続 写真は心

お気に入りの写真に気ままな独り言を書き込んでいるブログです。

富戸のクマノミⅡ

2009-05-17 | クマノミ類

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これは富戸のイソギンチャク畑に居たクマノミです。

ちょっと見、体が黄色っぽくてカクレクマノミみたいですが、ただのクマノミ君です。

まだ若魚で4~5cmくらいでした。

クマノミの幼魚や若魚は、上の写真のような黄色系と黒色系があるようです

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これも同じイソギンチャク畑に居たクマノミの幼魚ですが、こちらは顔だけ黄色くて体は真っ黒です。

クマノミは若い時は皆オスで、一つの集団の中で一番大きい個体がメスに性転換するのは誰でも知っていますよね!

今回クーが気になったのは、クマノミが付いているイソギンチャクなんです。

黒いクマノミが居るほうは、図鑑ではオオサンゴイソギンチャクと出ていますが、黄色いクマノミが居るほうを見て下さい。

一つのサンゴイソギンチャクの左側の触手は丸くなっておらず、まるでオオサンゴイソギンチャクの触手の様になっています。

もしかすると・・・、素人の浅はかな考えですが、サンゴイソギンチャクとオオサンゴイソギンチャクは同じで、その個体がその時の何かの加減で触手が丸くなったり、伸びたり、別の種類みたいに見えてしまうだけなんじゃないか?・・・なんてね?!?

イソギンチャクの種類の同定って素人にも出来るんでしょうか・・・?


富戸のクマノミⅠ

2009-05-16 | クマノミ類

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これは富戸・ヨコバマの右側にある、イソギンチャク畑で出会ったクマノミです。

イソギンチャクの1mくらい上を舞うように泳いでいました。

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彼らは結構気が強く、ダイバーが近寄ってジッと見つめていると、向こうから様子を窺いながら寄って来て、マスクの中を覗いたり、卵を産んでいると時には咬み付いてくることがあります!

前出のクマノミの卵を撮っている時にも、ツンツン突かれました。

目と目が合うとサッと退きますが、ダイバーの目が合わないところをまたツンツンと・・・

彼らにとってはダイバーはシロナガスクジラほどもある怪物!?に違いありません。

にもかかわらず、果敢に追い払おうとする姿に感銘すら覚えてしまうクーなのでした。

「ごめんごめん、こうさんです!」って心の中で言いながら・・・


本当の色は?

2009-05-10 | クマノミ類

Osm

これは伊豆大島・野田浜の、砂地に出る少し前の右側にある岩のてっぺんに繁殖しているオオサンゴイソギンチャクです。

綺麗なクマノミの若魚が、触手の上を忙しく動き回っていました。

問題なのはその触手なんです。

写真では、くすんだ黄色っぽい褐色にしか写っていませんが、水中で実際に見た色は、爽やかな綺麗なピンクだったんです!

ストロボの光を当てられて、これが本当のこの触手の色なんですが・・・

水中では赤い色から減色していきますが、逆にこんなくすんだ色の触手が綺麗なピンクに見えてしまうなんて、水中の面白さはこんなところにもあるんですね!!


ジュズダマイソギンチャク

2009-05-02 | クマノミ類

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これも沖縄・西表島で出会った唯のクマノミと、潜り込んでいるのはジュズダマイソギンチャクです。

イソギンチャクとクマノミには相性があるようで、このジュズダマイソギンチャクには、他の種類のクマノミが付いているのを見た記憶がありません。

このイソギンチャク、見た目もゴツゴツしていてとても優雅には見えません。

冬の伊豆でも生きていけるこの逞しいクマノミが、このごついイソギンチャクには合うのでしょうね!

本当のところは、やっぱりクマノミ君に聞いてみなくちゃ分からんです~!!


食べちゃうの?

2009-05-01 | クマノミ類

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これは沖縄・西表島で見たクマノミです。

クマノミとイソギンチャクは共生関係だといわれています。

クマノミはイソギンチャクに守られて、イソギンチャクはクマノミの食べ残しを貰って、ギブ&テイクね!と言う訳。

の筈なんですが・・・

暫く見ていましたが、間違いなくこのクマノミ、イソギンチャクの触手をかじって食べていました!!

本当ですよ!

一本だけではなく二本、三本と先端部分をかじっては食べていました。

こうなると・・・

共生ではなく寄生??

このクマノミだけが特別で、空腹に耐えきれず自分を守ってくれている触手なのに、思わず食べてしまった瞬間だったのでしょうか?

本当の事は、クマノミのみぞ知る、ですかね・・・!?


