続 写真は心

お気に入りの写真に気ままな独り言を書き込んでいるブログです。

空気の世界へ

2008-12-30 | 富戸

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これは富戸・ヨコバマのエキジットスロープです。

陸上生活者のクーは、小一時間、海と言う地球にあるもう一つの世界・海中に遊ばせてもらい、楽しかった思いを土産に元居た空気の世界へと帰らなければなりません。

その時のこの光景は、なんとも不思議な感覚をクーに与えてくれるのでした。

水と空気の境。

空気中に立ちあがってマスクとレギを外し、新鮮な空気を胸いっぱい吸い込みたい衝動と、

このまま鰓が付いて何時間・何日間でも海中を探索してみたい思いが刹那、交錯するクーなのでした。

空気の世界ではあと一日で一年が終わり、また新しい年が始まるらしいです。

クーのブログ、「写真は心」も今回で今年の〆とさせて頂きます。覘きに来ていただいた方々、ありがとうございました!

来年は6日以降の開始とさせて頂きます。拙い文と写真ですが是非また覘きに来てくださいませ!!

それでは皆様、よいお年を!!!

m(●^o^●)m


温泉

2008-12-27 | 富戸

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これは富戸で出会ったアカイソハゼです。

縁がちぎれたカイメンの中に、まるでお風呂にでも浸かっているみたいにジッとしていました。

今年一年の垢でも落としているんでしょうかね~。

クリスマスも終わり、慌ただしくお正月飾りに付け替え・・・

ここにきて急に年の瀬らしさを感じだしたクーであります。

貧乏暇なしのクーは年内ぎりぎりまでお仕事させて頂きますが、お正月には温泉にでも浸かって…とはいかないようで・・・

ところでこのアカイソハゼ、ひかくてき浅い岩場でちょくちょく見かけますが、透明な体に赤い模様が綺麗でジッとしている事が多いので、マクロ派には格好の被写体だと思います。

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グリーンの珊瑚の触手に赤いハゼ!富戸とは思えませんでしょ!?


Xmasツリー

2008-12-25 | 他の水中生物

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これは西伊豆・田子で見つけたイバラカンザシです。

雪のように白化した珊瑚に、とてもカラフルなイバラカンザシは、ちょっと不自然な違和感さえ覚えますが、美しいと云えば美しいですね!?

今日はクリスマスです。クーの家でもちっちゃなツリーを飾り昨日の晩は鶏モモ肉とケーキを家族で頂きました。

残念ながら無宗教のクーは、クリスマスの本来の意義をよく理解してはいませんが、お祭りのようなこの日に、まがりなりにも家族揃って今年も迎えられたことの幸せを、モモ肉を頬張りながら噛みしめていました。

来年は世界的に経済不安や紛争が拡大する事がありませんように!!

MerryChristmas&HappyNewyear!!


魚顔Ⅴ

2008-12-22 | 富戸

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これは富戸の砂地で出会ったシビレエイです。

この時は、散らばってはいましたが3~4匹いました。

おそらく産卵の為に集まっていたんだと思います。

砂地を潜っていても、ごく稀にしか見かけませんので個体数は多くない(砂に潜って眼だけ出していたら分からないけど)と思います。

上の写真の口のように見えるのは皺の線で、エイの鰓と口は裏(お腹)側にあり上からは見えません。

シビレエイは名前の如く、触ると放電しビビビと痺れるそうです!

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試しにちょっと触ってみようかなって思いましたが、前にテレビでアマゾンの沼地に生息する電気うなぎに馬の脚が触ってしまい、その馬は感電死したって言うのを思い出し・・・

ビビビにビビって触れませんでした!

」(^O^)L


魚顔Ⅳ

2008-12-20 | 大瀬崎

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これは西伊豆・大瀬崎の湾内で出会ったオキゴンベです。

一眼レフに替えたらレンズも替えられる!

そこで60mmマクロレンズを買い込み、撮りまくりました。

殆ど動かない生物なら寄れるだけ寄って写せますが、魚類はなかなかそうはいきません。

その中でもこのオキゴンベは、比較的寄らせてくれるお魚さんなんです。

それでもここまで60mmレンズで寄るのは大変でしたよ!

富戸のオキゴンベの顔は

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こんなお顔なんですね!


魚顔Ⅲ

2008-12-17 | 富戸

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これは富戸で出会ったカエルアンコウです。

ファインダーを覗いてみた風貌は、人生経験(魚生経験?)豊富な威厳すら感じました。

体に付いたコケもまた、彼がここまで生き抜いた証し!

アオリイカやエソなどに見つかれば、まず食べられてしまったでしょう。

何よりも自分が餓死しないように獲物を捕らえなければ生きていられませんでしたでしょうからね!

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彼の生きざまが伝わってきませんか!?


魚顔Ⅱ

2008-12-16 | 富戸

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これは富戸・ヨコバマで出会ったベニカエルアンコウの顔です。

こちらも同じピンクのカエルアンコウの仲間ですが、前回のオオモンさんとはだいぶ顔つきが違っていますね!

ベニさんは何度もお目にかかっているせいか、あまり新鮮に感じません。

クーが幼稚園生の頃、白人を間近に見る機会があり、青い目と付け根から高いシャープな鼻、世の中にこんな顔があるんだと、飽きもせず見入っていたのをなぜか思い出してしまいました。

でもこのベニさん、なんだか自分の顔を見てるみたいで妙に落ち着くクーでありました。


魚顔

2008-12-15 | 井田

Ita

これは8月19日に「変色」と題してアップしました、オオモンカエルアンコウの顔写真です。

なんとも不思議な、魚とは思えない雰囲気を持った顔ではないですか?

ピンクなので変色する前の顔です。変色後のも撮っておくんでした!

自然の造形は、「何でこんな…!?」って思わせるものを創りだすものですね!!

それをまたクーは、「う・美しい~」って感動してしまうのです!

変??


デカ顔

2008-12-14 | 大川

Okw

これは東伊豆・大川で出会ったホウボウの顔です。

彼も前回のネコザメ同様、体に比してデカい面…アいや態度ではなく、お顔が大きいかな…なんてね!

クーも旧人類ですので、大顔、胴長、当然短足で、人様の事を言える立場ではありませんのですが・・・・

ついお魚さんのこんなお顔を拝見させて頂きますと・・・

不謹慎にも、正直「面白い顔だな~」って思っちゃうんです!

若魚の時はそんなでもないんですけど、

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むしろ威嚇のために広げた美しい胸鰭に見入ってしまいます。


ネコザメ

2008-12-13 | 富戸

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これはパラオじゃなくて富戸で出会ったネコザメです。

砂地が多い富戸では岩場が少ないので、たまにしか出会いません。

岩場のサザエなどを食べているようですが、砂地の貝なんかも食べるんでしょうか?

砂地の真ん中で出会ったことは一度もありませんね~。

富戸ではこんな

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卵から孵って間もなくの幼魚によく出会いました。

ゴロタと砂地の境目で何回か見ていますが、砂地にも下りて行ってるのかも…。

このネコザメは体に比して顔が大きく、老成すると顔しかないんじゃないかって思えるほどデカ顔になるんです。

昔、伊豆大島で見た老成魚は1mはあったと思いますが、穴の中からこちらを見ているその顔は、ネコと言うよりおたふく風邪に罹った恐竜みたいでしたよ~!!