今は、ちょっと長~いインターバルに入っていますが今年で32年目の陸ダイバーです。
子供の頃から素潜りは遊びで毎夏やっていましたから「タンクを背負うと楽に長く潜っていられるぞ」って誘われて、すぐやりだしました。
しかしやり始めて間もなくして魚介類の採取全面禁止が定着し、ツアーもただ海に潜るだけのダイビングと成ってしまい其のうち飽きてしまいました。
水中写真も当時からありましたが一眼レフのカメラとハウジングのセットは恐ろしく高価で、無理して買ってやってみて面白くなかったら・・・って思うととても手が出せませんでした。
1990年頃、「写るんです」って言う使い捨てカメラに、確か水深40mまでOKのハウジングが出来、これならと早々に買い込み撮ってみました。
出来た写真は・・・皆の笑い物でした。(何が写ってるのか全然分からない代物でしたから)
その時は一緒に笑っていましたが、心の中では「絶対凄い写真をそのうち撮ってやる」って思いましたね。
それから毎週のように潜りに行き、次の年のお店のXmasパーティーのフォトコンでグランプリを頂きました。
この写真は生涯忘れられない一枚の写真となっています。
東伊豆の富戸の堤防下の砂地で撮りました。
私クーはダイビングショップ・シーサイドの非常勤(最近は潜ってない、お店にもたま~にしか顔を出さない)スタッフ?なんです。
水中写真を始めた1990年から結婚して長~いインターバルに入ってしまった2000年までの10年間に、水中で写真を撮りながら感じたり思ったりした事を、つれづれなるままに書き綴ってみようと思います。
この写真は’91、3月下旬に東伊豆の富戸で撮ったものです。
この頃から5月にかけて卵から孵った仔魚達が、霞の様に無数に漂っているのをよく目にします。
その中に何気なく入り込んだシマヒメヤマノカミが、口の近くに来た仔魚を吸い込む様に飲み込んでいました。
仔魚の立場に立てば、孵ったばかりの子魚をなんと残酷な!となるし・・・
シマヒメヤマノカミの立場に立てば、食糧が殆どない寒い冬を何とか過ごし、やっと食べ物にありついた!ってなるし・・・。
海の中って常に食うか食われるかの、弱肉強食の世界なんだなって思いましたね!
はじめまして。
OCNブログ人でブログをはじめました。
このブログでは、水中写真を中心とした写真や、その時々に思った事について書いていきたいと思います。
ダイビング、魚、花などの写真に興味のある方、ちょっと覗いて行って下さいね!
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なお このブログにUP されたクーの写真は、無断で転送等しなければ、個人で自由に楽しんでくださいませ。