っているダイバー

やっぱりマンタって魅力あるんですね~!!

ちょっとは涼しくなれましたか?!


地震

2008-07-24 | 旅行記

Okn

先ほど岩手県でちょっと大きな地震が発生しました。

大きな被害が無い事を祈ります。

このところ中国内陸部での大地震や、国内でも東北地方で頻繁に大きな地震が起きています。

まさに各プレートが活発に動き出した活動期に入ったようですね!

地球の表面の冷えている薄皮がいくつもにひび割れて、すぐ下のマントルの上を動き回ってあっちに乗り上げこっちに潜り、山脈を創り海溝を掘り、今また何かをしようとしているんですね!

その薄皮の上で人間共がさも自分達が最高の存在かの如く蠢いているように見えます。

クーもその中の一員かと思うと自戒の念を禁じえません。

まぁ、地球にとっては手のひらの孫悟空より他愛無い存在なのかも・・・!?

今回のボートは、潜っていて地震に遭った時一番助かる可能性が有るってクーは思ったのでアップしてみました。

かなり前ですが伊豆群発地震の時は、水中で「ドーン」と音がして岩が擦れる「カラカラカラ」って言う音が続いて響いていました。

それでも毎週のように富戸で潜っていましたね~。

インドネシアで起こった大津波みたいなのが起きていたら・・・

これはもう運としか言いようがありません!!


台風

2008-07-23 | サンゴ

Okn

この写真は沖縄の西表島に有ったコモンシコロサンゴです。

人の背丈ほどあって直径も2mを超えていたのではないでしょうか。

ボ~っと見ていると、水族館の「サンゴ礁はこんな風です」コーナーに居るような気分になってズ~っと眺めてしまいました。

周りに大きな珊瑚が無いせいか、此処にはハナダイやデバスズメダイ、スカシテンジクダイなどの小魚達がこれでもかとばかりに住んでいました。

広角レンズで潜っていたら珊瑚全体と無数の小魚達を写せたのに本当に残念でなりません!

なぜかと言うと・・・

この写真を撮った翌年台風の直撃に遭い、水深が浅かったせいも有り大波の直撃で10mも転がされ、バラバラになりながら深場へと落ちて行ったそうです。

あの珊瑚に住んでいた無数の小魚達は大波の中、深場へでも避難出来たんでしょうか?

それとも珊瑚と一緒に・・・・・

どう言う結果であるにせよ其れが自然であり、人間があれこれする事ではないんでしょうね!

でも・・・願わくば、

温暖化の影響かどうか分かりませんが、アメリカ南部を襲ったような巨大台風が襲来しませんように!!


2008-07-19 | モルジブ

Mol

これもビヤドゥ島で出会ったサザナミトサカハギです。

どうです、涼しげでしょう!?

しかし こう蒸し暑いとなんですねぇ

思考力って言うか、脳の働きって言うか、脳細胞ニューロンの電気的…

ええい自分で何言ってんだかワズ~い!!!

失礼しました。

なにせ かみさんが冷房嫌いで扇風機の生暖かい風で涼を取っている健康的…

ええい我慢大会じゃないぞ~!!!

失礼しました。

と・とにかく、せめて写真でだけでも涼しくなりたいクーなのでした。


紅白

2008-07-18 | モルジブ

Mol

これはビヤドゥ島のドロップオフで出会ったホウセキキントキです。

この時は殆どの個体が赤くなっていました。

別の日に出会った群れはこんな

Mol_2

普通の魚の白っぽい銀色に輝いていました。

ホウセキキントキと言うと赤い魚って認識してますが、一匹も赤くなっていないこの群れは・・・

これが本来の彼らの姿??

富戸でも時々見かけますが、やはりこんな

Img307

若魚なのに赤いです。

赤くなっているのが本来なのか?

銀色に輝いているのが本来の姿なのか??

どっちなんだろう!!

紅白をアッいや、黒白をハッキリつけたいクーでした。

(ちょっと無理矢理持っていっちゃいましたかね!?)