これは伊豆大島で出会ったクロスジウミウシです。
前回のネズミウミウシの様に、単色でシックなのもオツなものですが単純なクーとしては、やっぱりカラフルなウミウシがウミウシらしいな~なんて思っちゃいます。
この時は大きなうねりが海底まであって、このクロスジウミウシも流されまいと必死に岩にへばり付いていました。
白い体に細い黒線、体の回りと触角と鰓には黄色をあしらってみました。
そんな言葉がこのクロスジウミウシから聞こえてきそうです。
簡単な色使いながら、かなりなハイセンスの持ち主とみましたよ!
実はクーは、ウミウシの中でこれだけは出会ってみたいって思っていた(今も思ってる)のがいるんです。
その当時ロボイと呼ばれていたボブサンウミウシなんです。
なぜかその色模様に強く惹かれ、是非写したいものだと探していました。
残念ながら未だ果たせないでいます。
これは西伊豆・田子で出会ったフタイロニシキウミウシです。 また「ウミウシガイドブック②」によりますと、 『フタイロニシキからニシキウミウシへ大変身!?』と言うページが有り、『体長5cm前後のフタイロニシキウミウシと10cm前後のニシキウミウシは同じ種類の幼体と成体なのでは?という大胆な想像が楽しめる。』とあります。 著者の鈴木敬宇氏が撮り貯めた、この二種間を埋めるバリエーション写真の素晴らしさは称賛に値します。 もしご覧になっていらっしゃらない方がいらしたら是非ご覧下さい! 伊豆でよく潜る方には必携の一冊だとクーは認識した次第です。 ・・・え? 知らなかったのはクーだけですって?? ・ ・・・・・・だっふんだ~~!
これも富戸の岩場で出会ったニシキウミウシです。
やはり「ウミウシガイドブック②」によりますと『本種は世界中から色彩変異個体や近似種が報告されていて、・・・』と有り、日本産のニシキウミウシも、1989年に馬場菊太郎と言う先生によって3タイプに細分されていました。
上の写真は「細別名ダイニニシキウミウシ」と呼ばれるタイプだそうです。
二番目に多く目撃されているのでダイニなんだと思います。
クーの目撃数では一番多いタイプなのですが・・・、
伊豆半島で一番多いタイプは、この
写真の様な色模様なんだそうです。
そして最も数が少ないのは「細別名ヤマモトニシキウミウシ」で、足縁には青紫の縁取りがないんだそうです。
今度ウミウシを見つけたら足縁を良く見て下さい!
もしかしたら数の少ない「ヤマモトニシキウミウシ」に出会うかもよ~。