『ターミネーター』シリーズの第6作目。本シリーズは衝撃の第一作ならびに最高傑作と言われる第二作までをジェームズ・キャメロンが監督、第3作は監督が変わりサラ・コナーの息子ジョンが青年で登場、第4作は審判の日以降のジョンの活躍を描き、第5作は別の主人公の展開だった。今回のニュー・ヘートは第3作以降で別の展開になっていたものを、ジェームズ・キャメロンなりに正規の展開の物語に戻したものと言っていい。
やはりこのシリーズは未来から派遣されてくる殺害者ターミネーターとそれから主人公を守るアーノルド・シュワルツ・ネッガーの登場が王道。その王道はそのままだが本作は驚くほどに激烈な映像の連続となっている。激しいカーチェイスでも驚かされるが空を飛ぶ航空機と航空機、航空機の中での死闘など絶え間ない見所の連続だった。
サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンを含めこのシリーズに必要な人物が総出演した集大成の映画であり、またそれぞれが織り成す感情も深く描かれ、さすがジェームズ・キャメロンと唸ったのが実際。
映画『ターミネーター:ニュー・フェイト(邦題)』公式予告編ver.2 (日本語字幕)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます