このクマザサハナムロの群れは突然雨のように降り注いできました。
小さな島では、エントリーするとすぐ外洋だったりするので、このような小物の魚の群れや、時には大物に突然出くわしたりするので面白いのです。
その反面、島と島の間の海峡などは干満時にかなり激しく潮の流れる事が有り、たまたまその時刻に其処で潜ってしまったりしたときには、とんでもない事になってしまいかねません。
今回のバリ島での遭難事故原因も、
浮上時に天候が急変していて、強風と大雨でボートの船長は潜っているダイバーの呼気泡が判別出来なくなり見失ってしまった(船長談)事。
(救助された日本人女性ダイバー4名は、「浮上時にはスコールも降ってなく、うねりも多少あった程度だったがボートを見失った。」と証言しているとの事。)
そして、浮上後に鳴門の大渦まがいの流れに引き込まれてしまって、出られなくなって流されてしまった事。
奇跡的に5名は無事でしたが、お一人は残念な結果になってしまいました。
残るお一人の無事生還を祈らずには居られません。
クーも底引きの潮や渦の潮の経験がありますが、なんとかこうしていられるのは、どうにか脱出出来る程度の恐さ(潮の流れ)だったからだと思い返しています。
今日は 3.11
2年前の今日、あの東日本大震災が
今、生きている日本人が見た事もない大天災が
そして それによる原発事故が
実際に起こってしまった日 です。
あらためて、あのときに犠牲になられてしまった多くの方々の、ご冥福をお祈りし
被災しながら、辛うじて生還されたの方々の、復興を一日でも早くと、願わずにはいられません。
海は、地球上の全ての生命体の源であり
人間は、その生み出された多くの中の、ただの一種類なだけなのです。
知恵ある人類は、母なる海が時々爆発的にお怒りになる事を肝に銘じ、
その時の対処法を確立しなければなりません。
クーが若かりし頃、友人の木村くんに連れて行ってもらい、ご迷惑をおかけしてしまった女川町の、Kご一家の方々のご冥福を心からお祈りいたします!
しかし、それでもクーは海が好きで、どうしても嫌いにはなれませんです。
これは、モルジブ・ビリバル島の水深26mで出会ったイッテンフエダイの群れです。
この写真も、ダイバーが水中で見たまんまの雰囲気を上手くだせたと・・・・
えーえーそ~です!!
フォト派ダイバーとしては致命的な失敗の、ストロボの電池切れで~す!!!
ストロボが発光していれば、黄色い尾鰭が爽やかに青い背景に映えて、「満足~!」っていってたのに~~!
失敗と言えば、一番残念なのが、沖縄・西表島の水深30mの砂地にポツンとイボハタゴイソギンチャクがあって、トウアカクマノミがいい具合に住んでいて実に画になるポイントで、着底して「さぁ撮るど~」とアングルを決めてファインダーを覗いたら・・・・・
お察しのとおり、カメラのスイッチが入ってなかったのでし!
他の方がパシャパシャとシャッターを切るのを横目に、悔し涙が分からないようにマスククリヤーなんぞをさり気無く隅っこでしていたクーでした。
昨日、マイケルジャクソンさんが亡くなりました。
ビートルズ世代のクーは、彼らがどんな音楽に影響されてそれを吸収し、ビートルズサウンドを創りだすようになったのか!?
興味を持ち調べると、黒人音楽がありました。
ゴスペル、R&B、ソールミュージック・・・。
自然に好きになりMジャクソンもお気に入りでした。
彼個人の私生活の行動はともかく、彼の歌う曲と彼のダンス(特にムーンウォーク)、は他に類を見ない彼だけのもので好きでした。
ジョンレノンさんが、異常な熱狂ファンに射殺された時ほどのショックはありませんが、人生半ばでの突然の死は、クーの心に違和感を覚えさせるのでした。
しかし、その事で彼は、人類が音楽を続けるかぎり半永久的に言い伝えられるのです。
決しておじいちゃんになることもなく・・・・・
ジェームスディーン、エルビスプレスリー、マリリンモンロー、こういった伝説の人にマイケルジャクソンも仲間入りしたのですね!!
謹んでお悔やみ申し上げます。