花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

黄糸蜻蛉

2006年07月15日 21時48分43秒 | 
鮮やかな緑の苔の中で、色飽和を起こすほど鮮やかな黄色のキイトトンボ。
色は派手だが、何だか現実感の無い生き物なので存在感はそれほどでもない。

遠目に見ると小さい棒状の物体がフワフワしているように見え、まるで生き物感が感じられない。
そんな、良い物体である。尻尾の先の黒のワンポイントがおしゃれ。

祇園祭 宵々々山

2006年07月15日 00時52分23秒 | 夜景
長刀鉾。
金曜日のヨイヨイ宵山は未だ本番の雰囲気ではないが、その分、これからの高揚感がそこはかとなく空気に漂う。

肩から提げたカメラで、適当にシャッターを押した子供目線などと遊んでみるのも楽しい。

疫病除けの祭りである祇園祭、食品衛生上宜しくないこの季節に執り行うのは理にかなっているが、この数年で夜店のバリエーションはグッと肉っ気、油っ気にシフトした。どうなんだろう。あと、普通っぽいベビーカステラの夜店に行列ができていたのは何だったんだろう。
角煮コロッケとか巨大豚まんやカバブ系は実に魅力的だが、その陰で綿菓子や金魚すくいがレッドデータブック記載種に登記されかねない惨状も呈していて、時の流れを感じる。