続 写真は心

お気に入りの写真に気ままな独り言を書き込んでいるブログです。

風立ちぬ

2013-09-28 | 映画

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先日、かみさんが平日休みで時間が合ったので、二人して宮崎駿監督の「風立ちぬ」を観てきました。

観る前に、本だけは読み終えておきたかったので、少しづつですがやっと読み終えて行きました。

映画は、この二冊の本に沿って筋立てられていて、「零戦」だけだと戦闘機賛美(戦争賛美?)と捉えられると考えたのでしょう、そこで「風立ちぬ」の悲恋を織り込む事で「(戦争や病などで)死んではいけないのだ!」と言う監督の意図(反戦平和主義)がかなり理解出来たように感じました。

先の戦争で、無くてはならない役割を果たした「零戦」を設計した堀越二朗氏を主人公に、なんとか戦争を批判しつつ大好きな戦闘機を表現したいと言う、監督自身の自己矛盾を実に上手く描きだしていると思いました。

これは、子供が観て理解出来る映画ではありませんね!

それと、一つ気になった事が…

宮崎監督が、12月21日にロードショーされる同じ「零戦」を題材にした「永遠の0」百田尚樹著の映画を批判したと聞いて、クーはガッカリしてしまいました。
自分の思想だけが唯一絶対正しくて、それに沿わない思想はこき下ろすと言うのは、影響力の大きい、世界の宮崎監督がしてはいけない事なのではないのかとクーは考えますが、どう思いますか?

相手の思想も尊重してこその・・・と思いませんか??

さらにもう一つ

マスコミなどで話題になった「喫煙シーンが多過ぎる」ですが、確かにやたらに何時でも何処でもスパスパ吸っていて、此処でこの喫煙シーンは無くてもストーリー上何ら問題ないのでは?
と何回か思ったのはクーだけではなかったのですね!

煙草をパカパカ吸って、反戦平和をこぶしをふり上げて声高に叫ぶ!
今も全共闘時代のまんま。  なんですね…。

フ~・・・(^。^)y-.。○〇 さて一服するか! …ン??
クーは吸いませんよ~。