続 写真は心

お気に入りの写真に気ままな独り言を書き込んでいるブログです。

ヤッコ

2008-06-30 | シパダン

Sip

キンチャクダイ科の魚は殆どがカラフルで、その配色も絶妙で美しく目を奪われてしまいます。

このアデヤッコも見て下さい!

鮮やかなブルー地に見事な黄色の入り方!

まさか人間に見せつける為にこんな色使いをしている訳でも無いんでしょうに・・・

特に珊瑚礁で出会うキンチャクダイ科のヤッコ類は、種類種類でよくもまぁこんな模様と色使いが出来たものだと、感嘆感激して眺めてしまいます。

地球が、海が、創りだしたこの美しき生き物たちに賞嘆を・・・!!


べっこう

2008-06-29 | ウミガメ

Sip

ウミガメ。それもタイマイ(鼈甲の原材料)に出会えるのはそう多くはありません。大抵はアカウミガメかアオウミガメです。

タイマイに出会うと甲羅を眺めながら、「これが櫛やかんざし、メガネのフレームやその他の装飾品なんかに成っていたんだ~」って複雑な心境になってしまいます。

石油製品のプラスティックが大量に一般に出回る前は、このタイマイの鼈甲が最適な素材だったんでしょうし、それに代われる物も無かったんでしょうから、材料として捕獲されるのもやむを得なかったんでしょうね!

今はワシントン条約でやっと安心して海底でボーっとしていられるようです。

それにしてもシパダンの海はウミガメが多く、出会ったウミガメ達の殆どはお昼寝中でしたね!

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これもぐっすりと眠り込んでいるアオウミガメです。

ガ~ゴ~とイビキが聞こえてました。

冗談です!!


黄昏

2008-06-27 | お気に入り

Sip

前出の「アンニュイ」に写っていた桟橋から眺めた夕日です。

本当に一日中潜り呆けて気持ち良く疲れ、束の間ぼ~っと海に落ちてゆく夕日を見つめる。

どなたかがおっしゃってましたが、「よく用いられた一日は良い眠りをもたらし、よく用いられた一生は安らかな死をもたらす」・・・と。

最近になって、この言葉が現実味を帯びて良く理解できるようになりました。

人は(クー自身は)何の為にこの地球に生を受けたのだろうか?

何の意味もない、ただの偶然の産物なのでしょうか?

意味付けして、自分自身を納得させようとしているだけなんじゃないのだろうか?

結論は・・・未だに分からないけれど、人(他人)が喜んでいるのを見るとクーも嬉しくなるから、人の為にちょっとでも何か出来れば・・・

それがクーの、人として生まれてきた役割なのかな~と??

まぁ今日も最低限、人様に迷惑をかけないように「よく用いられた一日」を送るとしましょう!!

ネッ!


癒される

2008-06-25 | お気に入り

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クーの家族が大変気に入って、毎年必ずお邪魔してしまうペンションがあります。

クーのダイビング友達が紹介してくれて一緒に泊まったんですが、クー自身も、かみさんも、娘も大いに気に入ってしまい以後クーの家族だけでも来るようになってしまいました。

オーナーご夫妻の心優しさがにじみ出る対応や、お世辞抜きに美味しいディナーのコース。

またお風呂が3種類もあってそれぞれが趣向を凝らした造りで、入るのが楽しみになります。

そして最近は娘さんと彼氏(アッ結婚されていましたらごめんなさい!)のお二人もシッカリとヤングオーナーなさっていました。

今回は一度は食べてみたかった黒毛和牛のコースを、奮発していただかさせてもらいました。

オーナーご夫妻がお出かけ中との事で、ヤングオーナーお二人で対応されていましたが、素晴らしい対応ぶりにまたまたお気に入りに拍車がかかりました。

ペンション名等は確実に了解を得てから公開したいと思いますので今回は控えさせていただきます。

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戦場ヶ原の山々も梅雲たなびく状景でしたが、雨の止み間に散策していたら娘のトレーナーに何処からかこんな、

エゾハルゼミが留まったんです。勿論撮影後に帰してあげましたよ!

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7月1日にこの記事の「あかりの宿ヴィラ・リバージュ」さんからリンクを了解との返答がありましたので、このブログのサイドバー左側に「お気に入りの宿」としてURLのリンクを張らさせて頂きました。

是非一度行ってみて下さい!


