花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

鴛鴦 11

2007年10月14日 21時20分06秒 | 
今シーズンも早いうちから既に到着していたオシドリ。
並んでいるマガモと比べるとふた周りほど小さい体だが存在感は抜群。
マガモの方は今シーズンに向けての顔の緑もそろっていないタイミングで、剥げたようなボロなような頭。
オシドリはまだ数がまだ少ない。去年と同じなら、正月くらいには群れといっても差し支えない数が揃うことになるはず。


ここはオシドリを2~3メートルの距離で見られる世界的にも貴重な場所であるが、上から見下ろすだけでなく目線の高さで撮れたのは今回が初めて。
傾いた杭の上に一本足で器用に長いこと安定していたメス。


あいかわらずハデなオス。
ちょっと上を向いた角度は地味に珍しいショット。




こちらは今年6月下旬に同じところで撮ったもの。
シーズン完了し、地味な姿に変わって山にみんな帰って、居残り組。
トサカも銀杏羽も抜けてクチバシもズズ黒くなり、立派なヒゲが余計貧乏くさい姿。
写真を撮ったがあまりにかわいそうな図なのでリアルタイムで更新するに忍びなかった。
4ヶ月でまた綺麗にならないといけないのにご苦労なことで。


居残り組は、つまりシーズン中にカップルの作れなかった組だったのだろうか。
メスの方の居残りさんはマイペースであったが、翌月訪ねた時には両方いなくなっていたのでこの後のことは不明。

上の綺麗なのと並べてみたかった図である。



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