これは富戸・脇ノ浜の左奥で出会ったムラサキハナギンチャクです。
ムラサキハナギンチャクと言えば、西伊豆・大瀬崎の湾内を思い出すダイバーが多いでしょうが、東伊豆・富戸の砂地でもちゃんと生息しているんですよ!
でも大瀬崎のものよりやや小ぶりで、おとなしい感じがしました。
周りに何にもない砂地にポツンとあると、砂漠に咲く花のように思えて暫し観賞してしまうクーなのでした。
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K子さん、M代さん、ちょくちょく見ていただいているそうで、ありがとうございます!
K子さんはクーの拙い写真を、PCの壁紙にしていただいているそうで、嬉しい限りです。
撮りためた昔の写真ですが、また何時でも見にきてくださいませ!!
(^_-)-☆
これは富戸のイソギンチャク畑に居たクマノミです。
ちょっと見、体が黄色っぽくてカクレクマノミみたいですが、ただのクマノミ君です。
まだ若魚で4~5cmくらいでした。
クマノミの幼魚や若魚は、上の写真のような黄色系と黒色系があるようです。
これも同じイソギンチャク畑に居たクマノミの幼魚ですが、こちらは顔だけ黄色くて体は真っ黒です。
クマノミは若い時は皆オスで、一つの集団の中で一番大きい個体がメスに性転換するのは誰でも知っていますよね!
今回クーが気になったのは、クマノミが付いているイソギンチャクなんです。
黒いクマノミが居るほうは、図鑑ではオオサンゴイソギンチャクと出ていますが、黄色いクマノミが居るほうを見て下さい。
一つのサンゴイソギンチャクの左側の触手は丸くなっておらず、まるでオオサンゴイソギンチャクの触手の様になっています。
もしかすると・・・、素人の浅はかな考えですが、サンゴイソギンチャクとオオサンゴイソギンチャクは同じで、その個体がその時の何かの加減で触手が丸くなったり、伸びたり、別の種類みたいに見えてしまうだけなんじゃないか?・・・なんてね?!?
イソギンチャクの種類の同定って素人にも出来るんでしょうか・・・?
これは富戸・ヨコバマの右側にある、イソギンチャク畑で出会ったクマノミです。
イソギンチャクの1mくらい上を舞うように泳いでいました。
彼らは結構気が強く、ダイバーが近寄ってジッと見つめていると、向こうから様子を窺いながら寄って来て、マスクの中を覗いたり、卵を産んでいると時には咬み付いてくることがあります!
前出のクマノミの卵を撮っている時にも、ツンツン突かれました。
目と目が合うとサッと退きますが、ダイバーの目が合わないところをまたツンツンと・・・
彼らにとってはダイバーはシロナガスクジラほどもある怪物!?に違いありません。
にもかかわらず、果敢に追い払おうとする姿に感銘すら覚えてしまうクーなのでした。
「ごめんごめん、こうさんです!」って心の中で言いながら・・・