これは西伊豆・大瀬崎の湾内で出会ったマダコです。
タコは知能が高く、水中でビンの中に閉じ込められても吸盤の付いた足で、中から蓋を開けて出てきてしまいます。
人間社会でも利口な人と、そうでない人がいるようで
せっかく先の大戦後の混乱と疲弊から立ち直り、早い遅いはあっても文明の裕福を享受し、そこから起こる諸問題を一国だけのものとせず、地球規模で解決しなければならないところに差し掛かっているというのに・・・
何ゆえ今、先の大戦時に舞い戻り、悲惨極まりない惨状を再現しようと画策するのでしょうか?
「核を持った。」それだけで本気で米国に勝てるなんて思っていないとは思いますが、不意打ちでソウルや東京をミサイル攻撃出来たとしても、その直後、「北の都」や町々が広島・長崎のように全て灰燼に帰すのは火を見るよりも明らかなのを是非理解してほしいのです。
軍事力の脅威で世界を意のままにしようと言う試みは、日本帝国主義やナチスドイツの大失敗を教訓として、方向の大転換を図ってもらいたいのです!
それこそが歴史認識なのではないのですか?
今ならそれが間に合うのです。
まあ評論家によっては「大口たたきすぎて、口の閉め方が分からなくなっているだけだ」って言う人もいるようですが・・・・・
タコよりかは賢くあってほしいと願うクーなのでした。
これは富戸の砂地に設置されていた、産卵床に産み付けられていたアオリイカの卵のうです。
先日TVで放映されたものを知人宅で見ましたが、この卵のうが他の魚などに食べられないのは、寒天質の中にバクテリアが居てそれが魚の嫌いな物質を出しているかららしいんですね!?
知らなかった事を知るのはとても嬉しいことであります。
もう一つクーが勘違いしていた事は、アオリイカは外洋を泳いで生活しているヤリイカやスルメイカと同じツツイカ類であったという事でした。
もうず~っとコウイカの仲間だとばかり思っていましたからね~!
このアオリイカも一年の寿命で、しかも卵から孵って成体になれるのは一割しかいないんだとか・・・。
こんなに沢山の卵があっても、孵化した途端にメバルやカサゴなどの魚に殆どが食べられてしまうんですね!!
そうやってやっと成体になれた個体をクー達ダイバーは
「ファンタスティック」だの「おいしそう」だのと思いつつ見させていただいているんですね!
ありがとう、アオリイカ!!!
これは富戸のヨコバマの、すぐ右側の砂地にある小岩にいたヒョウモンダコです。
3cmくらいの子ダコでした。胴体に突起が出ているのでちょっと興奮気味でしょうか?
本当に緊張した(怒った)ときは、ブルーの輪模様が太く濃い色になるようです。
今まで出会ったヒョウモンダコは、5cm~10cmくらいで皆小さいですが侮ってはいけません。彼らは結構強い毒を持っていて、昔聞いた話ですが、オーストラリアでシュノーケリング中にこのタコに首を咬まれ、亡くなったと云う事です。
毒のせいなのか?痺れて溺れてしまったのか?よく分かりませんが・・・。
水中では、やたらにいじくると、とんだ目に会う生物も居ますので、ご用心ご用心!!
これは富戸・ヨコバマの真ん前の砂地で出会ったコウイカ(ボウズコウイカかな?)です。
ウミウシと同じ軟体動物であるイカは、大昔は貝を背負っていたらしいです。
絶滅したアンモナイトの仲間の、一部の生き残りかもしれませんね!?
特にコウイカ類は、胴体の背中に貝殻の様な平べったい骨を持っています。
沿岸の比較的浅い海で、あまり早く泳ぎ回らない生態のコウイカ類は、大きな骨を持っていても生きて行くのにさほど支障がないんでしょうね!
外洋で常に泳ぎ続けているイカ(ヤリイカなど)類の骨は、更に細く薄く、一本のじん帯のようになっています。
伊豆で出会うコウイカ類は、5cm~10cm位の可愛いやつで、出会ってもこちらがジ~ッとしていると直ぐ傍まで寄って来てくれることがあります。
サラサエビなどを狙って捕食する瞬間を、観察出来る事がありますよ!