国鉄・宮之城線の今 ３２０

　会館の反対側に回ってみると、これまたいろいろな記念物が展示されていました。

　駅名標はもとより、なんと言っても、左手に写っている昔の様子の写真に心惹かれます。



　以前、昨年秋に、宮之城で開催された特別展示「宮之城線の思い出」の内容を私は批判しましたが、私の欲求不満の原因は当時の物品は数多く展示されていても、当時の様子の写真の展示が決定的に少なかったことでした。

　あちこちの記念会館にある写真や個人が所蔵している写真を広く集めて展示していれば、当時の町や人々の様子、関連して鶴田ダム建設や永野金山、川内川の水運などを関連づけて、見にこられる方々の思い出をより鮮明に刺激したのではないかと思うのです。


　鶴田駅同様に、常に開放されていない記念館が多いだけに、関係者のみなさま方にはぜひ尽力していただきたい点です。

国鉄・宮之城線の今 ３１９

　鉄道記念会館の中には、なんと列車の座席がありました。
　
　びっくりでした。

　
　でも、よくよく見てみると、座席の上の写真には、多くの線路が写っています。きっと昭和３０年代後半、鶴田ダム建設当時のものではないかと思われます。

　ああ、すぐ近くで見てみたいという思いにかられました。

国鉄・宮之城線の今 ３１８

　私が訪れたこの日、鉄道記念会館では小学生が一人ゲームをしながら、私を「出迎えて」くれました。

　会館自体には鍵がかかっており、入室は叶いませんでした。