続 写真は心

お気に入りの写真に気ままな独り言を書き込んでいるブログです。

基本4種の4

2008-10-31 | ウミウシ

Fto

これもまた富戸の砂地で出会ったアオウミウシです。

今まで出会ったウミウシたちの中で、最も多く見ているのがこのアオウミウシなんです。

西伊豆・井田ではこんなポーズのアオウミウシにも出会えました。

Ita

登っちゃったは良いけれど「ママこわいよ~」って言ってるみたいに見えちゃって、キャワユ~ィ!!

また8月の西伊豆・田子では、

Tgo

初めてのデートみたいなこの二人、なんか初々しさを感じませんか?

それにしても背中の模様は、白あり、黄色あり、線あり、点々ありで、

おもしろい!じつに、おもしろい!!んであります。

出会ったらその都度チェックしましょうね!


基本4種の3

2008-10-30 | ウミウシ

Fto

これも富戸の岩場で出会ったコモンウミウシです。

ほかの3種にはいろいろな場所で何度も出会っていますが、このコモンウミウシはこの時だけだったと思います。

水中写真をやる前には、見ていてもエキジットしたら殆ど忘れていましたので(ログさえも付けていませんでしたからね~)・・・。

やはり記録は大事です。クーは結婚と引っ越しのバタバタで数十枚の水中写真と記録ノートを紛失してしまい今も探しています。

「あんな写真があったのに」とちょっと残念に思っています。

それにしても、このコモンウミウシは見ていてとても爽やかに感じますね!

白と青のせいでしょうか?

黄色の小斑点も可愛らしさを演出していますよね!?


基本4種の2

2008-10-29 | ウミウシ

Fto_2

これは富戸の岩場に居たシロウミウシです。

良く見る事が出来る基本種だけに、あちこちで目撃しています。

いずれも岩場・ゴロタでの出会いです。

白地に黒斑点はダルメシアンを思い起こさせます。

思わず、あたまナデナデしたくなっちゃいました~!

また伊豆大島では黒班の模様違いの

Osm

こんな二人が別れゆくロマンチックなシーンが・・・

(どこがじゃ??)


ウミウシ基本4種

2008-10-28 | ウミウシ

Ita

これは西伊豆・井田で出会ったサラサウミウシです。

「ウミウシガイドブック②」では伊豆半島で見られる基本4種と言うのが有って、ダイバーが潜れば誰でもどこでも見られる生息数が多い種類の4種だと思います。

東伊豆・富戸でも

Fto

こんな綺麗なのに出会えました。

皆さんも勿論もう目撃している事でしょうね!


ドギツく爽やか

2008-10-24 | ウミウシ

Fto

これは富戸・脇ノ浜から左奥の岩場で出会ったサガミリュウグウウミウシです。

この個体を爽やかな色使いと見るか、毒々しいと捉えるかは個々人の感性によるでしょう。

鮮やかな青地にレモンイエローの斑点、鰓葉は落ち着いた緑に黒い線。

クーはこれを、美しいとしか表現できません!

青黄緑、触覚と縁取りの黒・・・彼にはデザイナーとコーディネーターが専属で付いて居るんじゃないかとさえ思ってしまいます。

図鑑には、カラーバリエーションの個体が幾つか載っていますがそのどれもが美しいです。


色付き

2008-10-23 | ウミウシ

Osm

これは伊豆大島で出会ったクロスジウミウシです。

前回のネズミウミウシの様に、単色でシックなのもオツなものですが単純なクーとしては、やっぱりカラフルなウミウシがウミウシらしいな~なんて思っちゃいます。

この時は大きなうねりが海底まであって、このクロスジウミウシも流されまいと必死に岩にへばり付いていました。

白い体に細い黒線、体の回りと触角と鰓には黄色をあしらってみました。

そんな言葉がこのクロスジウミウシから聞こえてきそうです。

簡単な色使いながら、かなりなハイセンスの持ち主とみましたよ!

実はクーは、ウミウシの中でこれだけは出会ってみたいって思っていた(今も思ってる)のがいるんです。

その当時ロボイと呼ばれていたボブサンウミウシなんです。

なぜかその色模様に強く惹かれ、是非写したいものだと探していました。

残念ながら未だ果たせないでいます。


今年の干支

2008-10-22 | ウミウシ

Fto

これは富戸の砂地をゆっくり這っていた、ネズミウミウシ(多分)だと思います。

鰓葉などが黒すぎるけどカラーバリエーションなんでしょう。

たまたま砂地で出会ったので、地味なのに目立ってました。

ゴロタで岩にジッとして付いていたら、見落としてしまうかもしれません。

「ウミウシガイドブック②」には、著者の鈴木敬宇氏が課外授業の講師を務める伊東市立川奈小学校の生徒たちが、最初に観察を始めたウミウシだとあります。

『決してかわいいともキレイともいえないが、ないがしろにはできない。』ウミウシさんなんですね~!

どんな観察結果が出たのかな~!?


美しきイガグリ

2008-10-21 | ウミウシ

Ita

これは西伊豆・井田の泥地にいたイガグリウミウシです。

周りが泥砂の中で、濃い黄色の体に白い突起があって、その先端が爽やかなピンクときたもんだ!

まさに掃き溜めに鶴って感じですね!!

この個体は結構大きく4cm近くありました。

小さいのは1.5cm位のこんな

Fto

可愛いのもいます。

砂糖菓子のようで、塩っぱいレギュを吐き出しコイツをお口に頬張ると・・・・

大変なことになると思いますので絶対におやりにならない様に!

・・・え?

クーしかそんなこと考えないって??

・・・・・・・だっふんだ~~!!


変身前?

2008-10-20 | ウミウシ

Tgo

これは西伊豆・田子で出会ったフタイロニシキウミウシです。

また「ウミウシガイドブック②」によりますと、

『フタイロニシキからニシキウミウシへ大変身!?』と言うページが有り、『体長5cm前後のフタイロニシキウミウシと10cm前後のニシキウミウシは同じ種類の幼体と成体なのでは?という大胆な想像が楽しめる。』とあります。

著者の鈴木敬宇氏が撮り貯めた、この二種間を埋めるバリエーション写真の素晴らしさは称賛に値します。

もしご覧になっていらっしゃらない方がいらしたら是非ご覧下さい!

伊豆でよく潜る方には必携の一冊だとクーは認識した次第です。

・・・え?

知らなかったのはクーだけですって??

・・・・・・だっふんだ~~!


色彩変異

2008-10-19 | ウミウシ

Fto

これも富戸の岩場で出会ったニシキウミウシです。

やはり「ウミウシガイドブック②」によりますと『本種は世界中から色彩変異個体や近似種が報告されていて、・・・』と有り、日本産のニシキウミウシも、1989年に馬場菊太郎と言う先生によって3タイプに細分されていました。

上の写真は「細別名ダイニニシキウミウシ」と呼ばれるタイプだそうです。

二番目に多く目撃されているのでダイニなんだと思います。

クーの目撃数では一番多いタイプなのですが・・・、

伊豆半島で一番多いタイプは、この

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写真の様な色模様なんだそうです。

そして最も数が少ないのは「細別名ヤマモトニシキウミウシ」で、足縁には青紫の縁取りがないんだそうです。

今度ウミウシを見つけたら足縁を良く見て下さい!

もしかしたら数の少ない「ヤマモトニシキウミウシ」に出会うかもよ~。