続 写真は心

お気に入りの写真に気ままな独り言を書き込んでいるブログです。

銀盤の女王

2010-02-28 | 富戸

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これは、富戸の砂地でトリプルアクセル?を決めたニジギンポです。

このニジギンポ、いろんな場所で見かけますが、砂地の真ん中でこういう風に立ち泳ぎでジッとしているのは珍しいかも・・・

まるでフィギアスケートでジャンプした瞬間のようにクーには見えてしまいました。

しかし人には、才能があり、人一倍努力をし、研鑽を積んでもなお、世界一にはなれない時もあるんだと言う現実を突き付けられました。

本番の一発勝負と言う時に、緊張しない人はまずいないでしょうから、そのプレッシャーのストレスでガチガチになってしまう人と、逆にそのストレスがバネになって完璧いやそれ以上を出せてしまう人と、あるんですね~!

見ていて「失敗するなよ~」と、こちらまで硬くなってしまったのと、ジャンプも着地もスムースで「なめらかでプロみたいだな~」って安心して見ていられたのの、その差はメダルの色が教えてくれました。

が、

勝負は始まったばかり、この次を大いに期待しているクーなのでした。


三次元の世界へ

2010-02-19 | 旅行記

Okn

これは沖縄・西表島にあった水中クレバスです。

陸上だったら、底まで下りるのに長~いロープを垂らし、訓練を積んだレスキュー隊員の如くに降下し、上に戻るのに、これまた登山家よろしく三点支持で必死に登らなければなりません。

水が有れば、ダイバーは耳抜きさえすれば、いともた易く上下・前後・左右に移動出来てしまうのです。

これぞダイビングの基本的な楽しみの一つ、ですね!

そういう訳で、クーはサイパンのグロット、ロタホール、グアムとパラオのブルーホール、八丈島のアーチ、雲見の洞窟群などのちょっとミステリアスなポイントが面白いと思いますので、少し本数を潜ってから是非潜りに行ってみてください!!

富戸にも、なんちゃってアーチ?みたいのが有るんですけど・・・

ちょうど昨年の今日にUPしました記念写真がそれなんです。

浅いので、波の静かな時に行ってみて下さいね!

また水中洞窟は、場所によってはかなり危険な事もありますので、現地のサービススタッフさんやレクチュアで入るのを禁止されていたら、素直に止めましょうね!!

クーも、シパダン島の洞窟には奥までは入りませんでしたよ!

まだまだいろんな所で潜ってみたい、クーなのでした。


老いると言う事

2010-02-10 | シパダン

Sip

これはボルネオ・シパダン島のジャングルに生えていた椰子の木です。

熱帯の孤島でのこんな光景は、時の流れが一瞬止まってしまったかのように思えます。

が、 時は常に流れ過ぎてゆき、今この瞬間も留まる事もなく過ぎ去ってゆくのです。

松尾芭蕉さんでしたか、「月日は百代の過客にして行き交う時もまた旅人なり」とか仰っていらっしゃいましたね!

クーの両親は高齢ですが未だ健在でして、それはそれで幸せな事ではあるのですが・・・

先々週に母が外で転倒してしまい、数年前にやはり転倒し大腿骨骨頭を骨折して太いボルトが入っている部位をまた強打してしまい、「痛くて歩けない」との事で車に乗せて病院に連れて行き、なんとか大事には至らずにすみましたが、

数日前、今度は夜中に「父が息が出来なくて死にそうなので直ぐ来てほしい」、と連絡があったのですが晩酌をしてしまっていて、車では直ぐには行けず朝行ってみると、ベッドでいつもの顔つきで苦笑いをして「眞一に昨日電話で言われた通りに薬を飲んだら楽になれたよ」と・・・

心筋梗塞・慢性心不全で肺に水が溜まってしまい、呼吸困難でICU に緊急入院したのは僅か数ヶ月前のことなのに・・・

今年90才になる父は医者嫌い、病院嫌い、入院嫌いで、薬嫌いときたもんだ!

担当医から「薬で辛うじて入院しなくても居られるんですからね!」と、あれ程言われていたのに・・・・・

戦前に教師になる為の学校に行き、漢字も抜群に知っていて、本も凄い数を読んでいて、物事を良く理解している人だと思い込んでいましたので、昨今の父には頸を傾げるクーであります。

緊急連絡用にと携帯電話を買って渡しても、短縮ボタンでのかけ方を何度教えても覚えられない。

先週伝えておいた事を全く覚えていない。

などなど・・・

人間の、人生の、最晩年の姿を、

ひとは皆こうなっていくんだな~と

そして、クー自身もまた同じようにこの道を通り過ぎるんだな~と

妙に冴えた眼で、「年」を「時間」を見つめてしまったクーなのでした。


怒っちゃうよ!

2010-02-01 | 旅行記

Okn

これは沖縄・西表島で出会ったオニダルマオコゼです。

瓦礫の岩場に居て、見つけた時はバクダン岩かと思っちゃいましたよ!

で、この顔どう見ても怒ってますよね~

何に怒っているのかって?

多分・・・

この国に・・・じゃないでしょうか?

この国を牛耳っていらっしゃる、とあるお方にでしょうか??

T中氏とK丸氏の御傍にいらして、「どうやったら後ろに手がまわり、どうすれば知らぬ存ぜぬでシラを切り通せるのか?!」を御勉強されたようで・・・・・

でまた、この国の本の表紙になっていらっしゃるお方が、ご夫婦で中睦まじく金星を眺めていらっしゃるばかり・・・・・

生意気な事を言って申し訳ありません!!

が、ついでにもう一つ!

心・技・体が最高に秀でている人間しかなれない地位に、ただ他を蹴散らして強いだけの人間がなっていて、何をやっても「彼は人気があるから目をつむって、まぁまぁ!」と言うのでは、その世界、ますます人心が離れていくとは思いませんか?

K-1とかの世界も面白くて、彼にはピッタリな世界だとクーは思ってしまう今日この頃でありますが・・・。

オニダルマオコゼもニッコリしてしまう世の中にならないものでしょうかねぇ~

えっ? 無理だって??

・・・・・・・・・・。