ハマクマノミⅡ

2009-04-27 | クマノミ類

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これも沖縄・西表島で出会ったハマクマノミです。

ただ、付いていたタマイタダキイソギンチャクが、お年を召していらしたのか垂れ気味で元気がなく、写真としてはイマイチでありますが・・・

元気がない時はお酒でも飲んでパーっと、えっ?飲んで憂さ晴らしは良くないって??

そう言うお酒はつい飲みすぎるから悪酔いするって?

まぁお酒は飲み過ぎれば毒の水、適度に飲めば百薬の長。ですからね!

クーも若~い時、夏休みに友人K君の母方のご実家に初めて遊びに行き、始めはビールをご馳走になり、それが無くなると日本酒が出て来て一升瓶が空になり、焼酎が出てきた頃には記憶がなく・・・

ハッと気が付いた時には、初めてお伺いした家にもかかわらず、お風呂場のタイルにうつむきに寝ていて、手には水が出ているホースを握り、飲んでは吐きを繰り返したらしく、髪の毛や顔などにはゲ〇がどろどろにまとわり付いて・・・・・・

早朝、お家の方の「おはようございす、だいじょうぶですかぁ」とのお声に顔を上げる事も出来ず・・・

あとでわかった事ですが、脱衣場には着ていたものが全部キチンとたたんで置いてあったそうです。

えっ?そうです、飲み過ぎて裸になったのはその時が初めてで最後です!

だれでも一度はお酒の失敗ってあるよね~!

でもそれを教訓に、以後お酒に飲まれないようにしましょう!!

人が、お酒を飲むんですから! ( ^^) _U ね!

ネッ、ジデジカ君!


ハナビラクマノミⅡ

2009-04-23 | クマノミ類

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これはシパダン島で出会ったハナビラクマノミですが、こちらはシライトイソギンチャクに付いていました。

触手の色がグレーで、ハナビラクマノミのピンクが見事にマッチしていて「なんでこんなにお洒落な色使いが自然に出来ているのか?」不思議と同時に感激してしまうクーなのでした。

しかし本当にイソギンチャクとクマノミって、ダイバー(クー)にとっては最高に価値のある存在ですね!!

どこで何度見ても、見飽きません (●^o^●)ok!


ハナビラクマノミ

2009-04-19 | クマノミ類

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これは沖縄・西表島で出会ったハナビラクマノミとセンジュイソギンチャクです。

このイソギンチャクは、触手が半透明で先端が綺麗なピンクになっていて、とても柔らかい花の様な優しさを感じました。

其処にいたハナビラクマノミと、とても良くマッチしていて共生関係と言うだけではなく、見た目にもとてもつり合っている関係だと感心してしまいました。


ニモはカクレられない!

2009-04-13 | クマノミ類

Okn

これは沖縄・西表島で目撃したカクレクマノミです。

クー達が来る前に、前のグループのダイバーがイソギンチャクをいじくったのでしょう。

イソギンチャクは外側から触ると、ご存じのように触手をすぼめてしまいます。

大型のイソギンチャクの体壁は、色や模様が綺麗なものが多く、それをお客さんダイバーに見せようと、触ってこんなふうにしてしまうのです。

しかし、ここまでしてしまうと又触手を開くまで時間がかかり、カクレクマノミはまったくの無防備となり、いつ捕食されてもおかしくない状態になってしまいます。

せめて隠れられるくらいの触手は出してあげておいて下さいね!

イントラさん・ガイドさん、クーからのお願いで~す!!


トウシキ

2009-04-06 | クマノミ類

Osm

これは伊豆大島のトウシキと言うタイドプールで出会った、スパインチークアネモネフィッシュです。

伊豆半島では多分出会った事がないと思います。

人によっては、「人為的に放されたんじゃないか?」と言われましたが・・・

フィリッピンには生息しているので、幼魚の時に海流に流されて来たとしてもおかしくはないんですが・・・??

真偽のほどは分かりませんが、殆ど成魚になっていた珍しいクマノミに違いありませんでした。

ところでこのトウシキのタイドプール、クーにはとても懐かしい所なんです。

その昔、そこで1時間程度の簡単な学科講習の後、シュノーケリングで底に潜りマスククリアーなどをした後で、初めてタンクの空気をレギュレーターから吸いました。

素潜りは海の近くで生まれ育ったせいか、小さい頃から夏だけですが毎年していましたので、なんの抵抗も無く出来ていましたが、逆に、「本当に水中で息が出来るのか?」という事が心配だったのと、かすかな恐怖をおぼえて最初の一呼吸に抵抗があったのを思い出しました。

今でも覚えている学科の内容は、「とにかく水中では常に呼吸をし、決して息を止めないでください」と言う事ですね。

素潜りでは絶対息を止めていなければ大変な事になるので、そのギャップに抵抗があったんでしょうね!

なにはともあれクストーさんに感謝!!