花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

大塩辛蜻蛉

2006年07月02日 22時53分27秒 | 
ごく普通のトンボの中のトンボ、オオシオカラトンボ。枯れた水芭蕉の花の上。
真上から見れば、尻尾の太さ・くびれでシオカラとオオシオカラの区別ができるのだが、見なかったのでこれは実は曖昧。

もっと大きいトンボになれば、体からしっかり生えた足でがっしりと停まるが、体重など無い同然のこれなどは、それにしてもよく停まっていられるものだ。


100-400APOレンズの初出撃での一葉。
500レフとは、背景具合に加えて色の出方も何か違うような気がする。

MINOLTA AF APO TELE ZOOM 100-400/4.5-6.7

2006年07月02日 22時40分26秒 | Weblog
結局、買ってしまった。一年保障つき・状態:良の中古品¥55,000。
かつて鳥撮り用に500レフか100-400APOかどちらが良いか店員さんに相談したら「両方買うといいからまずディスコンの400APOから」と勧められた、いわくつきの逸品。
SONYがしばらくは新型を出す気が無いようなので、見た瞬間が買い時。

大きさは、畳んだ状態だと500レフよりわずかに細く長いくらいだが、ズームで伸びると、かような大砲めいた代物になる。
非常にフロントヘビーで、特に縦位置に構えた時に眩暈がするほど安定が悪い。
しかしやはり単焦点レンズに比べると、ズームレンズは自然に口元が緩むほど便利。

レンズの明るさは開放でも200mmからF6になり、結局F8くらいにした方が輪郭が綺麗に出るのでシャッタースピードは稼げない。
しかしAPOレンズだから色収差の偽色は少ないし、期待以上にシャープな絵を出してくれるので極めて良いレンズであることに間違いは無い。

何より、500レフに比べると望遠は100(150)mm短いものの、2m近づけるのが虫・花撮りに有難いし、ボケも綺麗。しばらく500レフの出番がなくなりそうだ。