続 写真は心

お気に入りの写真に気ままな独り言を書き込んでいるブログです。

シュノーケリングと磯遊び

2010-09-01 | ウミウシ

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これも昨日の続きで、7月下旬の下田です。

前日の砂場と違い、岩場の磯遊びが堪能できる穴場?です。

タイドプールがあちこちにあって、引き潮に取り残された生物たちが沢山いました。

娘だけではなく、かみさんもクーも生物探しに夢中になってしまいました。

写真を撮るのを殆ど忘れて探していましたが、この

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真っ青なオウギガニの仲間?と

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マダラウミウシはジックリ写せましたので、水中ムービーをカメラ設定にして撮る事ができました。

あとは、プラケースに入れて撮ったものです。

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このイソスジエビと

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良く似たスジエビモドキは沢山いて、網ですくうと何匹も採れてしまいました。

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魚の幼魚も、このギンユゴイやアゴハゼなどいろいろな種類を見る事が出来ました。

カニ釣りも楽しめて、磯遊びを満喫したのでした。

またここでは、シュノーケリングも楽しめて、小さい子供はエントリーとエキジットに親の助けが必要ですが、水中は面白くて沖にさえ出なければまず安全なポイントです。

今回は、かみさんが色んな魚を見つけました。

40cmくらいのカレーやマダコ、ボラ、ウツボ、トラウツボなどで、クーも若いアオリイカの群れやメジナの群れアイゴなどで、珍しかったのはアカヤガラに出会ったことでした!

砂汚れも全くないし、帰り仕度が楽でしたね~!

フナムシの大群さえ気にしなければ、快適で

お気に入りのポイントになってしまいました!!


スミゾメミノウミウシ

2008-11-21 | ウミウシ

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これも富戸で出会ったスミゾメミノウミウシです。

オウギウミヒドラによく付いて居ますが、これもそうでした。

体が黒っぽい紫色なので、分かりずらいです。

これも背中の鰓突起の先が白くなかったら見落としてしまいそうですね!?

ヒドロ虫を食べて、鰓突起に刺胞をせっせとため込んでいるところでしょうか?

体が赤とか黄色とかだったら、もっと絵になるんですけどね~!


サキシマミノウミウシ

2008-11-20 | ウミウシ

Fto

これは富戸の岩場に生えていた、ウミヒドラの仲間に付いていたサキシマミノウミウシです。

このウミウシは生息数が多いのか?白くて目につきやすいのか?けっこう目にする機会がありました。

「ウミウシガイドブック②」にもクーの感想と同じような事が書いてありました。

『秋の伊豆半島では最もポピュラーなミノウミウシだ。』との事です。

西伊豆・大瀬崎でもこんな

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浅い、水深5mのゴロタ石に生えたウミヒドラ類の中に溶け込むように付いて居ました。

鰓突起の先端が、目立つ橙色でなかったら気が付かなかったかもね!?


卵塊の美

2008-11-19 | ウミウシ

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これは富戸の岩場に付いていたウミウシ類の卵塊です。

何ウミウシかは分かりませんが、黄色いフリフリのテープをくるくる巻いた様な形は美しさを感じます。

同じような形でもこんな、

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白いのや、まるでティッシュペーパーで作ったかの様な

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こんなのも有るんです。他にもカラフルな

Tgo

こんなのまで・・・

他にもいろんなのが有るので、探してみて下さいね!


ミノウミウシ

2008-11-17 | ウミウシ

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これは富戸のマエカドで出会ったガーベラミノウミウシです。

2匹がもつれ合って産卵中のようですが、どう言う体勢なのか良く分かりませんでした。

「今見てもよく分かりませんが・・・」

ミノウミウシ類は姿や色が綺麗なのが多く、写真派ダイバーの格好の被写体になっています。

その背中のミノ(昔の人が雨の時着ていた蓑の様なので)状鰓突起は、「ウミウシガイドブック②」によると『ほとんどの種が体内にエサ由来の刺胞を持ち、なかには共生藻を持つ種類もいる。』との事です。

彼らの多くは、カヤなどのヒドロ虫類を食しているらしく、その時にヒドロ虫の刺胞をどうやってか?射出させずに飲み込み、背中のミノ状鰓突起まで体内を移動させ、先端の上下を間違えずセットするんですね!

ヒドロ虫の刺胞はちょっと触れただけで射出されてしまうのに、何時からこんなマジックみたいなテクニックを身につけたのだろうか?

自身の身を守る為に、必要は発明の母だったんでしょうね~。


海ゾウメン

2008-11-15 | ウミウシ

Akz

これは東伊豆・赤沢の湾内で撮ったアメフラシの卵塊です。

これから冬に向かい、水温が下がってくるとアメフラシの姿が良く見られるようになります。

春先に浅瀬で、こんな色とりどりの茹で上げた素麺のかたまりみたいのを見かける事があります。

なんでこんなにカラフルなのか?解らないけど面白い!

このアメフラシの、

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ウップス!失礼しました。

アメフラシの背中のヒラヒラ(側足と言う)の真ん中から糞が出ていたので、思わず写してしまった写真でした。

肝心なアメフラシの全身写真が、どこかにいってしまいました~。

ところで、アメフラシの卵塊を灰でまぶし半乾燥したものを「海ゾウメン」と言い珍味とされています。

友人からのお土産で何回か食した事がありますが・・・

ん~、・・・確かに珍味でした。?(^.^;)?


ジボガウミウシ

2008-11-14 | ウミウシ

Fto

これは富戸の岩場で見つけたジボガウミウシ達です。

普通に考えると集団産卵のために集まっていると思えるのですが、このウミウシ達は頭をくぼみに突っ込んで、何か美味しいものでも貪っているのか?それともとても重要な話し合いをしているのか?の様に見えます。

ウミウシが交尾するときは、互いに頭と尻尾を逆にして行いますが、その前の儀式でも執り行っているんでしょうか?

もしクーがウミウシ語を理解出来ていたら、とても深遠な興味ある事実を知りえたでしょうに・・・!

他言語に疎くて、この時ばかりは残念に思いましたよ!

マ、冗談はさておき、名前の意味が分からないこのジボガウミウシ、「ウミウシガイドブック②」によれば『ダイバーたちにつけられた愛称を聞いて驚いた。なんと“ダイフク”であった。』との事です。

何にせよ、見ていてなぜか爽やかな、ジボガウミウシ達でした!!


ミヤコウミウシ

2008-11-13 | ウミウシ

Akz

これは東伊豆・赤沢で出会ったミヤコウミウシです。

この写真は一眼レフで写していますが、水中写真をやり始めの「潜るんです」で撮りだした頃、同じ赤沢の湾内でこのミヤコウミウシが、岩の凹みに5~6匹で団子状になっているのを撮ったことが有ります。

まだ接写レンズが発売されていませんでしたので、1m位離れて撮った写真は、そこに何が写っているのかぜんぜん解らないものでした。

そこそこの写真を撮りたければ、そこそこの機材が必要なんだと痛感した次第でした。

ところで、赤沢の湾内ですが、他にも面白い生物に出会っていますのでおいおいご紹介させて頂きますね!


ウミウシだったの?

2008-11-12 | ウミウシ

Fto

これは富戸の岩場で出会ったヒトエガイです。

クーはこれをずっと貝の仲間だとばかり思っていました。

水中写真をやりだす前に、何回か出会っていたミスガイも巻貝の仲間だと思っていました。

「ウミウシガイドブック②」にも有る様に、ウミウシの背楯目としてよいのか、傘状の殻が露出しているので傘殻目とするのか、専門家の先生方の間でもまだ統一決定されていないようです。

難しい事はさて置いて、これがウミウシの一種だとはね~

もっとも、貝殻が退化したり無くなってしまったのがウミウシですもんね!

大川で出会ったのは、

Okw

こんな全部黄色い個体で、ちょっと見、イソギンチャクの縮んだ触手みたいでしたよ!

図鑑には、もっといろいろなバリエーションの個体が載っていました。面白いですね~。


ミアミラウミウシ

2008-11-08 | ウミウシ

Ita

これは西伊豆・井田で出会ったミアミラウミウシです。

ハッキリ言ってこの写真を撮った頃は、ウミウシさんにそれほど興味があったわけではなく、潜っていて色鮮やかだったり目立ったりしたウミウシさんをスナップ写真的に写していました。

見つけても一瞥して通り過ぎてしまったウミウシが、かなりありました。

今思うと、何で写しとかなかったのかな~って思いますね!

このミアミラウミウシも、このワンカットしか撮っていないんですからね~・・・

今、潜ってこれと出会ったら36枚、いやいや今はデジカメですから、何枚もアングルを変え撮りまくるでしょうね!!