続 写真は心

お気に入りの写真に気ままな独り言を書き込んでいるブログです。

最強の毒?

2009-02-28 | シパダン

Sip

これはシパダンのドロップオフで出会ったソウシハギです。

昨日の産経新聞に載っていた「生きもの異変・温暖化の足音」の記事に、瀬戸内海や広島県沿岸で4匹捕獲されたとありました。

その記事で驚いたのが、ソウシハギにはパリトキシンと言う、フグ毒(テトロドトキシン)の70倍もの猛毒を持つものがいる、との事でした。

ハギの仲間にしては、青色紋様が目立ち過ぎてなんだかな~って思ってはいましたが・・・

まさかそんな凄い猛毒をもっていただなんて・・・・

またまた一つ勉強しちゃいましたよ~!!

だけど同記事内で、瀬戸内海にはこれまでいなかったサツマカサゴも近年姿を見せているとの事ですが、東伊豆の富戸などでは20年以上前から目撃していますよ。

黒潮が入りにくい瀬戸内海のほうが、伊豆半島より水温が低いのかもね!?

富戸でも成魚のソウシハギが見られるのも、時間の問題かもね!


パタパタパタ

2009-02-26 | 富戸

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これは富戸の砂地で出会った、ナガレメイタガレイの若魚だと思います。

砂地を泳いでいたら、突然砂が丸い小さな塊になってパタパタ浮き上がるではないですか!

5cm位のが30~40匹はいたんじゃないかなぁ!?

すぐにカレイの仲間の子供だと分かりましたが、こんなに砂地に群れを作って生活していたんですね~。

ダイバーに驚いて、次々にパタパタ舞い上がる様は、なかなか気妙で一見の価値ありですぞ~!


もっとゆったり

2009-02-23 | お気に入り

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これも富戸に現れたギンガメアジの群れです。

どうです?大群でゆったりしちゃってるでしょう?

富戸でもこんな光景を見る事が出来るんですね~!

やっぱりホームグランドを決めて頻繁に潜りに行ってないと、こんなシーンに巡り会う事も無いのかも・・・ね!?

この時は、ちょうど太陽が真上から射していて、良い塩梅に陽光の筋が写り込んでいて結構お気に入りの一枚なんですよ!


ゆったり

2009-02-20 | 富戸

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これは富戸に回ってきたカンパチです。

小イワシやキビナゴなどの群れを追いかけて、2~3匹で現れるのはそれほど珍しくはないんですが、20匹ちかくの群れで、それものんびりゆっくりと散歩でもしているかのように通り過ぎて行きました。

小魚の群れにアタックして猛スピードで泳ぎ回っているカンパチも見惚れてしまいますが、速い魚がゆったり泳いで行くのも悠然としていて良いものですね!

大型の回遊魚は見ていてスカッとしますね~!


記念写真

2009-02-19 | お気に入り

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これは富戸のヨコバマから、ゴロタ上の右側に行った浅い所にあるちっちゃな洞窟です。

SEASIDEスタッフのセイちゃんと、その下にいるのがクーのかみさんです。

手前みそで恐縮ですが、この写真で伊東市のフォトコンテストに入選しました。

翌年かみさんと結婚もし、子供も授かり、ダイビングどころではなくなってしまうのですが・・・

人生を分けた、クーにとっては忘れられない水中記念写真になっています。

水中写真にハマるきっかけになったミノカサゴの写真同様、いやそれ以上にクーにとっては重要な一枚になっているのです。


カチカチ

2009-02-17 | 富戸

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これも富戸で出会ったハコフグです。

この幼魚をかみさんが大好きで、ミナミハコフグの幼魚と同じくらい可愛いと、一緒に潜った時には探しまくっていました。

ペットショップの海水魚コーナーや水族園では、必ず探し出し穴のあくほど見つめています。

海水魚を飼うには手間とお金がかかりそうで、我慢してもらっています。

しかしこのハコフグ、鱗を鎧のようにカチカチに固め、それでも咬みついてくる敵には皮膚から毒を出しと、二重の防御を固めているんですね!

前回のハリセンボンといい、このハコフグといい、速く泳がなくて身を守る方法を、上手く進化させたものだとつくづく感心するクーなのでした!

この顔、ほんとにかわい~い??


棘棘

2009-02-16 | 富戸

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これは富戸で出会ったハリセンボンの顔です。

何年かダイビングを続けているダイバーでしたら、一度は出会っていると思います。

そして出会うと必ずしてしまうのが、これ!

捕まえて軽く刺激を加えると、海水をめいっぱい呑み込み、捕食されないようにボールみたいに膨らんで、鱗が変化した棘を逆立てる。

これをやらないとダイバーは解放してくれません!

グループを率いているイントラさんやガイドさんは、お客さんダイバーを楽しませようと、殆どしていると思います。

かく言うクーも何度か膨らませてしまいました。

彼らにしてみれば、巨大なダイバー魚に呑み込まれる恐怖で生きた心地も無い事でしょう!!

ほんと、ごめんなさいね~!

でも君みたいにユニークで絵になるお魚さんもそうはいないので、棘風船姿だけちょっとの間我慢して見せて下さいませ!!

クーからの勝手なお願いでした。


胸鰭の棘

2009-02-15 | 富戸

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これは富戸の砂地で出会ったセミホウボウです。

まだ若魚で、体に比べて胸鰭がやたら大きく見えますね。

この胸鰭の先端の棘が、結構痛いんです!

むかし富戸港の浅瀬で、ウエットスーツを着ようと海に入ったら、このセミホウボウの大きなのが水深30cm位のところでジッとしていたので、そーっとすくったらすくえてしまったんです。

皆に見せようと、尾鰭の前のくびれた所を掴んで逆さまに持ち上げたとたん、体を激しく左右に振り、胸鰭の先端の棘が握っていたクーの手にグサグサっと突き刺さったのでした!

哀れクーの手から水面に、ポタポタと赤い血潮が滴り落ちたのでした!!

自業自得とは言え、すぐ潜らなければならず、グローブをはめるのも痛かったんですが、「大丈夫、大丈夫!」と言いながら心の中で…棘に毒があったらどーしよぉ~…なんぞとビビりながらエントリーしたのを思い出しました。

今更ながら、やたらに素手で棘のあるお魚を捕まえたりしてはいけないと、自戒新たにした次第です!!


魚類です

2009-02-13 | 富戸

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これは富戸の砂地で出会ったホオジロゴマウミヘビです。

この写真を撮ったときは、まだこの名前が付いていませんでした。

ウミヘビとついていますが、前回の爬虫類ではなく魚類です。

近づいても咬まれる事はありませんのでご安心を!

こんな感じで砂から顔を出しているのは、このウミヘビ科の他にアナゴ科、ハモ科などがあり、色んな顔に出会う事が出来て面白いですよ~!

2008年5月22日のクーのブログ「砂地の住人」にもアップしてます。同じウミヘビ科のモンガラドオシも居ましたね。

やっぱり砂地って不思議世界ですよね~!


爬虫類

2009-02-12 | 旅行記

Krm

これは沖縄・慶良間で出会ったエラブウミヘビです。

真っ白な珊瑚砂の海底に数本のヤナギカタトサカが生えていて、近づくと何かが動いた様な感じがしたので、着底して根本を覗き込んだら・・・・

お~っとぉ、

陸上のコブラより強い毒を持っている、ウミヘビくんではないですか~!

いくら性格がおとなしく、口も小さくて毒牙が出にくいとは言え、突然顔と顔がばったり会うと・・・

引いちゃいますね~

そんなに嫌いじゃないですけれど、

富戸に居なくてよかった (^_^;) かな!?