緑の珊瑚礁

2008-06-22 | サンゴ

Sip

この日のシパダンの海はプランクトンが多くて、昼間から薄緑色に濁っていました。

サンセットダイビングでは潜って間もなく、あたり一面こんな風に緑一色(役満です)って言う感じでした。

ハナダイ達はプランクトン食べ放題って感じで、嬉々として薄暗くなっても舞うように食べまくっていました。

食糧となるプランクトンが豊富でそれを食べる小魚が増える。

その小魚を食べる中型の魚も増え、またそれを食べる大型魚も当然増え・・・と。

道理で島の周り中魚影が濃い訳です!

良い環境の歯車がここではユックリ、ジックリ、回り続けているんですね!!


羽化続々

2008-06-21 | カブト・クワガタ

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前出の「満腹青虫」で蛹になったナミアゲハのその後です。

蛹になって10日後、蛹の中が透けて蝶の模様が見えるようになります。

こうなった翌朝の3時30分、アッと言う間(3~4分)に羽化しました。

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黒線が太いこのタイプと

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やや細めのこのタイプがあります。♂・♀の違いだと思います。

このナミアゲハも羽の裏側がまた美しいんです!

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毎年7~8匹孵して野に放つんですが、ひらひらと飛んで行く後姿に「天寿を全うしろよ!カラスなんかに食われるなよ!」って心の中でこっそり応援してしまうクーでした。


祝 成虫

2008-06-20 | カブト・クワガタ

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この蛹は前回のカブト・クワガタコーナーに出ていたクロアゲハの方です。

蛹になったばかりの時はこんなに“グリーンだよ”なのに、時間とともに茶色から殆ど黒へと2~3日間隔でどんどん変色していきました。形も変化してますね!

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そして羽化したのが・・・こちら!!

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祝 新成虫おめでとうございます!

実は今朝5時45分のことでございました。

そしてまた実は、今もカーテンの上の方にこの写真のごとくジッと留まっているんでございます。

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羽の裏がまた、黒地に赤と白の粋なこと!!

蝶のマニアなコレクターは卵から成虫になるまで飼育し、

羽化して羽が完全に広がって、乾いたその時に標本にしてしまうんだそうですが、クーにはとても可哀そうで出来ません!

よネッ!?


Wベッド

2008-06-19 | シパダン

Sip

この2匹のチョウチョウコショウダイは、何処からともなく現れて、

クーが居る真ん前のテーブルサンゴに、さも当たり前のように乗っかり、そのままジッと動かなくなりました。

ふと気が付くと、あちらのテーブルサンゴ、こちらのテーブルサンゴで同じようにコショウダイをはじめ色んな魚達が乗っかってジッとして居るではありませんか。

そうか!

そうなんだ!

彼らは何時も寝る場所(テーブルサンゴベッド)が決まっているんだ!

ウムウムと水中で妙に一人納得し、うなずいてしまったクーでありました。

こんな光景を見る事が出来たのは、シパダン島でのサンセットダイビングがあったればこそ、ですね!

日本のダイビングサービスも、このサンセットダイビングを取り入れれば、いろいろな魚達の普段見られないシーン(産卵シーンなどは殆どが昼と夜の間に行われる)などをファンダイバーに見てもらえ、お客さんも増えるとクーは思うんですがね~!


ねぐらへ

2008-06-18 | シパダン

Sip

サンセットダイビングで出会ったテンジクイサキの群れです。

どう見ても暗くなる前にねぐらに帰らなきゃ・・・って感じの急ぎ方でしたよ!

シパダン島では1mを優に超えるカンムリブダイが沢山居て、その一匹一匹がドロップオフのちょうど体が横たえられる大きさの凹みで寝ているんです。

あの大きなカンムリブダイがドロップオフの壁一面にボコボコと横たわって寝ている光景は、まず驚きを持って見つめてしまうでしょう!

残念ながらターゲットライトが光量不足だったのか、開放絞りでもシャッターが下りず遂に撮る事が出来ませんでした・・・。

あの薄暗さでも今のデジタルカメラなら難なく写せたでしょうにね!


サンセットダイビング

2008-06-17 | シパダン

Sip

この写真はやはりシパダン島でのものですが、

ナイトダイビングの前にサンセットダイビングと言うのがあり、かなり傾いた太陽の中、海に入って行くのはナイトダイビングとは別の面白さがあります。

入ってすぐは海の中もまだまだ明るく、小魚達も珊瑚の上を舞っています。

潜っている途中から徐徐に薄暗くなってくると、いろいろな魚達が自分のねぐらに帰って来て、

「へ~、この魚はこんな所で何時も寝てるんだ~」って

新発見したかのような面白さを感じます。

夜中に動き出す魚や生き物達もまだ動きださず、昼と夜の挟間を垣間見るダイビングってのもオモローなもんですよ!